気づかないまま身についていた“違う視点”
若い頃の自分は、
別にモテたわけじゃないし、
特別イケてた訳でもない。
ただ――
他の男とは、少しだけ見てる場所が違った。
クラスの男子が
「可愛い」「タイプじゃない」
なんて表面だけで話している時、
自分はなぜか違うところを見ていた。
・声のトーンが落ちる瞬間
・言葉の間
・嬉しい時の小さな癖
・目が泳ぐ時の本音の匂い
それを“気にして見る”んじゃなくて、
ただの癖として自然に拾っていた。
だからだろう、
いつの間にか 「相談される側」 になっていた。
恋愛相談、友達の悩み、家族の愚痴。
自分が聞きたいわけじゃなくても、
なぜか向こうが勝手に話し始める。
気づけば、
“心の深いところを見抜く人”
という扱いになっていた。
けど当時の自分はそんなもん、
才能とも特殊スキルとも思ってない。
「なんでこんなに話されるんだろう?」
そんな程度。
それでも――
この“自然に相手を読んでしまう癖”が、
後の 無敵の落とし師 の根っこになる。
⸻
■ “追わない男”になった理由
惚れられたことはある。
でも、追わなかった。
その時は理由なんてわからなかったけど、
今振り返ると多分こうだ。
追った瞬間、力関係が変わる
って、
本能で理解していたんだと思う。
相手の気持ちがピークにある瞬間。
そこに自分が一歩引くと、
相手の心が少しだけ乱れる。
そしてその乱れは――
惚れに変わる。
これを当時は“戦略”だなんて思っていない。
ただ
「なんか違う気がする」
って直感で動いただけ。
でもこの“違和感の精度”が、
自分の人生を大きく変えていく。
⸻
■ 無敵への最初の兆し
若い頃の自分は気づいていない。
だけどこういう小さな“ズレ”が積み重なって、
後に武器になる。
・相手が言葉にしない本音を読む
・感情の揺れを見つける
・押すより、引いた方が勝てると理解している
・相手が求める距離感を自然に取れる
これは経験ではなく“習性”。
のちに、
女性を落とすのに困らなくなるのは
この頃に芽生えていた“観察のセンス”が理由だった。
