知ってほしいジョージアの美味しい料理たち ②私のランチ日記
カレンダーは5月に入ったというのに、どんよりとした空ばかり眺めていたせいだろうか。
ここ最近は体調もいまひとつで、メンタルの下降が続いていました。
それでも、そんな日々でも、私の心に栄養をくれるのはやっぱり
食べること
そして飲むこと
美味しいものを食べた瞬間って、たとえ心は弱って泣いていても、心のどこかに明かりが灯されたように元気が湧いてくるから不思議です。
よほどの悪天候や体調不良ではない限り、毎日のランチは何軒かある行きつけの食堂に通っている私と夫。
撮りためておいたランチ写真も気づけばだいぶ溜まり、
前回の「知ってほしいジョージアの料理たち」シリーズから、色んな出来事も重なりだいぶ日があいてしまいました。
ここバトゥミには、沈んだ私の心を何度も何度も回復させてくれた、そして毎日食べても飽きることのない、美味しい家庭料理がたくさんあります。
リピートして通っている街の食堂とそこで待っている、知って欲しくなるような愛してやまない美味しい料理たち、第2弾を紹介したいと思います。
・私の愛するローカルロカンタ
改めて、、私はロカンタ(トルコ語で大衆食堂)が大好きです。
どこの国に行ってもまずはロカンタを探し歩きます。
そして国を問わずそんな大衆食堂のことを勝手に「ロカンタ」と呼んでいます。
バトゥミには、トルコ人経営のトルコ系ロカンタと、ジョージア人(もしくはロシア人)経営の地元系ロカンタがあります。
ここはジョージアなので、私が通っているのはもちろん後者の地元ロカンタ。
だってトルコ系ロカンタはトルコで食べた方が断然美味しいし安い。
それに、ジョージア人が作る料理の方が、日本人の私の口には合っていて、トルコ料理よりも飽きることがありません。
いつもお腹も心を満たしてくれる、バトゥミのロカンタ、こんなお店を私は愛しています。

もう何回通っただろうか。
ロカンタのスタッフさんたちともすっかり顔馴染で、そのお店を作り出しているもの全部が好きです。
調理を担当しているのは全員女性スタッフ、一つ一つすべて手作りの美味しい家庭料理が毎日日替わりでずらりと並んでいます。

言葉が通じなくてもOK


「今日は何にしようかな~??」
これまで何回食べたか見当もつかないほど食べてきたのに、夫も私も、毎回本当~~に悩みます。
選びきれないので、いつもお互い食べたいものをオーダーして、あとはだいたいシェアしながら食べています。
悩んだ結果、セレクトしたある日の料理たちがこちら!

・くり抜いたポテトの中にひき肉を詰めてチーズ焼きにしたもの
・ごろっとチキンが入ったピラフ(真ん中奥)

・ポテトとトマトのオーブン焼き
・定番のボルシチ
・チキンの隣は、肉まん具材みたいなのが入ったジョージアパン


・ジョージアの定番スープ「ハルチョー」
ジョージアでは、パスタはあくまでもご飯(白米)みたいな役割。
おかずと共にいただく、塩茹でされたシンプルなもの。
これが煮込み料理と相性が良くて美味しいのです。
でもやっぱり日本人、もちろんお米は一番落ち着くので、こうやって見てみても、主食はピラフをセレクトする日が多いです。

・ごろっとチキンピラフ

・キャベツの酢漬け

・今日も、ごろっとチキンピラフ

・右下はジョージア風ロールキャベツと焼ソーセージ
・定番のボルシチにゆで卵トッピング(夫セレクト)
ジョージアでの主食は、お米、パスタ、パン(このロカンタでは無料&取り放題)ですが、もう一つ忘れてはいけないのが「ピュレ」です。
ピュレ=マッシュポテトのことで、薄~い塩味がついていて、店舗によってはバターがよく効いた味付けのものもあります。
日本では、付け合わせで食べることが多いマッシュポテトですが、こちらではお米と同じ立ち位置にいるので、ドーン!と盛り付けられます。


・チキン&ピラフ
・定番料理「オジャフリ」(ジョージア版ジャーマンポテト)
ジャガイモがかぶりまくっていますね(笑)
バトゥミではサーモンも手頃に食べることができ、断面を見て分かるように、驚くほど身厚!!です。
ちなみにこのサーモンはお米よりもピュレ(マッシュドポテト)といただく方が好相性です。
周りの常連客たちを見ても、ほぼ皆、サーモンはピュレと組み合わせで食べています。
日本人の私たち、最初はやっぱり、魚にはお米でしょ!って感じでピラフと一緒に食べていましたが、ピュレの方が合うことに気づき、今はこの組み合わせが定番になっています。
あとやっぱり欠かせない、ジョージアの定番料理といえばスープです。
以前の記事でも旨味が詰まった美味しいスープは紹介しましたが、ここのロカンタでも、スープは外せません。

