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チャントを聞きながら流離(さすら)う? 『TOTOPA』の半外気浴

もしも、ひいきのフットボールクラブのチャント(応援歌)を聞きながら、サウナ後のととのいタイムを過ごすことができたら。
サウナ好きでありサッカー好きでもあるなら、一度は夢想したことがあるかもしれません。

一昨年こけら落としがおこなわれた、V・ファーレン長崎のホームスタジアムには温浴施設があると聞き、僕はとても羨ましく思っていました。

でも。
見つけましたよ。そんな夢が叶うかもしれないサウナ
しかもどのクラブのサポーターにも、そのチャンスがあるスタジアムです。

「サウナシュラン2024」で、見事1位を獲得した『TOTOPA』がそれです。

場所は国立競技場のすぐ横。
ご存知の通り、国立競技場は特定のホームクラブを持ちません。各クラブが、独自にホーム開催イベントを実施できる球場です。
または、大きな大会の決勝戦まで駒を進めたら、会場となるのはきっとここでしょう。

『TOTOPA』、さっそく入ってみました。
男性側のサウナ室はそれぞれ趣の異なる3室
まずは「左室」から。
寒色系の照明。約100℃。ホームページには左脳を刺激する空間、とあります。SF映画に入り込んでしまった錯覚に浸ることができます。

「左室」TOTOPA公式ホームページより

真ん中の「ナ室」。左右の漢字の、それぞれエと口を無くした文字で中央を表しているようです。
一番広く、会話もOK。室内には80年代風のJポップが流れていました。

「ナ室」TOTOPA公式ホームページより

そして「右室」
部屋全体が赤い暖色に包まれています。こちらは右脳を刺激する、とあります。それぞれがパーソナルスペースになっていて、キャパは7名。
僕は皆既日食を連想しました。

「右室」TOTOPA公式ホームページより

水風呂は2つ用意されています。ひとつは、15℃程度の普通の水風呂。
そして、特筆すべきは、こちらの「深水風呂」
ホームページの写真では13.4℃を示していますが、僕が訪れた時は、9.4℃でした。シングル!
そして、その名の通り深いです。自分の身長から計算して、160cm程だと思います。この水深による水圧と浮力、そして極冷の刺激が、この水風呂を特別なものに変えます。
一方通行となっていて、滝つぼを渡るイメージです。

「深水風呂」TOTOPA公式ホームページより

水風呂から上がって、この「外気浴ラウンジ」に横たわると、開けられた窓から心地よい風と共に、競技場周辺の公園で遊ぶ子どもたちの声が聞こえてきました。
陽の光が明るく差し込む部屋の中で、ぼーっとしながら、ああ、ここなら競技場の歓声がダイレクトに聞こえるだろうと思いました。

フットボールの試合前、15分前にはサポーターが声出し応援を始めています。
つまり、応援するクラブが、国立競技場で試合をおこなう当日、ラスト1セットの外気浴を、試合開始15分前に始める様に合わせれば、ととのいチャントが聞けることになります。
国立競技場は、基本全て指定席ですので、そのチャントを聞いた後に急いで向かえば、試合もしっかりと観戦できる算段です。

サウナ後、ビールを飲みながら観るフットボール、考えただけでも最高の贅沢です。

「外気ラウンジ」TOTOPA公式ホームページより

ここは「デカビタC」や「グリーンダカラ」も飲み放題。自分の好みの比率で混ぜ合わせ「デカラ」を作ることも可能。
さらに、サーバーからは、オールフリーも出ます。ノンアルビールの飲み放題って、なんだか不思議。ビールみたく、大量に飲める強者も存在するのでしょうか?

TOTOPA公式ホームページより

エントランスを出ると、目の前に国立競技場という最高の立地。

この時期、次々と各クラブが新体制発表をおこなっています。サッカーJリーグの次期シリーズは「百年構想リーグ」という、特別なシーズンが開催されます。
これまでの「春➡秋制」から、他の国々と開催時期を合わせるため「秋➡春制」に移行されます。その隙間期間を埋める、半年間だけの特別なシーズンが「百年構想リーグ」です。

世界に対抗するため、変化の過渡期を迎えたJリーグ。
ワールドカップイヤーにもなる2026シーズンは、どんな熱い闘いを見せてくれるでしょうか?

そして、僕の妄想が現実になる日が早々と決定しました!

清水エスパルス公式ホームページより

清水だけでなく、何チームかの国立開催が決定しているようです。
『TOTOPA』を知ったことで、国立開催される日の楽しみが新たに追加されました。

チャントを聞きながら流離(さすら)う日を、ぜひ一度、想像してみてください。

オーレ!

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