【2027年入試用】早稲田中学校の併願校は?5年分の偏差値・倍率・合格ラインを赤羽の塾が徹底解説
早稲田中学校を志望校として考えるとき、まず気になるのが、「偏差値はどれくらいか」「合格ラインは何点くらいか」「どの学校と併願すればよいか」 という点ではないでしょうか。
早稲田中学校を志望校として考えるとき、気になるのが、
「偏差値はどれくらい必要か」
「合格最低点は何点くらいか」
「第1回と第2回のどちらが合格しやすいか」
「どの学校と併願すればよいか」
という点ではないでしょうか。
早稲田中学校は、東京都新宿区馬場下町にある私立男子校です。
東京メトロ東西線の早稲田駅から徒歩1分。赤羽周辺からも、池袋・高田馬場方面を経由して通学を検討しやすい学校です。
この記事では、赤羽の学習塾の視点から、早稲田中学校の偏差値、合格最低点、倍率、科目別平均点、第一志望として比較されやすい学校、併願校の組み方を整理します。
🏫 早稲田中学校とは
早稲田中学校は、1895年に大隈重信の教育理念に基づき、坪内逍遙らによって創設されました。
1979年に早稲田大学の系属校となり、現在は例年約半数の卒業生が推薦制度を利用して早稲田大学へ進学しています。
一方で、早稲田大学への推薦進学だけを前提とした学校ではありません。国公立大学、医学部、慶應義塾大学など、他大学を受験する生徒も多くいます。
「早稲田大学への推薦進学」と「他大学への挑戦」の両方を選択できる点が、早稲田中学校の大きな特徴です。
✨ 早稲田中学校の魅力を簡単に紹介
早稲田中学校の魅力を端的に整理すると、次の5つです。
例年約半数が早稲田大学へ推薦で進学できる
国公立大学・医学部・他大学の受験にも対応している
中学・高校6年間を通した一貫教育を受けられる
生徒会活動やクラブ活動を通して自主性を伸ばせる
東京メトロ東西線の早稲田駅から徒歩1分と通学しやすい
早稲田大学の系属校としての安心感を持ちながら、本人の希望に応じて外部大学にも挑戦できる学校です。
▶ 早稲田中学校の魅力5選
🗓️ 2027年度の入試概要
2027年度の早稲田中学校入試は、次の2回が予定されています。
第1回
試験日:2027年2月1日
募集人数:男子200名
合格発表:2027年2月2日午前10時
第2回
試験日:2027年2月3日
募集人数:男子100名
合格発表:2027年2月4日午前10時
試験科目と配点は、第1回・第2回とも共通です。
国語:50分・60点
算数:50分・60点
社会:30分・40点
理科:30分・40点
合計:200点
出願期間は、第1回・第2回とも2026年12月20日午前10時から2027年1月23日午後11時59分までです。
重要なのは、第1回の結果を見てから第2回へ出願することはできない点です。
第2回を受験する可能性がある場合は、出願期間中に第1回・第2回の両方へ出願しておく必要があります。なお、両方に出願して第1回に合格した受験生は、第2回を受験できません。
📊 早稲田中学校の偏差値の目安

四谷大塚の2027年度用第1回合不合判定テストでは、Aライン80偏差値は次のように示されています。
2月1日・第1回:66
2月3日・第2回:68
過去5年分では、第1回が64~66、第2回が67~68で推移しています。年度を問わず、第2回の方が1~3ポイント高い水準です。
第2回は募集人数が100名と、第1回の半分です。また、他校の2月1日・2日の結果を受けた難関校志望者も集まりやすいため、受験者層が強くなります。
「第2回もあるから、第1回で失敗しても大丈夫」とは考えない方がよいでしょう。
早稲田中学校を第一志望とする場合は、第1回で合格を取りにいく準備が必要です。
🎯 早稲田中学校の合格最低点5年推移

早稲田中学校の入試は200点満点です。
2022年度 第1回109点/第2回133点
2023年度 第1回123点/第2回114点
2024年度 第1回129点/第2回123点
2025年度 第1回128点/第2回123点
2026年度 第1回135点/第2回138点
5年間では、第1回が109~135点、第2回が114~138点です。
年度によって問題の難度が変わるため、合格最低点には大きな幅があります。ただし、直近では合格最低点が高くなっています。
