【VOL.51】賑わいから静けさへ|鶴岡八幡宮(旗上弁財天)〜本覚寺(えびす尊神)で結願する鎌倉・江の島七福神巡り⛩️🛕
こんにちは。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
2025年2月21日から27日にかけて巡った、愛知県~静岡県~山梨県~神奈川県~千葉県~栃木県~埼玉県、そして京都府のパワースポット旅を、数回に分けてご紹介しています🗾
【3日目】
2025年2月23日(日)神奈川県(鎌倉〜藤沢)
①江島神社(江島弁財天)⛩️
②御霊神社(福禄寿)⛩️
③長谷寺(大黒天) 🛕
④浄智寺(布袋尊) 🛕
⑤鶴岡八幡宮(旗上弁財天) ⛩️
⑥宝戒寺(毘沙門天) 🛕
⑦妙隆寺(寿老人) 🛕
⑧本覚寺(えびす尊神) 🛕
おまけ
茅ヶ崎サザン神社⛩️
前回までに、海の気配から始まる七福神巡り(江島神社・御霊神社)と、花と禅の静けさ(長谷寺・浄智寺)を振り返りました。
今回はその続きとして、鶴岡八幡宮(旗上弁財天)から、宝戒寺(毘沙門天)・妙隆寺(寿老人)・本覚寺(えびす尊神)へ。
鎌倉・江の島七福神巡りの「結願」までをまとめます。
最後に、おまけで訪れた、茅ヶ崎サザン神社にも少しだけお話します。
*鶴岡八幡宮から写真を撮影するのを忘れています<m(__)m>
【目次】
七福神信仰とは
鎌倉・江の島七福神めぐり(後半の流れ)
鶴岡八幡宮(旗上弁財天)について
宝戒寺(毘沙門天)について
妙隆寺(寿老人)について
本覚寺(えびす尊神)について(結願)
おまけ:茅ヶ崎サザン神社
まとめ
1.七福神信仰とは──現世利益の象徴
七福神とは、大黒天・恵比寿天・毘沙門天・弁財天・布袋尊・福禄寿神・寿老神の七柱を指します。
大黒天・毘沙門天・弁財天はインド由来で、布袋尊・福禄寿神・寿老神は中国由来で、恵比寿天だけが日本の仏様(神様)です。
この信仰は室町時代末期から江戸時代にかけて、庶民の間で爆発的に広まりました。
それぞれの神が、商売繁盛・家内安全・学業成就・長寿など、具体的な「現世利益」を象徴していたからです。
2.鎌倉・江の島七福神めぐり(後半の流れ)
鎌倉・江の島の巡りは、寺と神社が混ざり、空気も景色も切り替わるのが面白いところです。
この日の後半は、浄智寺の静けさを背にして、いったん大きな賑わいの中へ入ります。
鶴岡八幡宮へ向かう道は、人の流れも音も増えて、自然と気持ちが"外側"に引っ張られる。
でも、その揺れがあるからこそ、次に訪れるお寺の静けさが、より深く感じられました。
そして最後は、本覚寺で結願。
「一日を歩き切った」という達成感より、『本来の自分』に立ち返れたような、不思議な心強さが残りました。
3.鶴岡八幡宮(旗上弁財天)について⛩️
鶴岡八幡宮に着くと、まず人の多さに圧倒されました。
この日のメモにも「人多しで御朱印パス」と残っていて、実際、立ち止まって深呼吸するより先に、流れに乗って歩く感じでした。
それでも、境内の"芯の強さ"は不思議と伝わってきます。
賑わいがあるのに、だらけない。
この場所が持つ凛とした空気が、喧騒さえも静粛の一部に変えてしまう。
自分自身の『芯』を確かめるための時間に導かれていたのかもしれません。

