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もうFigma Slidesしか使えない

みなさん、最近「企画書」書いてますか。

プレゼン資料とか、調査資料とか、オリエン資料とか。なんでもよいのですが、そういうスライド資料を作る時に基本的なツールって、だいたいはパワポとかになりますよね。あるいは「Google スライド」とか「Keynote」とか。「Canva」も結構人気だとうわさに聞きます。

自分は、どうしてもパワポの独特の野暮ったさに慣れず、いままでAppleのスライド作成アプリ「Keynote」ばかり使ってきました。謎にかっこいいんですよね。ツールって、使いやすさだけでなくそのツールのかっこよさによって上がりの良さはけっこう変わるものです。自分のテンションをいかに上げながら、その熱を持続させられるか。いいツールを使うことが、自分の仕事のクオリティにもつながります。

これがKeynote。

そんなKeynote狂の自分でしたが、年末年始にたまたま新しいスライド作成ツールを見つけました。

そう、あのデザインツールやブレスト機能も豊富な「Figma」から、スライド作成機能「Fliga Slides」がベータ版としてローンチされていたんです。
全然気づかなかった・・・。

基本的に自分は逆張り体質で、パワポよりKeynote、PremiereよりFinal Cut Pro、NotionよりObsidianを使うような人間でして、逆張りごころがくすぐられ「Figma Slides使いたい」と即座に思い、この2ヶ月通常業務で使い倒してみました。

Figmaのロゴはかわいい。

結果、(結構マジで)もうKeynoteに戻れないかもです。こういうのって多少よかったとしても体に合うのはごくわずかなんですが、もうFigma Slidesなしでは生きていけないかもしれません。いかにFigma Slidesが素晴らしいか伝えたすぎて、ほぼはじめてnoteを書いています。


とにかく軽い

とにかく動作がサクサク(な感じがする)。2022年のApple M2 Mac book airで使ってますが、基本的に動作が重いことはほぼないように感じています。資料も勝手に自動保存でありがたい。

最初の画面はスッキリしていて、「しょうがない、仕事するか」という気持ちにさせてくれます。

しょうがない、仕事するか。

結構便利なのが「フォルダ機能」「星付き機能」
すべての案件をFigmaで管理できます。自分はクライアントやプロジェクトごとにフォルダをつくり、そこに各案件の資料をぶちこんでいます。Keynoteやパワポだと、dropboxなどでちゃんと整理しないと結構散らばってしまう印象。しかも、ダウンロードしあっていると先祖返りもあるし、チームの作業効率は落ちていきます。Figma Slidesでプロジェクトの企画書も提案資料も一元化することで、そのチームのひとがいつでも最新のものにアクセスできるようになるし、過去のものも簡単に閲覧できます。

さらに、基本的には「タブ表示」で資料を開くことができるため、Figmaをひとつ開いていればそのウインドウに自分の仕事のすべての企画書が開ける状態。Figmaの他のデザインツールやFigJamも当然使えるわけで。なんか、あまり非がないです。

他のスライドアプリにもある「共同編集機能」
Figma Slidesにも当然ありますが、これも他のアプリケーションより便利です。外部からのアクセス承認も簡単で、複数プロジェクトをいろんなメンバーでやられている方にはかなり良いのでは。Figma同様、他人のカーソルの位置もわかったり、スポットライトを当てることも可能なので、誰が何の作業をしているかわかります。スライドを開いていなくても、ホーム画面でも誰がどの資料を開いているかわかるので、みんなで頑張ってる感が出ます。コメントを資料に入れることもできますよ。

デザイン周りの機能が充実

さすがFigmaって感じですが、デザイン周りの機能は他を一線を画す勢い。なによりUIが全体的にかわいいからテンションが上がる。

コピーしたsvgファイルの色を変えることもできるし、細かいレイアウト、色の修正なんかも簡単。自分は使いませんが、テンプレートも充実しています。画像はavifが読めないくらいで、gifにもなんでもほぼ対応。

色がいいよね

Figma Slidesの標準フォントは「Inter」というもので、清潔感があっていい。日本語は自動的にNoto Sans JPに。さらにGoogle Fontやコンピュータ内フォントもFigma同様使えるので便利です。

スライドモードとデザインモード

Figma Slidesには、オレンジ色の通常の「スライドモード」と、より詳細にデザインを修正したい時に使う青色の「デザインモード」をスムーズに切り替えることが可能。文章のカーニングや画像の加工などもデザインモードだとかなり詳細にできて、至れに尽くせりです。ほぼイラレ。

