「ネギくさ〜〜い」
スーパーのレジに並んでた。
前にはおばちゃん、後ろには若いお母さんとカートに乗った子供。
日曜の、平和なレジ並びの光景。
そしたら後ろの子供が衝撃の一言!
「ネギくさ〜〜い!」
え? Σ(゚д゚lll)
ネギ?? おっ、俺か??
俺の体からネギの香り??
いやいや、そんなアホな…いや待て、汗かいたし…
気付かれないようさりげなく、
鼻腔全開でクンクン匂いチェック開始。
スーパーで自分で自分の匂い嗅ぐとか、敗北感ハンパない。
でも子供は止まらん!
「もう!クサイクサイ!」
お母さんは「我慢しなさい」って言うけど、いやいや、我慢の問題ちゃうのよ…。
我慢させてしまってるん?俺って、
余計恥ずかしくなってくるんよ。
心臓がドックンドックン鳴ってる。
「レジ早く!レジ早く!」
心の中で念じるも、これまた運が悪いことに、レジの人が研修中で絶賛スローモーション進行中。
早くこの場から立ち去りたい!
背中から汗が滝のように流れ、
脂汗と恐怖で体がテカテカ光ってる。
もう、ここで倒れてもおかしくないレベル。
やっと自分の番が来た。
ススッとレジに移動しつつ、
後ろの親子をチラ見すると——
カートの中に白ネギが!
しかも子供の顔の横で、
まるで「僕が犯人です」と言わんばかりに直立!
「え、俺ちゃうんかーい!」
心の中で大ツッコミしながら、
体から脂汗がスーッと引き、
平和と安堵が同時に押し寄せる。
俺の人生のうち、最も無駄な恐怖体験ベスト3に入るわ。
⸻
これから寒くなり
鍋の美味しい季節です。
ネギを買う機会も増えるでしょう。
子供は素直です。
思ったことをそのまま口に出します。
ネギは、子供の顔の近くに置かないようお願いします。
クサイと言う言葉に敏感な
世の中年オッサンをドキドキ不安にさせないためにも…。
