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【Googleマップ 離島巡回の旅】#19 長崎編 平戸市離島(的山大島・度島・高島)




平戸市離島

” 潮の香にまじるは、鯨の吐息か、江戸の夢か




■ 前回の離島絵巻


先の道中記をご覧じたくば、此方よりお進みくだされ。


■ 平戸市の離島


平戸の港を後にし、櫓を漕ぎて潮風に身を任せれば、やがて浮かび上がるは三つの島影――的山大島(あづちおおしま)度島(たくしま)、そして高島(たかしま)。いずれの島も、時の歩みを忘れたるごとき風情を湛え、旅人の胸に深き余韻を残すものでござる。

まずは、的山大島。平戸島の北西に在り、平戸港より船にて四十刻ばかりの道のりにて候。この島にて特筆すべきは、神浦(こうのうら)と申す町並み。江戸の世の家々が軒を連ね、今もなお往時の面影を色濃く留め申す。此の地は国により重要伝統的建造物群保存地区と定められ、誠に貴重なる景観なり。また、島の東端には大賀断崖(おおがだんがい)と呼ばるる絶景の地あり。その崖より見晴るかす海の蒼は、旅人の胸に波紋を広げることでありましょう。

次に、度島。こちらは平戸港より三十刻の船旅にて至る、歴史と祈りの島にて候。かつては切支丹の民がその信仰を密かに守りし地にして、今なお島のそこかしこに隠れ切支丹の遺構がひっそりと息づいており申す。また、島内には鯨漁の名残もあり、静かな港町にはどこか懐かしき匂いが漂いて候。風に揺れる草花の中をゆく自然散策路もまた、四季折々に彩りを変え、道ゆく者の心を癒してくれることでしょう。

そして最後に、高島。宮ノ浦の沖合三百間、陸より最も近きも、今は定期の渡船もなく、訪れにはあらかじめの支度が要る島にて候。されど、この島には旧砲台跡があり、太平洋戦争の世に軍の要塞として用いられた名残が、今も静かに残されておりまする。加えて、島には数多の猫や犬が住まい、穏やかな時をともに過ごしてくれることで知られ申す。潮騒に包まれしこの小島では、まさしく“俗世を離れた隠れ里”の趣を味わうことができ申す。


いずれの島も、賑わいよりは静謐を、喧騒よりは癒しを求むる者にこそふさわしき旅の地にて候。潮の流れに身を預け、ただ心のままに船を進めば、きっとそこには、己すらも忘れかけし“何か”が、そっと待っているやもしれませぬ。――いざ、旅立たれませ。




■ 一之地 的山大島:大賀キャンプ場




此の地、名を大賀キャンプ場と申すは、的山大島東端の断崖――大賀断崖の真上に設けられし、自然と調和したる野営の場にて候。

広々たる草の原にて、空は高く、潮風は絶えず吹き渡り、まこと旅の心を慰めるに足る佳き処なり。年の始めより暮れに至るまで、いかなる季節にも無償にて開放されし地と聞き、これぞ人の情け、島の心意気と感じ入り候。

中央には堅牢なる展望台が構えられ、そこより見下ろせば、遥か蒼き海原と切り立つ断崖が眼下に広がり、世の煩いすら吹き消すがごとし。傍らには、炊き物煮物を仕るための炊事棟も完備され、野営の趣と利便とを併せ持つ、実に行き届いた造りと申せましょう。

また、坂を下れば海水浴の場あり、浜にては日を浴び、波と戯れ、潮の香を胸いっぱいに吸い込むこと叶う。さらには、駐馬の場(駐車場)も近く、遠方よりの輩にも安心して足を運ばるる仕組みにて候。

そして、汗に濡れし身を清める湯浴みの場(シャワー室)も設けられており、旅の垢を流すに誠に有り難き備えなり。

かくして、天の下、地の果て、風と共に火を囲み、海を見晴るかす――これぞ野営の真骨頂にて候。大賀野営地、まこと一日を存分に楽しむにふさわしき、隠れたる良所なりと、此度の旅の記に深く刻み置き候。