塾目線では、過去問で200点満点中140点前後を安定して取れるかを、ひとつの確認基準にしたいところです。
もちろん、140点が合格を保証するわけではありません。問題の難度や科目別の得点バランスも確認する必要があります。
🔍 早稲田中学校の実質倍率5年推移
実質倍率は「受験者数÷合格者数」で計算しています。

2022年度 第1回2.5倍/第2回3.4倍
2023年度 第1回2.8倍/第2回4.2倍
2024年度 第1回2.9倍/第2回4.7倍
2025年度 第1回3.0倍/第2回4.2倍
2026年度 第1回3.1倍/第2回4.0倍
※合格者数には追加合格者を含みます。
第1回は、2022年度の2.5倍から2026年度の3.1倍へ上昇しています。
第2回は毎年4倍前後になることが多く、2024年度には4.7倍まで上がりました。
このデータからも、第2回は「再挑戦できる楽な入試」ではないことが分かります。
📚 科目別平均点から見る早稲田中学校の得点戦略


早稲田中学校は、国語60点、算数60点、社会40点、理科40点の200点満点です。
2026年度第1回
国語:受験者平均32.5点/合格者平均37.8点
算数:受験者平均39.8点/合格者平均49.3点
社会:受験者平均24.7点/合格者平均27.7点
理科:受験者平均26.0点/合格者平均30.4点
合計:受験者平均123.0点/合格者平均145.2点
2026年度第2回
国語:受験者平均37.6点/合格者平均42.4点
算数:受験者平均39.2点/合格者平均50.3点
社会:受験者平均24.0点/合格者平均27.4点
理科:受験者平均21.6点/合格者平均27.6点
合計:受験者平均122.5点/合格者平均147.8点
最も差が大きいのは算数です。
2026年度第2回では、算数の受験者平均が39.2点、合格者平均が50.3点で、11.1点の差がありました。
早稲田中学校の得点戦略は、「算数で合格者平均との差をつけられないようにし、国語・理社で崩れない」という形が基本です。
🧭 5年分のデータから見る早稲田中学校の受験戦略
1️⃣ 第1回で合格を取りにいく
第1回は募集200名、第2回は100名です。偏差値・倍率ともに第2回の方が高いため、第一志望者は第1回を最大の勝負として準備する必要があります。
2️⃣ 第2回は再挑戦できるが難度は高い
第2回は4倍前後の実質倍率になる年度が多く、募集人数も第1回の半分です。第1回不合格後の精神状態で受験することも考えると、学力以外の負担も小さくありません。
3️⃣ 算数を合否の軸にする
過去問演習では、次の点を確認しましょう。
算数で40~50点を確保できているか
国語で大きく崩れていないか
理科・社会で基本問題を取りこぼしていないか
200点中140点前後を安定して取れているか
4️⃣ 1月中に合格を確保する
早稲田中学校の第2回まで受験する場合、2月1日から3日まで連続受験になる可能性があります。1月校で合格を確保できているかどうかは、本人の精神状態にも大きく影響します。
🎯 早稲田中学校と迷う第一志望選択候補
🏅 海城中学校|早稲田と第一志望を迷いやすい男子難関校
海城中学校は、早稲田中学校と比較されやすい男子難関校です。
海城も一般入試が2月1日と2月3日に行われるため、早稲田との併願は基本的にできません。
つまり海城は併願校ではなく、「2月1日に早稲田を受けるか、海城を受けるか」を決める第一志望選択候補です。
▶ 海城中学校の魅力5選
▶ 早稲田中学校と海城中学校を比較
🎓 駒場東邦中学校|2月1日の第一志望候補として比較したい男子難関校
駒場東邦中学校も2月1日入試のため、早稲田第1回とは併願できません。
駒場東邦と早稲田で迷う場合は、算数の問題との相性、早稲田大学推薦制度への考え方、校風、通学時間などを整理する必要があります。
🚉 早稲田中学校を軸にした1月の併願校
🌸 栄東中学校
栄東中学校は、早稲田志望者が1月の実戦経験として検討しやすい学校です。
大規模な入試会場で緊張感を経験できるため、2月1日の前に試験当日の動きを確認できます。ただし、栄東に合格したことと、早稲田中学校の問題に対応できることは別です。
▶ 栄東中学校の魅力5選
🧠 開智中学校・開智所沢中等教育学校
