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なぜ良い提案なのに選ばれないのか?案件獲得で見落とされる視点

案件が取れない人は提案ではなく前提がズレている
「提案内容には自信があったに失注が続いてるよ」
「打ち合わせの中の提案、お客さん喜んでいたはずなのに売れない」
「提案受けは良かったはずなのに、待てど暮らせど発注されない、、」

営業でも、コンサルティングでも、提案型ビジネスでは
この話はよくある話です。
実際私も経験してきましたよ、売れない営業は辛いです、、、

この場合、多くの人はこう考えます。
・提案資料が悪かった
・説明が足りなかった
・価格が高かった

もちろん、それも原因になることはあります。

しかし実際には、
提案そのものではなく、“前提認識”がズレている
ケースが少なくありません。

今回は、案件が取れない人の共通点について整理しますね。

1. 顧客は「提案」を買っているわけではない


まず理解しておきたいことがあります。
それは顧客は提案書を買っているわけではないということです。

顧客が買いたいのは、
問題解決です。

例えば、
・売上を伸ばしたい
・人材不足を解決したい
・業務効率を改善したい

こうした課題を解決したいのであって、
提案そのものが目的ではありません。

ここを見失うと、
立派な提案なのに刺さらない。
という現象が起きます。

2. 顧客の課題を決めつけている


案件が取れない人ほど、
自分の経験から考えます。

例えば、
「この会社は販促が弱い」
「この会社はDXが必要だ」
「この会社は人材育成が課題だ」

もちろん間違っていない場合もあります。

しかし問題は、
顧客自身がそう思っているとは限らない
ことです。

これ、実は私も今でもやりがちです。
コンサルとして経営者に伴走支援を意識
しているはずなのに
顧客が課題なのに課題として認識していないと
話がずれてしまって
顧客が混乱してしまうんです。

経験からすぐに課題がわかるのですが
そこは顧客と話をして
真の課題を伝えていく過程が必要です。

提案者の課題と、
顧客の課題がズレている。
これでは話が噛み合わないんですね。

3. 提案前に勝負が決まっている


実は案件獲得は、
提案段階で決まることは少ないです。

勝負はもっと前です。
・何を聞いたか
・何を理解したか
・どこまで本音を引き出したか
ここで決まります。

なぜなら、
顧客は
この人は分かってくれている
と思った相手に依頼するからです。

つまり、
提案力より理解力。
これが現実です。

コンサルもこの理解力を持って
共感力がものを言いいます。
継続してコンサルとしての私も
鍛えないとと思うことはいまだにありますね。

4. 良い提案ほど失敗することもある


少し皮肉な話ですが、
優秀な人ほど陥りやすい罠があります。

それは、
早く答えを出してしまうこと
です。

経験が豊富だからこそ、
話を聞いた瞬間に解決策が浮かぶ。

しかし顧客は、
まだそこまで整理できていません。
すると、
提案は正しいのに受け入れられない。
ということが起きます。

悲しいですがあるあるです。
経験値が多い人(優秀という意味とは別です)ほど
これに陥りますね。

5. では、どうすればいいのか


案件獲得で重要なのは、
提案を磨くことより、
前提を揃えることです。

① 解決策より先に課題認識を確認する
まず必要なのはここです。
「御社は何に困っていますか?」
ではなく、
「今、一番優先順位の高い課題は何ですか?」
まで掘り下げる。
これだけで精度は変わります。

② 自分の仮説を疑う
経験がある人ほど危険です。
「たぶんこれだろう」
と思った時ほど、
一度立ち止まる。
ここが重要です。

③ 提案前に共通認識を作る
最終的にはここです。
提案の前に、
「課題はこれですよね」
を共有する。

これができれば、
提案はかなり通りやすくなります。

まとめ


案件が取れない理由は、
提案力不足とは限りません。
むしろ多くの場合、
前提認識のズレ
です。

・顧客は何に困っているのか
・何を優先しているのか
・本当に解決したいことは何か
ここを理解せずに提案すると、
どれだけ立派な資料を作っても響きません。

逆に言えば、
前提を揃えられる人は強い。

提案とは、
答えを見せる作業ではなく、
問題を共有する作業なのかもしれません。

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