■ 二之地 的山大島:神浦の町並み




神浦(こうのうら)の町は、遠き昔、江戸の初め頃より漁を生業とする民らによって築かれし村にてござる。やがて時は下り、江戸中頃――鯨漁(くじらりょう)が始まりしを契機に、この地はにわかに賑わいを見せ、商人や職人も集う港町へと変じて参った。

その後、鯨漁が廃れた後も、海を埋め立てて町を広げ、町家を建て、さらなる発展を遂げ申した。今では、この神浦の町並み一帯が、大切なる歴史の跡として保存されており、海、川、山の上の寺社や墓所までもを含む広き範囲が指定地となっておる。

町の中心を通るは、幅三間ほどの細き通り。その道沿いに、昔ながらの家々が立ち並び、山側には奥行の浅い古き敷地の家々、海側には、鯨漁の頃に新しくできた奥行きの深い家々が建っておる。

家の造りは、屋根を切妻造(きりづまづくり)、瓦を葺き、通り土間を持ち、部屋を左右に並べる造り。狭き土地では二階を住まいとし、また、道の曲がりに合わせて家を台形に仕立てるなど、工夫も凝らされておる。

また、町のあちこちには、石垣や石段、そしてかつて皆で使った共同井戸も残っており、今なお昔の暮らしの息吹が感じられる地にて候。

かくのごとく神浦は、漁村より港町へと移ろう歴史を今に伝える、離島ならではの風情ある町並みにて、まこと訪れるに値する歴史の宝と申せましょう。




■ 三之地 的山大島:ゲストハウス せの川




此の宿は、九州の西、平戸の外れに浮かぶ大島の地にて、旅人を迎えし客人宿にてござる。場所は神浦と申す歴史ある町並みの中にあり、国により「重要伝統的建造物群保存地区」と定められた、まことに由緒ある処にて候。

宿の建屋は、江戸の後期に建てられし古き家屋を、現代の用にあつらえ直したもので、その造りや風情は昔日の趣をよく残し、静かなる佇まいに心安らぐことでありましょう。

主らは、遠方よりお越しの方々に、ひとときでも心安らぐ時を過ごしていただかんと、真心込めたもてなしを旨としており候。

また、年の内でも五月・六月・九月には、海に潜りて鮑・栄螺を取る素潜り漁が行われており、この地ならではの海の恵みを、目にし、味わうことも叶い申す。

海も山も間近にて、釣りを楽しむは歩いてすぐ。自然豊かなるこの島にては、朝な夕な、波音に耳を傾け、風に吹かれる時が何よりの癒しとなり申す。

食材を求むれば、農協の商い処にて買い物も叶い、夜ともなれば、島の者と杯を交わす酒場や、歌を楽しむ座敷(いずれも要予約)にて、語らいのひとときを持つこともまた一興。

さらには、社や寺も歩いて巡れる近さにて、静かに島の霊気を感じながらの散策も、心清まる時となり申す。

島内の名所名跡を巡らんと望まれる方には、事前の申し出にて電気仕掛けの駕籠(電動アシスト自転車)を貸し出しており、坂道も難なく越えられ、巡りの道を助け申す。




■ 四之地 平戸島:平戸城



この平戸城は、かつて亀岡城(きこうじょう)とも呼ばれ、平戸瀬戸に突き出した高台に築かれた平山城にござる。眺め良く、海を見下ろす要の地にて、まことに堅固なる構えなり。

築城の始まりは宝永元年(1704年)。その折の藩主、松浦家三十代・棟 公が工を起こし、十四年の歳月をかけて、三十一代・篤信 公の時、享保三年(1718年)に完成せり。

されど時代移りて、明治維新の折、国の命により廃城と相成り、一度はその姿を失い申した。

しかしながら、昭和三十七年(1962年)、かつての姿を想い復元され、今では三層五階の天守閣が堂々とそびえ立ち、日本百名城のひとつにも選ばれておる。

さらに近年には、平成の大改修を終え、より美しく新たな姿となり、旅人を迎える備えも整い申した。

海と城、風と歴史が出逢うこの地にて、かつての武士の誇りを感じながら、静かに城を見上げてみるも一興。平戸の旅の折には、ぜひこの亀岡の城を訪ねられよ。 城もまた、皆々の来訪を、今か今かと待ち望んでおるに違いありませぬ。



