【文章術】有料記事を書くことにこだわりすぎると、自分を見失うという話。
画面を眺めるとカーソルが点滅している。
かつて、
この場所で私はひとつの大きな挫折を味わった。
最初はただ、
誰かに見つけてほしかった。
自分の内側にある言葉を、
インターネットという広大な海に放流したかった。
無料の記事を毎日書いた。
読んでくれる人が増えるたびに、
心が弾んだ。
「スキ」の通知が届くたびに、
自分が認められたような気がした。
けれど、
ある時ふと思った。
この言葉に、
値段をつけてみたらどうなるだろう。

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