開智中学校と開智所沢中等教育学校は、1月中に複数回の受験機会を作りやすい学校です。実戦経験だけでなく、実際に進学する可能性があるかを確認したうえで受験しましょう。
▶ 開智中学校の魅力5選
⛪ 立教新座中学校
立教新座中学校の2027年度一般入試第1回は、1月25日に実施予定です。
募集人数は男子約100名で、国語・算数・社会・理科の4科入試です。
2026年度は1,553名が受験し、774名が合格しました。実質倍率は約2.0倍です。
ただし、受験者層の学力は高く、早稲田志望者にとっても単純な安全校ではありません。
立教新座を組み込むメリットは、次のとおりです。
2月1日の直前に難関校入試を経験できる
大学との連携や内部進学制度を持つ男子校である
赤羽から埼玉方面へ通学を検討しやすい
合格発表が1月26日なので、早稲田入試前に結果が分かる
早稲田第1回の結果を確認してから入学手続きを判断できる
立教新座第2回は2月3日で、早稲田第2回と同日です。
早稲田を第一志望にする場合は、立教新座第1回を1月後半の併願校として利用する形が基本です。
▶ 立教新座中学校の魅力5選
🚉 2月2日以降の併願候補
🏛 本郷中学校
本郷中学校の第2回は2月2日に行われるため、早稲田第1回と第2回の間に組み込みやすい学校です。ただし、2月2日の本郷は受験者層が強く、単純な安全校とはいえません。
▶ 本郷中学校の魅力5選
🏯 城北中学校
城北中学校は、赤羽周辺から通学を検討しやすく、早稲田志望者の2月2日校として候補になります。
▶ 城北中学校の魅力5選
⚔️ 巣鴨中学校
巣鴨中学校は複数回入試があり、2月2日や4日以降の受験校として組み込みやすい学校です。
▶ 巣鴨中学校の魅力5選
🌿 芝中学校
芝中学校の後半日程は、早稲田第2回後の受験候補になります。ただし、後半日程は受験者が集まりやすく、芝を安全校として扱うのは危険です。
▶ 芝中学校の魅力5選
🧩 早稲田中学校の併願スケジュール例
標準型
1月10日~12日:栄東・開智・開智所沢
1月25日:立教新座第1回
2月1日:早稲田第1回
2月2日:城北第2回
2月3日:早稲田第2回
2月4日以降:巣鴨・芝など
挑戦型
1月前半:栄東の難関回
1月25日:立教新座第1回
2月1日:早稲田第1回
2月2日:本郷第2回
2月3日:早稲田第2回
2月4日以降:芝・巣鴨・本郷など
合格確保重視型
1月前半:進学可能な学校の合格を確保
1月25日:立教新座第1回
2月1日:早稲田第1回
2月2日:早稲田の結果と1月校の合格状況に応じて判断
2月3日:早稲田第2回
併願校は、偏差値が近い学校を並べるだけでは決まりません。
「挑戦校」「実力相応校」「合格確保校」という役割を分け、1月校の結果によって2月2日以降の動きを変更できるようにしておくことが大切です。
📍 赤羽周辺で早稲田中学校を目指す方へ
赤羽周辺から早稲田中学校を目指す場合は、2月1日と3日の早稲田入試だけでなく、1月校から2月4日以降までを一つの流れとして考えることが大切です。
第一志望なら第1回での合格を軸に準備する
第2回も受ける可能性がある場合は出願期間中に両方へ出願する
1月前半に進学可能な学校の合格を確保する
立教新座第1回を2月入試前の実戦機会として検討する
2月2日の本郷・城北などは難度と進学意思を確認して選ぶ
過去問では算数を軸に4科合計の安定度を確認する
併願校は偏差値だけでなく、通学時間、入学手続きの締切、本人が実際に進学したいと思えるかまで確認して決めましょう。
📝 まとめ
早稲田中学校の2027年度入試は、第1回が2月1日、第2回が2月3日に予定されています。
5年間のデータから見えるポイントは、次のとおりです。
第1回より第2回の方が偏差値・倍率ともに高い
第1回の実質倍率も2.5倍から3.1倍へ上昇している
2026年度の合格最低点は第1回135点、第2回138点
算数で合格者平均と受験者平均に差がつきやすい
過去問では200点中140点前後をひとつの確認基準にしたい
第1回の結果を見てから第2回へ出願することはできない
立教新座第1回は、1月後半の難関併願校として組み込みやすい
早稲田中学校を第一志望にする場合、第2回を保険として考えるのではなく、第1回で合格を取りにいく準備が基本です。
偏差値だけでなく、過去問との相性、算数の得点力、1月校の結果、本人の体力まで含めて併願計画を作りましょう。
