小さな音量で聴く
日頃、小さな音量で音楽を聴いている。
iPhone 4の頃に購入したKlipschのiGroove SXTで。
Klipsch iGroove SXT
このスピーカー、昔のiPhone専用な30ピンのDockコネクタを備え、中央にセットすることで、コンパクトながら、なかなかの高音質で鳴ってくれるので、とても気に入っていた。
現在ではiPhoneも30ピン→Lightning→USB-Cへと移り変わり、最初の写真のように、一体型オーディオ的に使うには古いiPhoneを引っ張り出すか、変換コネクタで使うしかない。
ちなみに、画像ではiPHone 4の時代にスマホとして使えなくなるからと、iPhone 3GSが載せてある。
Lightning期になってから、全く使わなくなってしまっていたのを、自作なゲーミングPCを組み立てた時に、PC用のスピーカーとして復活させて今に至る。
AUXコネクタも裏側に付いているので、PC用のコンパクトな有線接続スピーカーとして、活躍してくれている。
真ん中のiPhone載せるためのスペースは空いたまま。
このスピーカーを有線接続で使っているからこそ、最近のコンパクトなBluetoothスピーカーにも負けない、綺麗な音で、かつ、小さい音量でも全域が聴き取りやすく聴けている。
小さな音量で聴く理由
音楽聴くにしても、映像作品を観るにしても、大音量で没入感を楽しむ、という方法もあるし、それはそれで楽しい。
しかし、だ。耳が悪い。
もう何年も、右耳の耳鳴りが70デシベル位で鳴ってくれているのもあって、デカい音量は耐えられなくなってしまっている。
耳鳴りがデカいなら、音楽等を聴くにも、大音量じゃないと聴き取りにくいのでは?とも思われがちなんだが、左耳は正常なので、デカい音はうるさい。
イヤホンやヘッドホンでは左右のバランス調整が必要だし、耳鳴りのせいで、人よりも疲れる。
デカいスピーカーで、しっかりとしたオーディオセットだと、スピーカーの左右を離す必要もあるし、どうしても大音量気味になってしまう。
なので、iGroove SXTのような、コンパクトで左右の間隔が狭く、正面から聴こえてくるようなスピーカーが丁度良い。
正常な左耳中心で聴いているのだから、モノラルスピーカーでも良さそうなもんでもあるが、ステレオな広がりは感じられるので、iGroove SXTが自分の耳に合っている。
長年の耳鳴りからか、聴覚過敏にもなってしまっているのもあって、小さな音量でも、自分の好きな、耳心地の良い音がスーッと流れ込んでくる感覚がとてもイイ感じなので、小さい音量でゆったり聴くのが耳に馴染んだ。
聴けない音域
左右の聴力の違い、耳鳴り、聴覚過敏と、耳のトラブルだらけだからこそ、小さな音量で心地良く聴くのは、今後の悪化を防ぐ意味もある。
同じ音楽を聴いても、人が聴き取れる音が聴けていないことも大いにあるし、たまにイヤホンやヘッドホンで、多少音量上げて聴いた時に、「こんな音が鳴っていたのか!」って驚くこともある。
それでも、そういう後から発見出来る楽しみとして考えている。
iGroove SXTはコンパクトながら、広い音域を鳴らしてくれるとはいえ、小さな音量で鳴らしていると、聴けていない音域はそこそこある。
左耳だけで聴けば、それなりにたいていの音域は聴けていそうだと思われるかも知れないが、右耳では四六時中、耳鳴りが響いている。
こんな耳を持っているので、聴けない音域があるのはしょうがないし、高音質を限りなく求めたい、なんて思いも全く無くなった。
ばらの花
くるりの「ばらの花」という大好きな曲がある。
この曲のイントロ、ギターのバッキングからピアノが入って来る。
ギターが左側、ピアノが右側から聴こえて来る。
この部分を、耳鳴りの悪化を調べるバロメーターにしている。
イヤホンやヘッドホンでこの曲を、程よい音量で聴いてみる。
耳鳴りが酷い時には右のピアノが全然聴こえない、もしくは、ピアノの音階が全然違って聴こえることを、20年近く前に発見し、たまに試している。
今、やってみたら、幸いにも、しっかりと普通にスピーカーで聴くのと同じように聴こえて一安心。
だからって、耳鳴りは凄く鳴っております。
小さな音量で快適に聴ける音楽
結局、耳を考慮して小さな音量で音楽を聴くということは、好きな音なら何でも快適に聴けるという訳でもない。
好きでもある程度の音量で聴きたくなる、ジャズ系のような楽器の繊細な音を追いかけたくなるものは向かなかったりする。
エレクトロニカみたいな、ミニマルで高音系が程良く鳴っているタイプが一番聴きやすい。
集中して聴くことも少ないので、気が散らない、何となくイイ感じで流れていて、たまに音にしっかり耳を傾けたくなるような、そんな音楽を日頃、小さな音量で聴いている。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします。頂いたチップは「文具と音とメカ系」の文章をより深める費用とさせて頂きますので。