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【饂飩美味紀行】#43 うどん そば ことひら(福岡県福岡市中央区)【隠れた名店紹介】



" 福 岡 の 老 舗、腰 と 柔 を 極 め し 一 椀 "




❖ 福岡市中央区、ごぼ天饂飩の如し

まず、出汁(だし)。これすなわち、この地の根幹なり。福岡城跡の威風、舞鶴の歴史、大濠の風雅、これらすべてが長き時を経て、今にその芳醇なる香りを漂わせる。武士たるもの、基(もとい)を忘れてはならぬ。それと同じく、この地の歴史こそ、深き出汁のごとく、街の礎(いしずえ)を支えるものなり。

次に、うどんの麺(めん)。福岡のうどんは、京・讃岐のごとき剛毅(ごうき)ならず。ふわりと口に馴染むその柔らかき食感、まるでこの地に暮らす者どもの温かさの如し。商人、職人、旅人、いずれも垣根なく受け入れ、交わり合う様は、しなやかなる剣の使い手にも似たり。剛(ごう)ばかりにあらず、柔(じゅう)もまた武の極意なり。

さて、ごぼう天。これは、この地に息づく活気と新しき風を映すものなり。天神・大名の街並みには、商いの賑わい、洒脱なる町人文化、さらには異国の薫りすら交わる。これ、まさしく戦場にて変幻自在に立ち回る剣士のごとし。ごぼう天のカリリとした歯ごたえ、その中に、この地の気概(きがい)あり。

斯くして、福岡市中央区は「ごぼ天うどんの如し」。その出汁の深み、麺のしなやかさ、ごぼう天の気概――まこと、侍の心にも通ずるものがあろう。



❖ 店舗外観


❖ 饂飩絵図


⦅🌟🌟🌟🌟☆》かけうどん  ※撮影 2024年11月


かけうどん


日替わりミニ丼(親子丼)


平日限定 日替わり丼ランチ


❖ 饂飩膳の記録


◎ 寒夜の帳、開かれし候

冬の寒さ、肌を刺し候。しんと冴え渡る空気のなか、暖簾をくぐれば、ふわりと広がる出汁の香り。これぞ、幾年の研鑽を重ねし者の業なり。

店の名は「うどん そば ことひら」。

その扉を押し開くは、ひとりの侍。長き旅路にて塵をまといし衣なれど、饂飩の香りに誘われし者には関わりなきこと。飢えたる身に沁み入る出汁の薫りに、ふと目を伏せる。思えば遥か昔、幼き日、母上が拵えし椀の味、かの香りに重ねる。


◎ 湯気とともに解けゆく侍の心

しずしずと席に着き候。

侍、小さく呟く。 「久方ぶりの温かきもの、ありがたき幸せよ。」侍たるもの、何事にも動じぬ心を持つべし。されど、鍋より立ちのぼる湯気を前にすれば、胸の内に湧く期待を抑うること難し。静かに運ばれし丼、これぞ名物のかけ饂飩と、日替わりの親子丼。

まずは饂飩。箸を手に取り、ゆるりと持ち上げ候。細身の麺、出汁をまといて艶やかに光る。一口すするや、ふわりと舌に広がる昆布の甘み、鰹と鯖の旨味。誠に優しき味わいなり。博多饂飩のごとく柔らかくも、芯は確かに残り候。

ふと、侍の目に浮かぶは、遥か過ぎし日々。戦場に散りし友、飢えに耐えし夜、そして帰るべき家の温もり。湯気に滲む思い出の中、今ここに在る己が運命を噛み締める。


◎ 技を受け継ぎ、味を極むる者

親子丼に箸を進むる。とろりと絡む卵、ふっくらと炊かれし鶏肉、甘めの味付け、これぞ心を解くものなり。侍たるもの、凛と構うべしと心得るも、この温もりにはほころばざるを得ず。

この饂飩を生み出すは、独自に配合せし粉、足踏みにて鍛えしコシ、そして手切りの妙技。その一つ一つに職人の矜持宿り候。出汁に至りては、創業より守り継ぎし製法。羅臼昆布に鰹節、鯖節を用い、毎朝心を込めて引くという。

されど、この店、ただ昔の味をなぞるにあらず。受け継ぎし味に磨きをかけ、さらに高みを目指す心意気、誠に見事なり。侍もまた、剣を振るうのみが道にあらずと、ふと悟る。


◎ 一滴の余韻、心に染み入る候

椀を置き、深く息をつき候。

侍、ふと漏らす。 「この味、忘れがたし。」最後の一滴まで飲み干しし出汁、静かに身を温む。外の寒さとは無縁の、穏やかなるひと時。

戦場にて得られぬものが、ここにはあり。侍は己が定めを思う。行く先は未だ見えぬ。されど、この一椀の温もりを胸に刻み、再び歩み出す。かかる一杯に巡り会えしこと、侍の道においてもまた一興。

侍、静かに立ち上がり、店主に向かいて言う。 「美味、誠にかたじけなし。」

——御馳走仕り候。


❖ 店の評判帳




❖ 詳細な絵図



❖ 饂飩道を嗜む者へ(宣伝)


拙者、博多の地より誇り高き逸品をひとつ、御前に紹介しようぞ。それは『ウエストのうどん』という、食において至高の味を誇る品にござる。まず、そのだしは、あじこやいりこを使用し、風味を巧妙にきかせておる。そして、仕上げにさば節やかつお節を加え、旨味のある、すっきりとした優しき味わいを成し遂げるのでござる。
また、麺のほうも然り。もちもちとした食感の中に、強きコシを秘めており、まさにウエストのうどんにしか出せぬ味わいで、博多の誇りとされるにふさわしい。今やそのうどんを、冷凍にて五食分一度に、御家族でお楽しみいただけるのだ。
この品をふるさと納税として手に入れることで、博多の地を感じながら、御前の舌も喜びを覚えること間違いなしであろう。如何でござろう、食を極めし侍よ、手に入れて試してみるがよい。


❖ 過去の饂飩絵巻

美味を求む饂飩侍、風の如く歩みし味巡礼の記録なり


❖ 諏訪たけしの饂飩美味紀行全集



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麺の道は細く険しく
遠く彼方へと続く饂飩の旅路なり。

一椀の饂飩に込められし匠の技
その奥深き世界
未だ人知れぬ境へと誘わん。

”饂飩美味紀行”――それは、終わりなき味の冒険

諏訪武士

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