【体験談】35歳の壁は存在するのか?ベンチャー企業への転職活動で確かめた結果
「35歳転職限界説」
転職市場には、「35歳の壁」があり、転職がしにくい(容易ではない)という説がありました。
昨今では、人手不足が叫ばれているため、「35歳転職限界説」は過去のものになったという話も聞きますが、実際にどうなのか気になる方もいるのではないでしょうか?
今回は、1990年生まれ(今年35歳)の私が実際に転職活動をし、「35歳転職限界説」についてどうであったかをお伝えいたします!
実際に使ったサービスや書類選考の数、面接を受けた数などリアルな情報を記載しておりますので、ぜひご覧ください。
この記事を読むことで、35歳での転職が現実的にどうなのか、実例をもとに知ることが可能です!
なお、今回の転職先としてはベンチャー企業がメインとなります。
一部、上場企業も出てきますが、その点はご理解ください。
1.35歳転職限界説について
まずは「35歳転職限界説」について、簡単に見ていきたいと思います。
転職サイトやエージェントのサイトを見ると、転職市場には「35歳」という壁があり、34歳以下に比べると転職がしにくい(容易ではない)という考え方があることが一般的でした。
しかし、少子高齢化による人手不足や、新しいサービスが生まれ続ける現代において、各社新しい分野にも広げていかなければならないこともあり、35歳以上の経験者や即戦力を求める企業も多くなっています。
また、終身雇用が崩壊していることもあり、転職すること自体が一般的になったとも言えるでしょう。
2.日本の現場(労働力調査より)
次に、総務省統計局が出している労働力調査から「35歳転職限界説」をみていきます。

出典:https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/gaiyou.pdf
2024年度の平均結果の概要の数字を見ると、2023年と比べて25〜34歳と55〜64歳の転職者は減っている一方、その他の年齢階層では増えてることがわかります。
また、同じ労働力調査に記載されていた2014年のデータと比較すると次の通りの数字となります。
35〜44歳:67万人→61万人(−6万人)
45〜54歳:41万人→58万人(+17万人)
55〜64歳:40万人→49万人(+9万人)
65歳以上:12万人→25万人(+13万人)
このように35〜44歳の転職者数は減っているのですが、それ以上の年代で転職者が増えており、35歳で一気に転職がしにくくなったということはなさそうです。
また、雇用対策法により中途採用において、法的に年齢を制限することはできません。(一部、業務の性質上で特定の年齢層が必要な場合などは除く)
雇用対策法は2007年に改正され、現在の年齢制限がない定めとなりました。もちろん、何歳であっても募集・応募はできる環境を整え、適切な転職市場とすることが当該定めの趣旨であるため、「年齢制限がない=転職ができる」と簡単に考えることはできません。
そこで、実際に今年(2025年)に35歳になった私が転職活動をして実態を見ていきたいと思います。
3.実際の転職活動結果
転職活動にあたっての前提を確認します。
・希望の職種:法務
・希望の業界:なし(どの業界でもOK)
・希望の規模:ベンチャー企業(〜300名程度)
・資格:行政書士、第一種衛生管理者
・経験:法務コンプライアンス経験7年強(上場企業管理職含む)、行政書士8年(副業)、労務系コンサル2年強、4社経験(+行政書士)
前置きが長くなりましたが、選考に沿って実際の結果を見ていきます。
まずは、登録した転職サイトはこちら
登録されているのはベンチャー企業だけではありませんが、主にITやWEB系のベンチャー企業や当該業界に強いエージェントが多く、今回希望する規模感にマッチすると考え登録しました。
そこのスカウトサービスから連絡をいただいた3社のエージェントに登録。
どのエージェントもCMをしているような大手ではないのですが、手厚いサポートをいただきました。
・エージェントA:投資先の企業の紹介がメイン
・エージェントB:大手企業での人事責任者の経験を活かしたサポート
・エージェントC:管理部門支援などと絡めた成長企業の紹介がメイン
Greenのスカウト機能で国内有数のIT企業からの直接オファーもありましたが、今回は希望と異なるため、エージェント3社から紹介いただいた企業の選考を進めます。
ここから先は
¥ 500
ここまで読んでいただいて誠にありがとうございます!少しでも皆様のお役に立つことを祈っております。
