【VOL.18】創建1300年の宇佐神宮へ|鬼伝説の石段と、狛猪に守られた護王神社
こんにちは。
2025年に創建1300年を迎える宇佐神宮を、今夏に参拝で訪れました。



雨上がりの境内は空気が澄んで、杉木立のいい香りが漂っています。
ここは、歴史と自然、そして人々の祈りが長い時間をかけて重なり合ってきた、特別な場所だと感じました。
※今回は安全を考慮して、奥の大元神社への参拝は次回に持ち越しました。
宇佐神宮って、どんな場所?
全国4万社以上ある八幡社の総本宮
まさに"八幡様の聖地"です。
創建は725年。
神様からのお告げによって建てられたと伝わります。
明治時代まではお寺としての役割も担っていて、神仏が共に祀られていた歴史があります。
国宝の本殿
境内には他にも見どころがたくさんあり、摂末社や宝物館など、歩くほどに発見があります。
広い境内をゆっくり散策していると、あっという間に時間が過ぎていきます。


国宝・本殿へ
まずは手水舎で手と心を清めます。
境内は多くの参拝者で賑わっていましたが、皆が静かに列をつくっていました。
待っている間に祝詞を唱えて速やかに参拝させていただきました。
二拝四拍手一拝。
きらびやかな建物の奥に、1300年という長い時間の重みが静かに流れているのを感じて、自然と背筋が伸びました。

いちばん会いたかった"足腰の神様"【護王神社】
今回個人的に楽しみにしていた場所が、本殿から少し歩いた先にある護王神社です。
緑に囲まれた小さな聖域で、足腰の守護や怪我の回復にご利益があることで知られています。
聞こえてくるのは鳥のさえずりと、風で葉が揺れる音だけ。
穏やかで優しい時間が、心と身体にじんわり染み込んでいくようでした。
狛犬ならぬ「狛猪」
ここで見てほしいのが、狛犬ではなく**「狛猪(こまいのしし)」**です。
昔、和気清麻呂(わけのきよまろ)公が足に大怪我をされた時、猪たちが現れてその命を救ったという伝説があります。
清麻呂公は、日本の歴史を左右する重要な神託を朝廷に伝えた人物です。
そんな物語を知ってから見ると、狛猪のどこか誇らしげな表情が、より愛おしく見えてきます。
鬼が造った?「99段」で止まった石段の伝説
宇佐神宮には、面白い伝説も残っています。
「一晩で百段の石段を造れたら、村で一番美しい娘を嫁にやろう」
そう言われた鬼が、すごいスピードで石段を造り始めたものの、あと一段というところの99段目で夜が明けてしまい、慌てて逃げ去った、という物語です。
「本当に99段かな?」なんて数えながら上り下りするのも、参拝の楽しみ方のひとつかもしれません。
この「鬼が一晩で造った」という伝説は、宇佐神宮の周辺エリアでよく聞かれるお話です。
古代の土木技術や神話が合わさって生まれた物語なのかもしれませんね。
足元にご注意
雨上がりは特に滑りやすいので、ご注意ください。



御朱印やお守りについて
御朱印
創建1300年の記念デザインがいただける時期もあるようです。
私が参拝した時は、書き置きでの対応でした。

お守り
足腰守護のお守りや、狛猪モチーフの授与品が人気だそうです。
自分用にはもちろん、大切な人へのプレゼントにも喜ばれそうですね。
※授与品や御朱印の対応は時期によって変わることがあります。
最新情報は公式サイトや現地の案内で必ずご確認ください。
アクセスと基本情報
最寄り駅:JR「宇佐駅」から車で約10分/バスもあります
駐車場:無料駐車場あり(繁忙期は混雑することがあります)
参拝時間:境内は概ね終日参拝可/授与所は日中が中心です。
服装:歩きやすい靴がおすすめです。雨天時は特に足元に注意してください。




おわりに
国宝の厳かな空気。
護王神社の、そっと寄り添ってくれるような優しさ。
鬼伝説が教えてくれる遊び心。
今回は行けなかった場所も残っているけれど、「また次に来る楽しみができた」と思うと、それもまた旅の素敵なスパイスですね。
この記事が、あなたの旅の背中を、やさしく押せますように。
どうか良い一日をお過ごしください。
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