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郡山 安積蒸溜所見学記/年度末の東北旅 その1

年度末の有休消化の為、2月、3月と少々休むことになった。
Xで知ったJR東日本のキュンパスを利用して東北へ向かうこととした。
折よく2月開催の郡山は安積蒸留所のブレンディングセミナーに当選し、郡山→仙台の日帰り旅を計画したのだった。

今思えば多少強引な行程だったかもしれない。

郡山駅近くの老舗で頂いたトンテキ。独特の緊張感ある雰囲気だった。

安積蒸留所では製造工程をかなり間近で見学させて頂いただけでなく、案内や説明は実際に製造を担当されている黒羽氏に行っていただいた。(ウイスキぺディアに出ていた人だ!となった。)

かなり詳しくご説明頂いたほか、写真も自由に撮らせて頂いたのだが、どこまでwebで公開して良いのか分からないので、写真は蒸留釜と笑顔の黒羽氏の物だけを掲載させて頂くことにした。

各種データはJWICのものをご覧頂きたい。
https://jwic.jp/distillery/asaka/

原料の麦芽はクリスプモルト社のものを使用。
一部国内産の麦芽も導入しているとのこと。
中でも発酵槽がステンレス桶から木桶に切り替わった経緯についてのお話が特に印象に残っている。

ブレンディング体験についても自社モルト原酒4種類と輸入グレーン原酒を散々飲み比べさせて貰い自分なりのテーマでバッティングを行うことができた。

安積蒸留所と猪苗代湖の関係から、アードベッグ蒸留所とウーガダール湖を連想し、オロロソ樽の原酒とピーテッド麦芽を用いたホグスヘッド樽原酒を中心にバッティングを行った。写真右は東京に戻ってから購入したBEAMSのプライベートボトル。

更に過去のリリース品を中心に様々なボトルを試飲させて頂いた。調子に乗って飲みすぎてしまったと思う。特にアメリカンホワイトオークの新樽で後熟させたバニラ全開の次期新商品と、ピノノワール樽で7年熟成させたBEAMSのプライベートボトルが刺さった。

まさに太っ腹なラインナップ。

黒羽氏はじめ笹の川酒造の皆様、貴重な経験を誠にありがとうございました。

工場のすぐ前の通りからバスで郡山駅に向かえることが分かり、バス停で待つが中々来ない。駅に着く頃には予定していた新幹線まで残り数分となってしまっており、やむなく走ってホームに向かうこととなってしまった。

これが良くなかった。

普段殆ど運動しない私の心臓は、全力で全身に血液を送り出し、一気に酔いが深まってしまったのだ。
仙台駅に着いた頃にはすっかり出来上がってしまっていた。

牛タン屋に入ったもののとても追加飲酒する気持ちになれなかった。(一応麦飯をおかわりして退店。)その後はポカリの900mlペットボトルを片手に2時間近く仙台の街を徘徊して酔い覚ましをすることになった。

たんや善治郎
謎に麦飯をおかわりする意地を見せた。

そろそろ酔いも醒めて来た頃、情けなさの中、ふとここは横横家の近くではないかと気がついた。かつての吉村家直系店の仙台支店。20代の頃に乃木坂の追っかけや、赴任している仲間に会いにこの地を訪れた際、〆は必ず横横家だった。しっかりとした醤油の香りが想起される。仙台で2時間を無駄にしたが、過去の思い出と共にこの旅を丸く締め括りたくなった。

臨時休業だった。

失意のまま駅に向かう途中で2軒目の牛タン屋に入り、牛タン焼きと瓶ビールで何とか旅を〆たが、帰りの新幹線の中では仙台・宮城へのリベンジの想いが募るばかりであった。

牛タン焼き専門店 司
正直言って何となくの瓶ビールであった。

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