嗚呼インフルエンザ陽性〜イナビル初体験〜
過去最速の冬休み突入!
鼻をぐりぐりされてから、昨日は15分ほど待たされたのに、今日は2分で再び診察室に呼び戻された。
その意味がすぐにわかった。すぐに反応が出たのだろう。
「A型、陽性ね。昨日はまだ早かったのかな?ちゃんと陽性が出て良かったね」
老先生、なんだか嬉しそうだ。
僕の勤める会社では、インフルエンザやコロナに罹患した際には、発症後◯日間は出勤停止といった明確なガイドラインが存在する(今の時代、どこの会社もそうだと思うが)。
もともと、来週から冬休みの予定だったため、今日(12/25)陽性反応が出たことで、残りの営業日の出勤停止が決定した。
要は、僕の冬休みが始まったのだ。
とはいえ、やはり、会社に対して申し訳ない気持ちが強い。
僕の部署では、女性比率が高い。年末の大掃除や各インフラ配管のバルブ閉めなど、高いところや腕力が必要な部分で男手が必要となる。それらを、全部パスすることとなる。
文句を言いながら渋々と、年末最終チェックをしている女性メンバーの顔が浮かぶ。
ごめんなさい。
もうこればかりは仕方がない。そう割り切って、本日より(昨日(12/24)も休んだから昨日からか)、冬連休に突入いたしました。
処方箋ルールに苛立ちよりも呆れ
さて、いつもより3日も4日も長い冬休みだぜ、どこ行こっかなー、なんて気分には当然なれず。
高熱で朦朧とする頭で、まずはインフルエンザの特効薬を一刻も早く投与せねば。
しかし、処方箋を貰う際、今年の流行があまりにも爆発的だと裏付ける出来事が。
「今回のインフルエンザ薬は、イナビルという吸引型の薬になります。この薬は当院を出たすぐの薬局に在庫がありますが、もう一つ処方された咳止めの在庫がありません」
——えっと、じゃあ他の薬局に行く必要があるってことですね?
「その通りです」
——とりあえずイナビルだけそこでもらって、咳止めはまた後日、他の薬局に行ってもらいます。
「それはできないんです。処方箋は1枚で1回しか使えないんです」
思考能力の低下した頭で考えた。選択肢は以下二つに限られる。
①すぐそこの薬局でイナビルだけもらい、咳止めは諦める
②他薬局でイナビルと咳止めをもらう(ただしこの場合、他薬局に薬の在庫があることを確認しなければ無駄足となってしまう)
1枚の処方箋が1度きり有効とは、誰がなんの目的で作り誰が得するルールなんだろう。少なくとも患者目線ではなく、医療サイド側の都合だろう。苛立ちよりも呆れに近い感情が湧いてきた。
車に戻り、他薬局を検索する。目の前にある薬局の次に最寄りの、大手チェーン店ドラッグストアが、幸いにも処方箋を受け付けていることがわかった。早速電話して、在庫を確認すると、両方の薬ともありますよ、と教えてくれた。
慎重に車を走らせて、ドラッグストアに行き、何とか無事に薬を入手。
帰宅。

コロンビアの大袈裟なダウンジャケットを着て、しっかりとフードまで被っていたが、奥歯がガチガチとする。寒い。

イナビル投与!
処方されたイナビルは2セット。1本の中に①と②の薬が入っていてそれぞれ吸引する。それを2本とも吸う。
写真付きの説明書が添えられていて、わかりやすい。薬をドラッグストアでもらう時にも、詳細な説明があった。普通の飲み薬や点鼻薬と違い、少し変わったタイプの薬ゆえか、戸惑う人も多いと思う。せっかちな人は説明書を読まず、上手に吸引できないケースもあるだろうと容易に想像できる。

まずは薬の容器の底をトントン打ちつける。粉体の薬をケースの底1箇所に集めることが目的。ケースの中に散乱した状態だと、効率よく吸引できないからだと想像した。

こうすることで①側の粉体部屋が吸引口とつながる。

吸い込む時は少し顔を上げて吸い込むことが推奨されている。
吸ってみた感想は「?」
吸えているんだか吸えていないんだか全くわからない。味覚嗅覚共に死んでいるので、味も匂いも感じない。
再び、トントンする。
この時、しっかりと①でも②でもない、最初のニュートラルな状態に戻してトントンすることが大切だと、薬局の店員さんが教えてくれた。どちらかの粉体部屋が吸引口と繋がった状態だと、トントンする際に舞い上がってしまうケースがあるそうだ。

再び吸引。
これを何度か繰り返す。
途中、やはり本当に吸引できているのか否か不安になる。
説明書には粉体部屋のビフォアアフターの写真が記載されている。部屋の底に粉体が残っておらず、全体が白っぽくなっていればOKらしい。

もう一度繰り返した
イナビルの効果は?
イナビルを吸引する際、39℃だった。
6時間後、39℃。
その間もずっ大人しくベッドに横になり、部屋は加湿し、ビタミン入りの水分を摂り続けた。
うーん、即効性はあまりないのかも。
寒気もおさまらないし、普段全くない頭痛までやってきた。
あれー、インフルエンザってこんなに辛かったっけ?
いかんせん20年ぶりなもんで、完全に忘れてしまったよ。
とりあえず、解熱だけでも何とかならないか。
そこで僕は、自らの判断によりロキソニンを己の体内に追加で投与したのだ。
その1時間後。
36.2℃。
あっさり。何というロキソニンの即効性!
就寝前、前回投与から6時間空いていることを確認し、もう一錠服用した。
翌朝(12/26)、9時間の睡眠後、目覚めも悪くない。
喉の違和感もないし、発熱している感覚もない。
検温してみる。
36.4℃。
すでにロキソニンの持続効果は切れているはずだから、インフルエンザの症状自体が鎮静化したと思ってもいいだろう。
インフルエンザに対するロキソニンの解熱有効性は実感できた。
しかし、ロキソニン自体に抗インフルエンザ効果があるわけでないので、やはりイナビルとの合わせ技一本といったところか。
ただし、このイナビルとロキソニンの組み合わせにより、脳炎を引き起こしてしまうケースもあるらしく、特に子供に対して注意が必要、とのネット情報も見つけた。あくまでも今回は、僕の自己判断によるものだ。
今日一日、ゆっくりしていれば、体調自体は回復するだろう。
外には出られないし、大掃除でも早めに取り掛かろうかな。
