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自動車の廃車・売却手続き完全ガイド|自分で陸運局に行く場合の実物つき手順

1. いま、こんな状況になっていませんか

車検が近づいてきて見積もりを取ったら、修理費が想定より高くて、「この車、もう乗り換えたほうがいいのでは」と考え始めた。あるいは、親の車を相続することになったが、もう誰も乗らないので手放したい。

「廃車手続き 自分で」「車 売却 名義変更」で検索している人は、たぶん今、ディーラーや買取業者に任せるべきか、自分で手続きするべきか、迷っている段階だと思う。

業者に頼めば楽だが、廃車の手続き代行費用として1〜3万円ほど取られることがある。売却の場合も、名義変更を業者任せにすると、後日「まだ税金の請求が来る」といったトラブルに巻き込まれることがある。

私自身、10年落ちの軽自動車を手放すときに、最初は買取業者に「廃車費用込みで0円です」と言われて任せようとしたが、調べていくうちに自分で陸運局(正式には運輸支局や検査登録事務所と呼ばれる、車の登録や検査を行う国の機関)に行けば、数千円の印紙代だけで済むことが分かった。実際にやってみたら、思っていたより時間はかかったものの、難しい作業ではなかった。

この記事は、そのときの実際の流れを、書類の書き方まで含めてまとめたものになる。

2. こういう人には向いていない

先に、この記事が合わない人を書いておく。

  • 事故車やローンが残っている車で、抵当権(ローンの担保として車についている権利)の抹消手続きが必要な人(この記事は所有者本人名義で、ローンが完済している車を前提にしている)

  • 平日に陸運局へ行く時間がまったく取れず、最初から業者に一任すると決めている人

  • 軽自動車ではなく普通車で、車庫証明や複雑な相続手続きが絡む特殊なケースの人(基本の流れは共通するが、この記事は軽自動車での実例が中心)

逆に向いているのは、平日に半日ほど時間を作れて、多少の手間はかかっても費用を抑えたい人。あるいは、業者に頼むにしても、最低限の知識を持ったうえで話をしたい人。

3. 全体の流れを3ステップで(ここまで無料)

まず、廃車と売却、どちらを選ぶかの判断基準を整理する。

ステップ1:廃車と売却、どちらが向いているか判断する

  • 年式が古い、走行距離が多い、修復歴があるなど、買取市場での値段がほぼつかない車は、廃車(正式には永久抹消登録)を検討する

  • まだ動く、年式や走行距離的に値段がつきそうな車は、売却(買取業者への売却、または名義変更を伴う譲渡)を検討する

  • 迷う場合は、廃車専門業者や買取業者に一括査定を出してみて、値段がつくかどうかを先に確認するという方法もある

ステップ2:必要な書類を揃える

  • 車検証(自動車検査証)

  • 自賠責保険証明書

  • 印鑑登録証明書(実印を使う手続きのため)

  • 実印

  • ナンバープレート(廃車の場合、取り外して返却する)

ステップ3:手続き先を決めて実行する

  • 廃車の場合、住んでいる地域を管轄する陸運局(運輸支局)で永久抹消登録の手続きをする

  • 売却の場合、買取業者に依頼するか、個人間売買であれば陸運局で移転登録(名義変更)の手続きをする

  • どちらの場合も、手続き後に自動車税や自動車重量税の還付(払いすぎた分が戻ってくること)がないか確認する

ここまでが全体の流れ。ここから先は、実際に陸運局でどう手続きするか、必要書類の書き方、税金の還付額の計算方法まで、具体的に書いていく。

4. ここから有料部分

無料部分では、廃車と売却の判断基準と、大まかな流れまでを書いた。ここから先は、実際に陸運局でどう動くか、書類のどこに何を書くか、そして税金の還付がいくらになるかを、実例を交えて書いていく。

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