【櫻坂46/組織論】第3話|2期生はなぜ“実質1期生”になったのか
前回は、平手友梨奈一強だった欅坂の特殊な構造について書いた。
ただ、私は実は、
平手友梨奈の卒業以上に大きかった出来事があると思っている。
それが、
欅坂から櫻坂へのリニューアルである。
よく考えてみてほしい。
乃木坂は乃木坂のままだった。
AKBはAKBのままだった。
モーニング娘。も基本的には同じグループで続いている。
ところが櫻坂は違う。
名前が変わった。
コンセプトが変わった。
グループの空気も変わった。
もちろん、同じメンバーもいる。
歴史もつながっている。
だから完全な別グループではない。
ただ、感覚としてはかなり違う。
野球で言えば、
監督が代わった。
ユニフォームが変わった。
チームカラーが変わった。
本拠地まで変わった。
それくらいの変化である。
すると何が起きるか。
本来なら「2期生」であるはずのメンバーが、
実質的には「新チームの創業メンバー」になる。
これである。
森田ひかる。
藤吉夏鈴。
山﨑天。
田村保乃。
守屋麗奈。
今の櫻坂を代表するメンバーたちである。
もちろん本人たちの実力もある。
人気もある。
だから中心になった。
それは間違いない。
ただ、それだけではない。
もし欅坂がそのまま続いていたら、
ここまでスムーズに世代交代できていたか。
私は少し疑問である。
なぜなら、
どうしても欅坂1期生との比較になるからだ。
ところが櫻坂になったことで、
比較対象そのものが変わった。
新しいグループ。
新しい物語。
新しいスタート。
そうなると、
2期生が主役になりやすい。
だから私は、
櫻坂2期生は「2期生」ではあるが、
世代交代論で見ると、
実質的には1期生に近い。
と思っている。
だから谷間世代にならなかった。
むしろ、
創業メンバーになった。
ここが櫻坂の特殊なところである。
では問題は何か。
次である。
今の櫻坂は、
森田ひかるがいる。
藤吉夏鈴がいる。
山﨑天がいる。
田村保乃がいる。
2期生が強い。
かなり強い。
では、
その次の3期生はどうなるのか。
乃木坂で言えば、
谷間世代になりやすいポジションである。
櫻坂は同じ道をたどるのか。
それとも違うのか。
そして、
山﨑天は齋藤飛鳥のような橋渡し役になれるのか。
次回は、その話をしたい。
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