宗教2世として生まれ苦しんだ日々⑧|夫へのカミングアウト
皆様こんにちは。
今回は、「私が宗教2世だということを夫に打ち明けた日」についてお話したいと思います。
夫と結婚して6年程になりますが、いわゆる「カミングアウト」をしたのは実は最近のこと。
きっかけは、大叔母が亡くなったことでした。
もちろん大叔母も学会員でした。
そうなると当然、通夜葬儀も学会員が集まり、創価学会のルールに沿った弔いになるわけです。
「とうとうこの時が来てしまったのか・・・」と私は思いました。
夫も大叔母とは面識があったので、
さすがに通夜葬儀に呼ばないとなると「なぜ?」と疑問に思うだろうと。
早かれ遅かれ、いつかは言わなければいけないことです。
それはわかっていましたが、なかなか言えなかった。
でも正直、私も隠すことに疲れていました。
いつか何かの拍子でバレてしまうのではないか。といつも気を張って生活していたので、もうその生活を終えたいと思っていたのも事実。
もうこうなったら言うしかない。
「別れる」と言われる可能性もあるけど、そうなったら仕方ない。
夫は何も悪くないのだから。
仕事から帰ってきた夫に、
「通夜のことで少し話があるんだけど・・・」と言った私を見て、
夫はびっくりした顔で、「どうしたの?」と聞いてきました。
(あまりにも暗い顔をしていたそうで、只事ではないなと思ったそうです)
「実は、私、創価学会なんだよね・・・」
ああ、言ってしまった。遂に。
もう怖くて夫の顔を見ることができませんでした。
夫「・・・あ、そうなの?聞いたことはあるけど、なんだっけ?」
「うーん、新興宗教というか、あまりいい噂を聞かない宗教なんだよね。
私の家族身内、ほぼ全員そうなのよ。」
夫「え~そうなの??全然気が付かなかった~!!」
と、夫は思っていたよりも気にしていない様子で飄々としていました。
「ごめんね、結婚する前に言おうと思ったけど、婚約破棄になるだろうから怖くて言えなくて。本当にごめんなさい。」
と続けていうと、
夫「いや、気づかなくて俺もごめん!で、その宗教を信仰してるの?みんなで?」
「いや、私は全く信仰してない。でも他のみんなは信じちゃってるから、通夜とか葬式でちょっとびっくりさせちゃうと思う。」
夫「あ~なるほどね、じゃあ別にいいんじゃない?俺も宗教は全然興味ないし。誰が何を信じようが自由だからね。強制されるのはさすがに困るけど(笑)」
と淡々と話す夫の姿に、拍子抜けでした。
「でも、よく我慢してたね。誰にも言えずに辛かったでしょ?」
という夫の言葉を聞いて、とにかくホッとした私。
その瞬間、今までの苦しみが全部溶けていくような、そんな不思議な感覚になりました。
ああ、私、この言葉を待っていたんだ。
宗教がどうとか、そういうことはどうでも良くて、
いろんなことに耐えてきた自分を肯定して欲しかっただけなんだと。
そう気づいたと同時に、
夫には本当に申し訳ないことをしたと猛省しました。
次回に続きます・・・