・ドルマ(お米とスパイスの効いたひき肉をパプリカに詰めたもの)
※ドルマはトルコでも定番料理ですが、私的にはジョージアのドルマの方が好きです!
(トルコ料理=世界三大料理はどこいった?!)
色んな食堂でドルマを食べましたが、トルコほど油を使用しておらず、味付けも濃すぎず、パプリカの中に入っているごはんとスパイスのバランスが絶妙です。

・大人気のソーセージパン
・ビーツ&キャベツのサラダ(お酢が効いていて箸休めにピッタリな定番サラダ)

・キャベツの酢漬け(左)もよく見かける定番で、
1パック2ラリ(100円くらい)
見てお分かりのように、ボルシチのオーダー率がかなり高めです。
オーダーしているのはほとんど夫。
だから、盛り付け担当のスタッフさんには、夫がカウンターに行っただけで
「ボルシチ?」
と聞かれます。
私は、と言いますと、、、
ここまでの写真を見てお察しのように、ビールを必ず飲んでいます。
夫が「ボルシチ?」
と聞かれるのと同じように、私は
「ルディ(ビール)?」
と必ず聞かれれます。
今では、スタッフさんによっては聞くこともせず、私が注文しなくとも、自動的にビールが運ばれてくるようになりました(笑)
こんな繋がり、やり取りが生まれるのも地元客に愛されるロカンタだからこそ。
だから大好きです、こういうこじんまりとしたローカルなお店が
ちなみにビールは1杯2ラリ(約100円)
100円で得られるこの至福。
1杯のビールは私の活力源!ですので、午後もがっちり仕事をしています。
(注:こちらのお昼時は日本時間夕方なので、午後は日本人スタッフとのやり取りはほぼなく一人作業メイン。午前の仕事が終わり息抜きをしたくなるのです)
ロカンタの他にも、同じくらいの頻度で通っているローカル食堂があります。
これが食べたくて通っています。
・グヤーシュ

グヤーシュといえば、ハンガリーやドイツの定番料理ですが、ここジョージアにもあります。
ハンガリーでも、パプリカの旨味たっぷり本場のグヤーシュを食べ、その美味しさに感動したのを覚えています。
ジョージアのグヤーシュは、ハンガリーのものよりもドロッとした煮込み料理と言った方が分かりやすいです。
パプリカたっぷりでお肉(ビーフ)はホロホロ。
こちらではピラフかピュレにかけていただくのが基本スタイル。
それを刻んだパクチーと一緒にいただくのが溜まりません。
定期的に無性に食べたくなるのが、ジョージアのグヤーシュです。
こちらも、ジョージアでは欠かせない家庭料理。
・コトレティ(ジョージアのカツレツ)
合いびき肉をスパイスやハーブと一緒にこねて揚げた、ジョージア版揚げハンバーグです。
ピュレと一緒にいただくのが基本で、食堂の定番メニュー。

こちらのローカル食堂では、このボリュームで 一皿6ラリ(約310円)
多くの地元客たちが注文する定番料理の一つです。
外側はサクッとした食感のコトレティ、薄く塩味の効いたジャガイモ&自家製ソースとの相性は抜群です!
そして無性に食べたく料理といえば、こちらも紹介せずにはいられません。
・オーストリ
一見先ほどのグヤーシュと似ていますが、トマトと煮込んだのがオーストリ。
簡単に言えば、ジョージアのビーフシチュー。
そして、私がこれまで食べてきた日本のビーフシチューよりもオーストリの方が美味しいと思っています。
特に寒い冬は無性に食べたくなる時があって、前日の晩から、
「明日は絶対オーストリを食べに行こう!」
と決め、それを楽しみに眠りにつく日もあるくらいです。

ジョージアに限ったことではなく、海外にいながらも、
海外の料理は日本人の口に合わない。
やっぱり日本食が一番だ。
そのような概念のまま過ごしている方々も多くいると聞きます。
どんな事情があるにせよ、せっかくこの国にいるのだから、この国の料理を食べようよ!食べてみようよ!
今日出会った料理はいまいちでも、明日出会う料理には感動してハマってしまうかもしれないよ!?
それでこそ、この国を知ることが出来るのだよ!
ジョージア料理を知らない、食べないなんてもったいない。
外国人客が日に日に増え観光シーズンを迎えたここバトゥミで、そんなことを沸々と思いながらランチを食べる今日この頃です。
第一弾「知ってほしいジョージアの料理たち ①大使の愛するサラダと奥深いスープ」では心温まる料理も紹介しております👇
