変人式
駅から少し歩いた所にある市民会館。
なんとか、興奮を抑えてここまで来れた。
今日は二十歳の節目に自分の個性を解放する式、変人式が行われる。
個性を表に出したいが、出せずに我慢している人は沢山いると思う。
俺もその一人だ。
興奮を抑えつつ扉を開け、中に入る。
「おお……おおおおお!!!」
思わず、歓喜の声が出てしまう。
個性溢れる格好をした二十歳の変人が……沢山いる!
嬉しくてニヤニヤが止まらない。
近くにいた変人達の会話を聞くと、話し方とトーンが独特だ。
そう!これだよ!俺が望んでいた世界は!
俺は今まで我慢して生きてきたが、ここでは全てをさらけ出していいんだ!
変人式が始まるまで、まだ時間がある。
だが、俺はもう興奮を抑えきれず、服を脱ぎ捨て全てをさらけ出した。
大勢の変人達の視線を浴びて、気持ちいい……!
「おい!君!それじゃ変人じゃなくて変態だぞ!服を着ろ!」
個性を解放したら、警備員にすごく怒られた。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。
