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四行詩集 2026.6.27 (7篇)

   希死念慮

今日もまた押し寄せてきた希死念慮きしねんりょ
なんとなく、そんな理由で死にたい気持。
ふと、雨降りしきる灰色の空を見る。
洗い流してくれ、この不吉な虫たちを。


   希死念慮 (二)

死にたい気持ちがしつこく迫る。
死のう、死のうと私に迫る。
それでも首を横に振るのは、
まだまだ書ける詩があるからだ。


   双極性障害

十六年、十九の秋のあの日から、
苦しみ抜いて、苦しみ抜いて。
それで何が得られたことか。
悔しくなって、野の花を見にゆく。


   恋は幻覚

若き日に、胸を焦がしたあの恋も、
すべてはひとときの幻覚であった。
私にはもはや分からなくなった。
どれが本当の恋であるのか。


   私の夢

せて、ぼやけてしまった
私の夢、たったひとつの夢。
それを追うにもこころはやつれて、
ふと、私ごと消えてしまいたくなる。


   終末の幻覚

紫色した樹木の群れが、
くねくね、くねくね、と踊っている。
空は虹色に光り輝きながら、
黙示録もくしろく喇叭ラッパの音を響かせる。


   日が沈む

暮れゆく空を眺めながら、
たばこをぼんやりとふかしている。
ああ、日が沈む、夜が来る。
私が唯一落ち着ける、安息の時間が!


(2026.6.27)

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