こざかしい落下
夜空がいつもより近くに見える、ビルの屋上。
ゆっくりと星を眺めたいところだが……。
「もう逃げ場はないぞ。観念しろ!」
どうやら、そうはいかないらしい。
振り返ると、大勢の刑事達がいた。
俺一人に対して多すぎじゃない?
「半年間社員になりすまして金庫から金を奪うとはな」
「社内で信用と情報を得てからのほうが効率がいいだろ?」
「こざかしいことしおって」
金庫を開けるのに時間がかかってしまい、刑事達に追い詰められてしまったが、逃げるプランは考えてある。
ここから飛び降りた先にある池に飛び込むプランだ。
「ではここでお別れだ!刑事の諸君!」
俺は屋上から身を投げて飛び降りた。
全身に風を浴びながら落下していく。
落下先の池の周りには、刑事達が俺を待ち受けていた。
こうなることは想定内。
背負っていた飛行ユニットを起動させ、上昇する。
ビルから離れようとしたが、上昇下降しか出来ず、刑事達と気まずい空気になった。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。
