ゆっくりと
ひと粒ずつ落下する
時の砂
溢れ返る光に浸かって
鳴っているのは
言葉のない音たち
私は声を封じる
大地と交ざる
楠の
深い旋律
空へと舞ってゆくのは
蝶の歌
花びらの眩しい黄と共に
高らかに
うららに醉いながら
洗濯物が
小さく踊る
階段には小石の輝き
瞼が自然に閉じる
ほどけてゆく影が
咲く
頬に風
あぁ
春だ
☆シロクマ文芸部お題『ゆっくりと』
木が風に揺れる音がとても好きです
低く深い音
緑色で例えるなら、ライトグリーンよりも深緑
清らかで優しく流れる音
不思議と眠くなる音
道路にはもう蜃気楼が(・o・)!
#シロクマ文芸部