BlueOriginのTerawaveは6Tbpsでデータを転送
JeffBezos率いるBlueOriginが驚異的な通信速度を誇る衛星ネットワーク;TeraWaveを発表、宇宙インターネット市場に新たな衝撃を与えました。既存のAmazonによるLeoが一般消費者向けであるのに対し、TeraWaveはデータセンターや政府機関といった超大口/プロ層を狙い撃ちにする戦略です。
https://www.blueorigin.com/ja-JP/terawave
Blue Moon MK1 left for the port today ahead of shipment to Houston.
— Blue Origin (@blueorigin) January 20, 2026
Introducing Endurance. Named for Ernest Shackleton’s legendary ship that journeyed to Earth’s South Pole, MK1 honors resilience under pressure. That same spirit of perseverance guides our mission to the lunar… pic.twitter.com/ofNoXwIDq1
1;BlueOriginによる通信NWサービス
1月中旬にJeff Bezos氏の宇宙企業BlueOriginは最大6Tbpsのデータ速度を提供する衛星インターネットNW;TeraWaveを発表。このNWは[低軌道衛星5280基x中軌道衛星128基]で構成されており27年後半に最初の衛星を配備する予定、企業/DC/政府機関顧客を対象とするが、全体構築にかかる時間は現状で不明。
現在構築中の低軌道衛星はRF接続を使用し、最大データ転送速度は144Gbps。一方の中軌道衛星は光リンクを使用し、はるかに高速な6Tbpsの速度を実現する想定。ちなみに、SpaceX;Starlinkは現在最大400Mbpsで将来的には1Gbpsのデータ転送速度を提供するアップグレード衛星の打ち上げを計画している
2;TerawaveとLeoの特徴
衛星NWのWebサイトには[TeraWaveは既存のNWインフラに宇宙ベースのレイヤーを追加、従来ではアクセスできない場所への接続を提供する]と喧伝する。
ちなみに先立つ数か月前にAmazonは消費者向けに自社の衛星NWをリブランドすると発表。Leoと呼ばれるNWは最終的には低軌道に約3000基の衛星で構成され、従来型のブロードバンド速度を提供する。
TeraWaveとLeoを統合することで、900万人以上の顧客を抱える大手衛星インターネットプロバイダーとなったSpaceX;Starlink(一般消費者/航空会社などの法人/政府機関向け)に対抗することが可能で、強力な競争相手となる可能性がある。
ただ、2つのNWは性質が異なるものでBlueOriginは下記の様に表明
[より高速で上下速度の対称性/高い冗長性/NWの迅速な拡張性を備えたエンタープライズグレードのインターネットアクセスを求める顧客の不満をTeraWaveは解決する]
3;その他
BlueOriginは長年にわたり数々のPJ開発に取り組んでおり、小型ロケット;New Shepardによる短距離宇宙旅行で最もよく知られる。
近年は多角的な商業宇宙企業として台頭し始めており、25年には巨大ロケット;New Glennの初打ち上げに成功、数か月後にはNASA向けの商用ペイロードの打上げに成功(2回目の試みでブースターステージの着陸に成功)。また、今年にはNewGlennの3回目の打上げで無人着陸機を月面に送り込む予定。
