無料から有料へ。コーヒー豆を売るまで
2ヶ月間の挑戦で得たもの。
どうも、suuでsu('ω')
実は2ヶ月間、ある実験的な挑戦をしました。
それは「自家焙煎コーヒー豆の無料提供」でした。
これまで、趣味の延長として楽しんでいた焙煎ですが、「美味しい」というコメントを直接いただけたことは、僕にとって何よりの自信になりました。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました(;_;)
そもそも、この無料提供を始めた一番の狙いは「焙煎技術の向上」でした。
見知らぬ誰か、しかも自分とは違う環境にいる人に飲んでもらう。 そう思うと、「失敗できない」という良い意味でのプレッシャーがかかり、いつも以上に真剣に豆と向き合うことができました。
僕のSNS運用は「コミュニティの拡大よりも、濃度の濃さ」を重視。
豆をお届けした後、単なる事務的な連絡だけでなく、SNS上でのリプライや交流が以前よりぐっと増えたことは、この企画をやってよかったと思える
一番の収穫でした。
無料提供で直面した「壁」と「すれ違い」
しかし、やってみて初めて気づく「デメリット」もありました。 大きく分けて2つあります。
一つ目は、フィードバックの難しさです。
お届けした方には感想(投稿やメール)をお願いしていましたが、反応をいただけないケースがありました。
ここで、「贈与論」という考え方を少し紹介させてください。
本来、人には何かをもらうと「お返しをしなくては」と感じる心理(互酬性)が働きます。 しかし、そこに「金銭」という明確な対価がない場合、受け取り手はどう返していいか分からず、逆に心理的な負担を感じてしまったり、あるいは無料ゆえに価値を軽く捉えてしまうことがあるそうです。
僕としては「感想さえもらえればwin-win」と考えていましたが、金銭が絡まない関係性ゆえに、相手に甘えすぎていたのかもしれません。
結果として、僕自身が「反応がほしい」と貪欲になりすぎてしまった部分もあったと反省しています。
二つ目は、連絡手段の複雑化です。
今回はThreadsで募集し、詳細なやり取りはInstagramのDMで行う形をとりました。しかし、普段あまりInstagramを開かない方もいらっしゃり、メッセージの確認漏れが発生してしまいました。
せっかく「欲しい」と言ってくださったのに、連絡がつかず豆をお渡しできなかったことは、非常に心残りでした。
有料販売へ。それは「責任」と「思いやり」の約束
これらの経験を経て、僕は「有料販売」へと舵を切ることを決意しました。 「お金を取るなんて」と気持ちもありましたが、今はこう考えています。
「金銭を媒介することで、より健全な思いやりや繋がりを生むのでは?」
無料提供で感じた「感想の強要」のような空気感は、有料化することで解消されると考えています。
お客様は対価を払うことで堂々と商品を評価でき、僕は代金を頂くプロとして、これまで以上に責任を持って「最高の一杯」を提供する。 お金は単なる利益ではなく、お互いが真剣に向き合うための「約束の証」になると気づいたのです。
また、ECサイトというきちんとしたプラットフォームを用意することで、連絡ミスや配送のトラブルもなくなり、皆さんに安心して豆を受け取っていただけるようになります。
「無料だから」という甘えを捨て、対等な関係で、本当に美味しいコーヒーを共有したい。
それが、有料化への一番の動機です。
SNSから、リアルの世界へ
ECサイトでコーヒー豆を販売することは、僕にとって人生の転換期に向けた第一歩です。
SNSで培った関係性をリアルな世界へ繋げ、これまでの経験を活かして新たな挑戦を始めたいと思います。
新しい挑戦、ぜひ見守っていただけると嬉しいでsu(*´Д`)
