U-18Jリーグvs高校選抜 NEXT GENERATION MATCH2026 in ニッパツ三ツ沢球技場 現地観戦
Jリーグユース選抜 vs 高校サッカー選抜の試合は午前の雨天の影響を受けることなく無事に開催され、結果、高校サッカー側が2得点を上げ、2-0で勝利を上げることとなった。
約5,000人もの観客に包まれたニッパツでの試合は特定のチームのチャントが鳴り響くことはなかったが、なぜか試合開始前に子どもが「中村俊輔~!!!!」と絶叫していた。(俊輔氏はJリーグユース選抜のコーチとして参加されていたのであった)
そんな立ち上がりはJリーグユースがゆとりのあるボール回しを行い、高校サッカーはなんとかボールを奪って主導権を握ろうと必死に動き回るという構図になっていた。まさかこの構図が90分間続けられ、高校サッカー側はエンジン全開、Jリーグユース側はエンジンがかかり切らずに閉幕することになろうとは思いもしなかった。
Jリーグユースがスローペースで主導権を握りつつ、どこかで大きな仕掛けをしてくるんだろうな~と思っていたら、高校サッカー側が勢いで2得点を上げ、Jリーグユースは消極的なボール回ししかできない空気になっていて、なんやかんやで高校サッカー側が主導権を追い求めているかのような展開になりつつ、Jリーグユースは攻撃に熱を注ぐことができないまま試合が終わった。最初の入りの仕掛けで勝負が決まったと言っても過言ではない。
Jリーグユース側もテクニックはあるのだけれど、主導権を保持することが目的になってしまっていて、前へのパス回しというのが中々うまく行っていなかった反面、高校サッカー側は多少粗くても(実際みんなうまかったけれど仮に粗くなってしまっても気にせず次々行こうという意気込みがあった)しっかり詰めて行こうという意思を感じられ、その意識の集大成がピッチ上に表れていた。そういったあれこれがJリーグユース側には負の集合知になったというか、「ミスれない」という感情を想起させているように見えたし、高校サッカー側には「2点取ったものの次どんな展開になるかわからないので動ける内に動ききってなるべく点差を付けておこう」という良い意味での心配性(?)な気持ちが溢れていたように捉えられた。実際どうだったかは知らんけど。。。
ともかくとして普段優位に立ちがちなJリーグユースが言葉通りなすすべなく90分を過ごさせられることになったし、高校サッカーはまだまだやるぜ的な気迫に満ちていて、面白い試合を拝むことができた。
もう二本三本とやったら全く異なる展開を見せてくれただろう。Jリーグユース側は多少リスクを取るプレイを仕掛けて来るようになるだろうし、高校サッカーは逆にプレーの質を上げることにフォーカスしてもう少し縮こまると思われる。
サッカーは改めて何が起こるかわかり辛いスポーツである。
