【万葉集を読む】「まず咲く花の 地に落ちめやも」
春の雨がやわらかに降っておりました。
万葉文化館連続講座「万葉集を読む」を聴講させていただきました。













令和7年度連続講座のテーマは「巻8ー秋と冬の歌ー」です。
第11回目の今日は1645~1654までの10首。
大伴坂上郎女の歌2首もありましたが、文化館の雨の庭の植物を見て、なんとなくしっくりな、県犬養娘子《あがたいぬかいのおとめ》のこんな歌がありましたので、読み返します。
県犬養娘子の梅に寄せて思ひを発せる歌一首
今のごと 心を常に 思へらば まず咲く花の 地に落ちめやも
(巻8-1653)
(訳)今のように心を平常にして慕っていたなら、初々しい最初の花がたやすく地に落ちるような、あんなことがどうしてあったろうか。
(奈良県立万葉文化館 万葉百科より)

連投失礼しました。
おしまい
2026.2.25