個人的に意外と嬉しいのが、文字や画像などを複数選択し拡大縮小が自由自在にできるところ。イラレではできるんですが、keynoteやパワポではこれ、できないんですよね。あと、「テンプレートスライド」っていうところを押すとスタイルが地涌自在に変えられる。これもサイコロみたいでおもしろいです。資料が鮮やかになります。

色もプリセットとして保存できる

一方で、四角形や円形の枠に画像をドラッグ&ドロップで入れ込むのはできず、いつも「塗り」で画像を入れる作業は正直ちょっと面倒臭い。Keynoteはできるのに。

資料全体像を俯瞰する「グリッドビュー」が革新的

資料を作成する時、スライドごとにアジェンダがごっちゃになったり、資料の全体像を俯瞰してみたい・整理したい時ってありますよね。

グリッドビューでの共同編集の様子

Figma Slidesには、通常スライドを編集する「スライドビュー」だけでなく、全体像を俯瞰してみれる「グリッドビュー」が便利です。複数のスライドをグルーピングして「スライドの段落」を整理したり、さらにグリッドビューでも多少の編集ができたり共同編集の現状がリアルタイムに更新されたりします。ただ単に一覧でスライドをみれるだけでなく、一覧の状態で編集も施せるのはかなり斬新だなと思います。

異次元に便利かもしれない「AI機能」

Figma Slidesには他のスライドアプリとは一線を画すレベルでAI機能が豊富です。資料の翻訳(これ意外となかったかも)、画像の生成、画像の背景は削除、文字を短くするなど気の利いたAI機能が勢揃いしつつ、文章のリライトがかなりユニーク

翻訳が結構便利です。

自分でプロンプトを打ってテキストを自動でブラッシュアップしてくれたり、「トーンを調整」ではプロフェッショナルやエグゼクティブなど謎の指標をグリグリ動かして文字のトーンをリアルタイムで変えられます。なにこれ。

なにこれ。

あと、僕は普段使わないんですが「発表者メモ」を資料の内容を読んで勝手に書いてくれる機能など、AIへの本気度がすごい。

自分のプロフィール資料を読んでみてもらうと。なぜか英語になっちゃった…(こういうバグはややあり)

使う機会は現状少ないものもありますが、今後他のアプリでも同様の機能が増えていきそうなことを鑑みると、Figma SlidesでAIをゴリゴリ触ってみるのは面白いかもしれません。いつか資料も勝手に作って欲しい…

数日前に発表された「プラグイン機能」やばそう

ほんの数日前に、Figma Slidesにあたらな「プラグイン機能」が追加されました。タイムリーです。

動画を見ると、「プレゼンのリハーサル」、「アイコン画像を検索してすぐ入れられる」、「pdfからインポートできる」、「かなり詳細なグラデーションの作成」、「良い感じのリッチなアニメーション作成(意外とFigma Slidesのアニメーション機能がダサくて、これは結構よいかも)、そのほかにもいろんなニッチな機能が追加されていきそうです。スライドアプリのプラグインってGoogle Slides以外あまりなかった気がして、めちゃめちゃ便利になりそうっていうのもFigma Slides使い続けたくなる理由です。

本当に必要かはわからない「ライブインタラクション」

単純に自分が使ったことがないだけですが、おそらくFigJamの機能に近いインタラクション機能もついています。

いる?

たとえば、その場でプレゼンを聞いている人に投票してもらったり、Figma Designからプロトタイプをスライド上で使えるようにしたり。だいぶ使う人は限られてくるかもですが、確かにプロトタイプとかその場で触れたらテンション上がるかも。ここらへんは今後自分もチャレンジしてみたいなと思います。

一番の弱点。

それは、「書き出しできるファイルが、PDFしかないところ」

パワポ信者がこの世には多いわけですが、よく言われます。「それ、pptxにしてくれない?」keynoteからpptxって結構文字崩れなどもあるんですが、かろうじてpptxにできるということで、こんなことを言われたシーンにはまだ便利でした。しかしFigma SlidesはPDFしか基本的に書き出せません。(PDFの書き出し品質や速度はかなり良いなと思っています。ズレたりとかないです。)

書き出しはシンプル

あと、金額が高い、動画周りはなんとなく弱い、ページ数が入れられない、、、など、人によっては致命的な欠点も実はあるのですが…

(追記)パワポ書き出し、インポート、ページ数挿入などができるようになりました!

↑神

結論、全員Figma Slidesにしましょう。

PDFの書き出しができないのも、結局は他の誰かがFigma Slides以外のスライドアプリを使っているからで、全員がFigma Slidesを使えば解決するんです。だって、Figmaを使っていない人でもアカウントさえ持っていれば簡単に操作できるし、今後はみんなここで修正作業とかすれば良いんです。

なので、
全員Figma Slidesにしましょう!!!!!!