【日記】一部と全部。
汗をびっしょりかいて起きた。
息もきれて、喉がずいぶんと乾いていた。
頭の下のアイス枕は温くなっていて、鈍い頭痛はかなり楽になっていた。
いくつも夢を見ていた。
仲良くさせていただいている女性が家にいて、娘と夫とチャーハンを食べていて。黒猫がもう1匹いたと思ったら、それはとっても大きな熊だった。#なんのはなしですか とも思わずに、私は、寝室でハンドル式の窓を小さく開けて、ショートホープを吸っていて、その強さにクラクラしながらチリチリと燃える先っぽを見ていた。
そのうちに安らかな眠りが押し寄せて、息が薄くなり、布団に沈んでいった。
甥っ子からのLINEの音で目が覚めると、すでに時計は正午を過ぎていた。
このところ、まともに丸一日仕事をせずに休むことなどなかったせいだろう、きっと疲れがたまっていたのだ。自分のペースで仕事ができる自由さが、私の生き方にはきっと合っていて、だからこそ、この仕事をずっと続けられているのだけれど、気をつけていないと、休みなくずっと仕事をすることになる。「何もしない時間」があれば、そこに仕事を入れて、先に予定があれば、その時間を確保するために前倒しで仕事をしたりして。
仕事と、陶芸と、執筆。家事と育児と生活。
それらを自由に縫いながら、平日と休日の狭間で生きている。DJミキサーのつまみを調節するように繋げながら。
何者かになりたかった頃には、知らなかった生き方だった。けれど、私の身体は知っていたのだ。
休み方と働き方を。
満月をちゃんとキャッチして。
私も自然の一部でしかないのだから。
