日本教の成立
昨日に続いて、日本教を造った偉人や、出来事について考えました。
私は、日本教の成立の必須事項は、仏教伝来時の、蘇我氏の勝利と、聖徳太子の政治までだと思います。
聖徳太子には
法華義疏などの解説書
三経義疏 - Wikipedia
があり
「皆に仏性あり」という法華経の精神
は完全にマスターしていたでしょう。その現実への展開として、十七条憲法では
十七に曰はく、夫れ事は独り断さだむ可らず。必ず衆もろもろと与ともに宜しく論あげつらふべし。少事は是れ軽し、必ずしも衆もろもろとす可らず。唯大事を論あげつらはんに逮およびては、若し失あやまち有らんことを疑ふ。故に衆と与ともに相弁わきまふるときは、辞こと則ち理を得。
という風に、皆の知恵を集め活かすように説いています。
こうした
大衆の智慧を信じる心
は、大乗仏教を受け入れ、深く理解したから出てくるのです。
もしも、仏教伝来時の、蘇我氏と物部氏の戦いで、蘇我氏が負けて、日本での仏教展開が遅れたならば。日本の国の形は大きく変わったでしょう。
蘇我氏が負け、聖徳太子の政治がないなら、日本は豪族の群雄割拠が続き、しかも独自の文化を持てず、朝鮮半島で起こったように、中華文明に完全に支配されたと思います。
