宗教2世として生まれ苦しんだ日々⑥|身勝手な母の暴走に傷ついた話
皆様こんにちは。
少し久しぶりではありますが、シリーズの続きを書いていきたいと思います!よろしくお願いいたします☺
宗教2世を隠したまま結婚
結局、夫との結婚が正式に決まってからも、私が某宗教の2世であるということは話せずにいました。
母には「夫の前で絶対に宗教の話題は出すな。」と伝えており、そこは約束を守ってくれていました。
無事婚姻届も提出し、晴れて夫婦となったわけですが・・・
自分が宗教2世だということを隠して結婚してしまったことが、ずっと私の中で罪悪感として残っていました。
そして永遠に隠し通すことは不可能だということも。
やはり法要があれば親戚一同が集まるわけで、そこで宗派なんてものはバレてしまいます。
いつかは伝えないといけないな。と思いながらも、伝えられずにいました。
母の嘘
結婚して夫婦で新しい生活がスタートして間もない頃、母からこんな提案がありました。
「あなたも仏壇を持ちなさい。」
という提案です。
当然持てるわけがないので断りましたが、
「ペンダント型の小さい仏壇があるから、それを持っていてほしい。」とのことでした。
実際に海外の学会員が身に着けたり、やむを得ない事情で宗派を公にできない方が持つものらしい。
それなら隠して持っておけるし、バレないだろうと母は言うのですが、
「そういう問題じゃないから。」と私は何度も断りました。
そうすると母は、「向こうの家族に言わない代わりに持ってくれ」と言ってくるんですよね・・・
半ば脅しじゃないかと思うのですが、実の娘にこんなこと言う親がどこにいるのやら・・・
その時は私も、「これでバレないのなら・・・」と思ってしまい、渋々了承しました。
「貰ったらとりあえずタンスの奥に眠らせておけばいい。」と思ったんです。
ハメられた・・・
そして数日経ったある日、母から連絡があり、
「仏壇が用意できたから〇日の夜7時くらいに家に来て。」との連絡がありました。
ついでに夕飯はどこか外で食べようとのことでした。
夫には友達とご飯に行くからと嘘をついて、実家に向かいました。
母の運転で夕飯を食べに行き、私はそのまま家に帰って仏壇をもらって帰るだけだと思っていたのですが・・・
飲食店を後にした後、母が急に、
「会館(宗教の施設)に行くから」と言い出したんです。
私「え、何で?」
母「そこで仏壇を貰うから。」
私「え、聞いてないけど。」
母「そりゃ、大切なものだから。貰うにはそれなりに順序があるから。」
というわけです。
もうその時点で完全に嫌な予感がした私。
混乱状態のまま会館に到着し中に入っていくと、会館の一室に10人ほど人が集まっていました。
その中でスーツを着た男性が私たちの姿を見つけた途端、
「お待ちしておりました!」と声をかけてきました。
その声で一斉に室内にいた10人がこちらを振り返り、その瞬間拍手が起こったんです。
「おめでとうございます!」
と言われるんですね。
え、なに?どういうこと?何の集まりなの?
この時点でかなり動揺していてその場で動けなくなっている私に、
「じゃあ始めましょう!」と笑顔で近づいてくる男性。
そのまま部屋の最前列に置いてある椅子に誘導されました。
そして突如始まるお経。
大きな声で唱え始める周りに圧倒されながら、訳も分からずぽつんと座らされている私。
「ああ、ハメられた。」
私はその瞬間悟りました。
長くなってしまったので、続きはまた次回・・・
