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BlueOriginのTerawaveは6Tbpsでデータを転送

JeffBezos率いるBlueOriginが驚異的な通信速度を誇る衛星ネットワーク;TeraWaveを発表、宇宙インターネット市場に新たな衝撃を与えました。既存のAmazonによるLeoが一般消費者向けであるのに対し、TeraWaveはデータセンターや政府機関といった超大口/プロ層を狙い撃ちにする戦略です。

https://www.blueorigin.com/ja-JP/terawave

https://www.pcmag.com/news/big-win-for-spacex-as-fcc-clears-it-to-upgrade-starlink-with-gigabit-speeds?test_uuid=04IpBmWGZleS0I0J3epvMrC&test_variant=B

1;BlueOriginによる通信NWサービス

 1月中旬にJeff Bezos氏の宇宙企業BlueOriginは最大6Tbpsのデータ速度を提供する衛星インターネットNW;TeraWaveを発表。このNWは[低軌道衛星5280基x中軌道衛星128基]で構成されており27年後半に最初の衛星を配備する予定、企業/DC/政府機関顧客を対象とするが、全体構築にかかる時間は現状で不明。
 現在構築中の低軌道衛星はRF接続を使用し、最大データ転送速度は144Gbps。一方の中軌道衛星は光リンクを使用し、はるかに高速な6Tbpsの速度を実現する想定。ちなみに、SpaceX;Starlinkは現在最大400Mbpsで将来的には1Gbpsのデータ転送速度を提供するアップグレード衛星の打ち上げを計画している

2;TerawaveとLeoの特徴

 衛星NWのWebサイトには[TeraWaveは既存のNWインフラに宇宙ベースのレイヤーを追加、従来ではアクセスできない場所への接続を提供する]と喧伝する。
 ちなみに先立つ数か月前にAmazonは消費者向けに自社の衛星NWをリブランドすると発表。Leoと呼ばれるNWは最終的には低軌道に約3000基の衛星で構成され、従来型のブロードバンド速度を提供する。
 TeraWaveとLeoを統合することで、900万人以上の顧客を抱える大手衛星インターネットプロバイダーとなったSpaceX;Starlink(一般消費者/航空会社などの法人/政府機関向け)に対抗することが可能で、強力な競争相手となる可能性がある。
 ただ、2つのNWは性質が異なるものでBlueOriginは下記の様に表明
 [より高速で上下速度の対称性/高い冗長性/NWの迅速な拡張性を備えたエンタープライズグレードのインターネットアクセスを求める顧客の不満をTeraWaveは解決する]

3;その他

 BlueOriginは長年にわたり数々のPJ開発に取り組んでおり、小型ロケット;New Shepardによる短距離宇宙旅行で最もよく知られる。
 近年は多角的な商業宇宙企業として台頭し始めており、25年には巨大ロケット;New Glennの初打ち上げに成功、数か月後にはNASA向けの商用ペイロードの打上げに成功(2回目の試みでブースターステージの着陸に成功)。また、今年にはNewGlennの3回目の打上げで無人着陸機を月面に送り込む予定。

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