源頼朝と旗上弁財天社
七福神巡りでは、鶴岡八幡宮の境内にある「旗上弁財天社」をお参りする形で紹介されています。
旗上弁財天社は、源頼朝が旗揚げに際し、源氏の勝利を祈願した場所として伝わります。
境内の源氏池に浮かぶ島に建ち、橋を渡って参拝する形になります。
弁財天というと、芸事・表現・めぐり合わせの象徴として語られることも多いですが、ここで私が感じたのは、華やかさよりも「始める力」でした。
止まっていたものを、もう一度動かす。
迷いを断ち切るというより、"覚悟を定める"方向の弁財天。
そんな印象が残りました。
白い鳩と八幡神の使い
鶴岡八幡宮では、白い鳩を見かけることがあります。
白い鳩は八幡神の使いとされ、SNSでも「この辺りは白い鳩に巡り会える確率高いです」という投稿を見かけました。
私がこの日見たかどうかは記憶が曖昧ですが、境内を歩くだけで、何かが動き出す予感のような空気は、ちゃんと感じました。
4.宝戒寺(毘沙門天)について🛕
鶴岡八幡宮の賑わいを抜けて、宝戒寺へ。
距離は近いのに、喧騒が一気に落ち着きます。
七福神巡りでは「毘沙門天」にあたりますが、メモには「ご本尊に向かって左側に毘沙門天」とあり、参拝の意識が"点"に集まる感じがありました。
北条一族の慰霊と萩の寺
宝戒寺は、北条一族の慰霊のため、後醍醐天皇の勅命により足利尊氏が創建したと伝わります。
御本尊は地蔵菩薩で、七福神としては毘沙門天が祀られています。
境内は萩の名所としても著名で、秋には萩の花が咲き誇る景色が見られるようです。
この日は萩の季節ではありませんでしたが、それでも境内の静けさは十分に感じられました。
毘沙門天の静かな強さ
毘沙門天は、守り・勝負運・厄除けと結びつけて語られることが多い存在。
ただ、宝戒寺で手を合わせたときは、攻める強さというより、
「守りを固める」静かな強さが印象に残りました。
前へ出るための勢い(鶴岡)を受け取ったあとに、足元の防波堤をつくる(宝戒寺)。
この並びが、七福神巡りの後半を安定させていた気がします。
5.妙隆寺(寿老人)について🛕
次は妙隆寺へ。
ここに来ると、また空気が少し変わります。
大きな境内で"整える"というより、街の中にある小さな深呼吸みたいな場所。
日蓮宗の寺院と日親上人
妙隆寺は日蓮宗の寺院で、御本尊は七福神の一柱である寿老人が祀られています。
日親上人(鍋かむり上人)の法難伝説で知られる歴史の深い場所でもあります。
案内によっては、千葉屋敷跡としても語られ、境内奥に歴史の深みを感じる一角があるようです。
長い視点で考える福
寿老人は、長寿や健康の象徴として語られます。
でも、私にとっては「長く生きる」よりも先に、"長い視点で考える"というメッセージが強かったです。
今日の気分だけで決めない。
短期の成果で自分を揺らさない。
そういう、生活の軸を思い出させてくれる感じでした。
七福神巡りの終盤に寿老人が入っているのは、ただの縁起ではなく、ちゃんと意味がある配置だな…と、歩きながら思いました。
6.本覚寺(えびす尊神)について(結願)🛕
そして最後は、本覚寺。
七福神巡りとしては「えびす尊神」にあたります。
恵比寿と聞くと、商売繁盛のイメージが強いですが、ここで手を合わせたときは、それよりも先に、"日々の働き"そのものへの感謝が出てきました。
東身延と日蓮聖人の遺骨
本覚寺は、身延山久遠寺から日蓮聖人の遺骨を分骨した「東身延」と呼ばれる名刹です。
御本尊は釈迦三尊で、七福神としては夷尊神(えびす尊神)が祀られています。
境内には夷堂があり、鎌倉えびすの中心としても知られています。
日々への感謝で巡りが閉じる
頑張りが報われるかどうか、という話ではなくて、
今日もちゃんと動けたこと、
支えてくれる人がいること、
暮らしが続いていること。
そういう当たり前が、いちばん福なのかもしれない・・・
結願の場所として、本覚寺はとても相性が良い気がしました。
「もう一社、もう一寺」と追いかけていた気持ちが、ここでふっと静かになって、巡りが閉じる。
今回で、鎌倉・江の島七福神巡りは結願しました。

7.おまけ:茅ヶ崎サザン神社⛩️
結願のあとに立ち寄ったのが、茅ヶ崎サザン神社。
七福神とは別枠のお楽しみ参拝です。
音楽好きの気配がふわっと漂う、明るい立ち寄りスポットで、一日の締めにちょうど良かったです。


8.まとめ
七福神巡りの後半は、こんな流れでした。
鶴岡八幡宮(旗上弁財天):始める力、覚悟を定める
宝戒寺(毘沙門天):守りを固める、背骨を通す
妙隆寺(寿老人):長い視点、生活の軸に戻る
本覚寺(えびす尊神):日々への感謝で巡りが閉じる(結願)
賑わいから静けさへ。
そして最後は、生活へ戻っていく。
鎌倉・江の島の七福神巡りは、歩くたびに気持ちの"重心"が戻っていく巡礼でした。
次回は、銭洗弁財天宇賀福神社と佐助稲荷神社についてご紹介します。
さらに、栃木県・埼玉県の様子も続けてお届けしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの次の旅へと、背中をやさしく押せますように。
どうか良い一日をお過ごしください。
本年もブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。
旅先で感じた空気や気配を、こうして文章で共有できたことが、私にとって一年の宝物です。
皆さまからのご感想やご質問にも、何度も背中を押していただきました。
本記事が、関東パワースポット巡りの今年最後の更新となります。
新しい一年が、必要なご縁とタイミングに恵まれ、心が整っていく一年になりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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