たかがゴミ箱。されどゴミ箱。
たかがゴミ箱。されどゴミ箱。——気づけば人生の縮図だった
今から約30年前。
大学時代、上京して必死に食らいついたあの頃。
「夢」とか「天職」なんて言葉を、
本気で信じていた時代。
昼も夜も関係なし。
1時間勤務でも20時間勤務でも、報酬は一律8,000円。
理不尽?
キツイ?
んなもん当たり前。
でもな、不思議と楽しかったんだよ。
国内はもちろん、ニューヨークだって行った。
17時間かけて、現地滞在わずか30分。
そんな無茶苦茶も、あの頃は笑い話だ。
13人の
チビボスに使い回され
ビシッとバシッと
もうそりゃ
しごかれたさ。
あの頃は
ザウスなんてスキードームがあって
渋谷ヒューマックスパビリオン
ヴェルファーレ六本木〜
ISSEY MIYAKE
コムデギャルソンなどなど
内田繁さん
森田恭通さんなどなど
などなどなんど
そんなところから
仕事がきていて
夜中
帰ってきたと思ったら
明日は
京都だ
北海道だ
はたまた
フランスだーなんて
頭ん中
ぐちゃぐちゃのごっちゃまぜごはんしていたね。
新宿三丁目某百貨店アルバイトと掛け持ちだったけど
こっち(夢の職業)がむっちゃ
心底震えた仕事でしたね。
それがさ
今では義妹が
某百貨店1F
店舗面積最大の笑
ハイブランドコスメで
3年連続
売上日本一笑。
有名人からもご指名多数あり。
次男がアルバイトで
同じくB1F高級スイーツショップだもん。
なんだか某百貨店にもご縁を感じちゃうね笑
なーんて
話は脱線したけど〜笑
そんな夢中の中、地味にキツかった仕事
それが——
ゴミ箱の回収。
広尾の一軒家の事務所には、なんと約20個のゴミ箱。
弁当の空、飲みかけのペットボトル、廃材……
とにかくカオス。
1日終わる頃には、
もうヘロヘロだったわけよ。
あの時ふと思った。
「こんなにゴミ箱、いるか?」ってな。
そして今、会社を経営する立場になってわかったこと
我が社、常勤スタッフ5人。
ゴミ箱はたった1個。
飲食ゴミは禁止。
各自が持ち帰り。
結果——
✔️ 匂いなし
✔️ 猫も寄らず
✔️ ゴミ出しも超ラク
✔️ みんな笑顔で協力
いやもう、最高だね。
ゴミ箱は多ければ多いほど、“だらしなさ”を増幅する
ゴミ箱が多いほど——
✔️ ルールが曖昧になる
✔️ 捨て方も雑になる
✔️ 結果、事務所も空気も汚れる
そう、ゴミ箱とはマイナスエネルギーの発生装置なんだ。
ルールと数を絞ることで、
逆にみんなが気持ちよく過ごせる。
これ、会社も人間関係も全部同じだ。
教訓:余計な「箱」は持つな
・余計な人脈
・余計な持ち物
・余計なこだわり
全部ゴミ箱と同じ。
多いほど、片付けも手間も増える。
必要最小限。
そして、使うときはルールを徹底する。
これが一番快適だ。
今日も午後のティータイム。
余計なものは置かず、スッキリと生きようじゃないか。
たかがゴミ箱。されどゴミ箱。
人生も同じさ。
しーゆー。
