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揺るがない幸せがただ欲しいのです

インスタ眺めてて、ふと、聴こえてきたのが、馴染のあるメロディーとタイトルにした歌詞。

揺るがない幸せがただ欲しいのです

くるり - 春風

大好きな曲でもある、くるりの「春風」の歌い出しの部分。

これまで何十回、いや、何百回、聴いたかわからない位に聴いてる曲であるにも関わらず、こういう歌い出しの歌詞だったということに初めて気付く。

こんな強烈なフレーズを曲の頭に持ってきているのは凄いなーって、リリースから25年経って感心するとは。

歌詞を聴いていない

本当に、たくさん音楽聴くけど、歌詞を聴いてない。

聴いてないというか、言葉として受け取っていない。

何時からか、音楽というものは文字通り音を楽しむもので、歌詞の言葉の意味など全く考えず、楽器と同じように口で奏でるメロディーのひとつとして聴くようになって久しい。

なので、今回みたいな、「こんな歌詞だったのか!」ってことが度々起こり、その都度、驚きと感心に包まれる。

これはこれで新鮮だし、楽しいことではあるけれど、昔から聴いている好きな曲を言葉の面から全く理解していないのは勿体無いとも思える。

しかし、後になって気付くからこそ、より凄いとしみじみ感じられるのかも知れない。

昔は熱心に言葉を考えてた

学生時代とか若い頃は、歌詞を言葉として聴いていた。

それこそ、CDやレコードのブックレットの歌詞カードは必ず見てたというか読んでいたし、海外のアーティストであれば、日本語訳が付いている日本盤を好んで購入してたし。

メッセージ性の強い歌詞が好きだったし、何を訴えているのかを考えるのがともて面白く感じていた。

音として純粋に楽しみたい

インストが中心のジャズをたくさん聴くようになってから徐々に歌詞を意識しなくなる。

元々、バンドとか組んでたりもしたので、楽器の音単位で聴いてたり、ライヴ観に行っても、ギタリストの手元ばかりに注目して観てたりと、音メインな兆候は若い頃からあったけれど、より顕著に。

それからは、音が楽しい、面白いってサウンド面ばかり考えて聴いてる、反面、分かりやすく聴き取りやすい、耳に付く安易な歌詞の曲がイヤになるというか、聴きたくなくなった。

歳を取ったからとも言えるし、普通に好きな音の趣が変わっただけとも言える。

言葉遊びな歌詞は面白い

歌詞を聴いていないとはいえ、メッセージ性の無い、言葉遊びを楽しんでいる歌詞は聴いてて面白い。

その大半はキリンジが大好きだからという影響が大きい。

あたためられた歯

キリンジ - 乳房の勾配

キリンジの「乳房の勾配」の歌詞の一部。

「あたためられた歯」だけ切り取ると、なんのことやらサッパリではあるけれども、こんな面白い表現するのかと、感心したフレーズ。

この曲自体は、曲のタイトルもそうだし、歌い出しの
「体だけさ それが目当てなんだ 悪いかい?」
と、完全にエロな内容の歌詞。

しかし、ストレートな表現は歌い出しのみで、巧みな言葉遊びで構成される歌詞の面白さとサウンドの複雑さが素晴らしく、一番好きな曲と言っても過言ではない。

そんなキリンジのサウンドと歌詞を30年近く浴びて過ごしているので、直接的な表現のものは安直に感じてしまう。

「春風」はイイ曲

再び、くるりの「春風」を。

2000年リリースの楽曲で、歌詞は「です」「ます」調のはっぴいえんどの影響が色濃く残る、くるり初期を象徴するような歌詞の構成。

歌い出しの「揺るがない幸せがただ欲しいのです」を初めて認識したのは今回ではあるものの、歌詞の言葉として印象的というか、箇所箇所でキーになるフレーズというのは言葉できちんと認識してたりする。

帰り道バスはなぜか動かなくなってしまいました

くるり - 春風

ラスト部分のこの歌詞は、メロディーと言葉をセットで覚えているので、頭の中で「春風」を思い浮かべる時はこの部分が出て来る。

ともかく、ゆるやかで優しいメロディーと切ない歌詞でロックではあるけれど、淡々としつつタイトル通りに「春風」を感じられるイイ曲。

最初のシングルリリース時のヴァージョンよりも、ベスト盤等に収録されているオルタナティブヴァージョンの方が好き。

この歌詞の「バス」で思い出したけれど、くるりの曲でバスが歌い出しに出て来る「ジュビリー」も大好きな曲の1つ。

そう、行かなくちゃ このバスに乗れば 間に合うはず

くるり - ジュビリー

「ジュビリー」はAメロ終わりのギターのミュートバッキングの部分が一番好き。

この好きな部分もちょっと変わってるかもな。

もう一つ、「バス」な歌詞といえば、「グッドモーニング」も。

アルバムとして大好きな1枚でもある「アンテナ」の1曲目。

夜行バスは新宿へ向かう

くるり - グッドモーニング

「バス」が好きというわけでは無いけれど、くるりの曲ではこの乗り物の歌詞がキーとなってメロディと一緒によく覚えている。

くるりの楽曲には岸田繁が大好きな電車や汽車と同様に「バス」も多く登場する。


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