心理的安全性ゲームを楽しむには、心理的安全性がいる?
先日、心理的安全性をテーマにしたカードゲームを遊びました。プレイヤーは順番に「状況カード(トラブル)」を出し、他プレイヤーが「発言カード」「オプションカード」でリアクションします。

https://games.yattom.jp/safety/customization
メンバーのリアクションは、やさしい言葉かもしれないし、冷たい言葉かもしれません。どんなリアクションを出すかは、ランダムな手札によって決まります。
自分が出したトラブルカードに対して、
「関係ないね」と言われて傷ついたり、
「大丈夫だよ!」「私もやります!」と言われて安心したり。
メンバーとワイワイ楽しんでいました。
そして気づいてしまった
このゲームを「安心して楽しめた」のは、
すでにこの場に心理的安全性があったからではないだろうか・・・???
例えば、手札にネガティブなカードしかないとき。
ほんとは言いたくないセリフを、演技で口にする場面があります。
「それ、無理じゃない?」
「意味あるの?」
カードの手札とはいえ、冷たいことを言うのは、気が進まない・・・。
でも、今回のメンバーは、「ひどいww」と、笑い飛ばしてくれます。
場の空気ごと受け止めてくれます。
なので、安心して、ひどい人のセリフを言うことができます。
ということは?
このゲームは、「心理的安全性があること」をテーマにしているけれど、
楽しめているということは、すでに心理的安全性があるという前提だったのかもしれません。
ミミクリとしての「心理的安全性」
ロジェ・カイヨワは「遊びと人間」で、遊びを4つに分類しました。
そのひとつが、ミミクリ(mimicry)=模倣、なりきり。ごっこ遊びや、仮装、演劇。
このゲームでは、プレイヤーたちは「空気を乱す役」を演じていました。
ネガティブな役回りになっても、「ひどい言い方www」と笑い合えます。
そして、そういう演技ができる空間こそが、実は一番「心理的に安全な場」なのかもしれません。
職場でも?
ありのままの自分でいることが、人を傷つける場合もあります。
誰かに共感したり、目を合わせて話したり、意識して行動しないといけない場面もあります。
それも、ちょっとした「演技」なのかもしれません。
でも、それらを恥ずかしがらずに演じられる空気があると、人は安心するのかも・・?
だから、心理的安全性とは、
「安心して”ちょっと演じてもいい”こと」なのかな、と思ったりしました。
やっとむさん、ありがとうございます!
今回、遊んだのは、やっとむさんの「心理的安全性ゲーム」です!
プレイボードのPDF、カードのデータなどを公開しています。テキストデータをもとにオリジナルのカードを作るスクリプトを提供しています。
なんと、カードデータは公開されているため、自分たちでアレンジして活用することができます。
某企業では、新入社員研修で利用するみたいです!
ぜひ、お試しあれ!
以上
あやの