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まことに、夢か現かと疑うばかりにて候。かつては殿様おわした亀岡の城郭、今や旅人に門を開き、夜を明かすことが許されるとは、世も変わり申した。

諏訪たけし





■ 五之地 平戸島:旅亭 彩月庵




此の庵は、的山大島・度島へ向かう船の発ち処である平戸港を眼下に望む高台に、ひっそりと佇み候。都の喧騒を離れ、静けき時を過ごさんと願う旅人にこそ相応しき、大人の隠れ宿にてござる。

客間は、趣異なる六つの型より十三の間にて構成され、いずれも専用の湯殿(温泉風呂)を備え、誰にも邪されぬ湯浴みのひとときをお楽しみいただけ申す。緑の揺らぎ、風の薫り、そして湯のぬくもりと共に、身も心も解きほぐされてゆくことであろう。

当庵は、宿泊のみにとどまらず、ご会席・ご宴席もご予約にて承り、四季折々の趣向を凝らした季節の御膳を用意いたし候。

お部屋より眺める庭園は、広さ千坪に及び、移ろう四季の彩りが心を和ませ申す。ここはまさに、日常を脱し、自然へ還る場所。ひととき浮世を忘れ、己と向き合うための癒しの庵にてござる。

料理においては、平戸の海山に育まれし新鮮なる食材を用い、旬を尊び、自然の味をそのままに、一品一品心を込めて拵え申す。御献立はその時その季により異なり、訪れるたびに新たなる味わいと出逢えましょう。

客間にては湯に浸かりて憩い、食事処にて四季の滋味を賞味し、庭園にて風のささやきを聞き入る――すべてがひとつの安らぎの道となり申す。




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付録:大日本沿海輿地全図(離島巡回の旅)



■平戸之國より贈る、御礼之品 三選《宣伝》


これは拙者・諏訪の武士が、自信を以て推し奉る、平戸之國よりの御礼之品(ふるさと納税返礼品)にござる。海風に鍛えられし山海の幸、いずれも誠に妙味深く、遠き国々へも恥じぬ逸品と存ず。心してご覧あれ――平戸の真心、ここにあり。


❖【平戸産ヤブツバキ100%使用】純正ツバキオイル「ヒラドボニータ」1本(60cc/瓶)


「肌に咲かすは、平戸の椿。凛と艶めく、佳人の秘薬」

肥前平戸にて育ちし天然ヤブツバキより、滴り落ちたる純なる油。八分を超ゆるオレイン酸を含み、肌を柔らかに保ち、乾き・小皺・ごわつきを防ぐ力、まことに強し。杉林なる御医師の監修のもと、混ぜ物一切なき、真の化粧油と成りにけり。湯上がりの肌に塗り伸ばせば、まるで春の花のごとく、しっとり艶やかに咲き誇らん。



❖ あごだし パウダーとお手軽 スープ の セット


「一振りで膳が整う、出汁は家宝。飛魚の香、食卓に舞う」

平戸の空より飛びて落ちし飛魚(あご)、これを焼きて乾かし、粉とし、袋とし、湯と成し三つ巴。そば湯に、汁物に、年越しの夜にも好ましき逸品。粉九十匁三包、袋出汁四つ入り、湯用七十匁の袋一つ。四月を目安に召し上がられよ。忙しき折も、湯を注げば即、旨味の香立ちのぼる――まさに武士の膳支度。



❖ 【体の中から美しく】純正食用椿油「Delicioso(デリシオーゾ)」


「潮風に育まれし椿のしずく、肚(はら)より花咲かす美の妙薬」

平戸にて潮風を浴びて育ちしヤブツバキ、その実より搾りし純なる油にて候。オレイン酸八割六分を誇り、まさに膳にも薬にもなる宝油なり。加熱良し、生もまた佳し。寒き折に白く濁るは天然の証。ぬる湯にて戻し、心して召し上がられよ。





■ これまでのGoogleMap離島巡回の旅 



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