ワインが『難しい』のは、欠陥ではなく『仕様』だ。——安易なコスパ推奨への宣戦布告
思考を「澱(おり)」にしないための、日々のデキャンタージュ
書くことを怠れば、脳は腐る。
これは比喩ではなく、実感に近い。私にとって「書くこと」は、日々のアウトプットであると同時に、脳内に溜まった情報の澱を取り除くデキャンタージュのような作業だ。
最近、仕事のルーティンに追われ、メルマガを週に一度書く程度に執筆活動が停滞していた。だが、動画制作よりも圧倒的にコストの低い「書く」という行為こそ、知的な退化を防ぐ最後の砦だ。自分の思考を言語化し続ける習慣だけは、死守しなければならない。
さて、先日YouTubeに届いたあるコメントが、私の執筆意欲に火をつけた。
「そんなに飲んでいるなら、価格別におすすめを教えてほしい。純粋に『液体としての価値』だけで。」
この質問主は、鋭い。おそらくワインが「物語」や「ブランド」という虚飾に彩られた飲み物であることを、本能的に理解しているのだろう。
ワインという名の「心地よい洗脳」
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