モンドセレクション賞は取得した方がいいのか?
食品通販・ECの現場で話題になるのが
「モンドセレクション、取った方がいいですか?」
という質問です。
結論から言います。
取ること自体が悪いわけではありません。
ただし、過度な期待は禁物です。
■ モンドセレクション賞の本質
まず押さえておきたいのは、
モンドセレクションは
「売れる商品を保証する賞」ではありません。
・品質評価を行う
・一定基準を満たせば受賞できる
・順位を競うものではない
つまり、
“品質のお墨付き”の一種です。
ここを誤解すると、
判断を間違えます。
■ よくある勘違い①「賞を取れば売れる」
これは、ほぼ確実に起きません。
受賞しただけで、
・申込率が劇的に上がる
・広告費が下がる
・リピートが増える
そんな魔法はありません。
売れない商品が、
賞を取った瞬間に売れるようになることは、
まずありません。
■ よくある勘違い②「誰にでも効く」
モンドセレクションが
効果を発揮しやすい層は、実は限定的です。
・高齢者層
・通販リテラシーが高くない層
・初回不安が強い顧客
この層に対しては、
「安心材料」として一定の効果があります。
逆に、
・比較検討が激しい層
・専門知識がある層
には、ほとんど刺さりません。
■ モンドセレクションが“効く使い方”
現場で効果を感じる使い方は、
次のようなケースです。
・商品ページ下部での安心材料
・電話オでの補足説明
・紙媒体での権威付け
あくまで
「最後の一押し」として使う。
これが、正しいポジションです。
■ モンドセレクションが効かない使い方
逆に、失敗しやすいのが、
・キャッチコピーの中心に置く
・賞そのものを主訴求にする
・商品説明を省略してしまう
これをやると、
「中身が弱い商品」という印象を与えかねません。
■ コストに見合うか?という視点
モンドセレクションには、
当然ながら取得コストがかかります。
ここで考えるべきは、
売上アップではなく、CVR改善です。
・初回申込率が0.数%上がるか
・電話成約率が上がるか
このレベルで見ないと、
投資判断を誤ります。
■ 本当に重要なのは「賞」ではない
厳しいことを言うと、
賞に頼ろうとする会社ほど、
・商品価値の言語化が弱い
・顧客理解が浅い
傾向があります。
本当に売れる商品は、
賞がなくても売れます。
■ 結論:モンドセレクションは“補助輪”
モンドセレクション賞は、
・あれば安心材料になる
・なくても売れる商品は売れる
そんな位置づけです。
主役にしてはいけない。
補助輪として使う。
この距離感を間違えなければ、
取得する意味はあります。
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