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心配とは、行動の不足から起こるものである【野村克也 #名言ノート114】

今回紹介させていただく名言はこちら!

「心配とは、行動の不足から起こるものである」

私はかなり心配性な性格なんですが、この言葉を知った時には本当にハッとさせられました。

心配とは、行動の不足から起こるものである」とはつまり、考えてばかりで行動しないと、いつまでたっても心配のままだ、ということです。心配事を解決するには行動が不可欠だと解釈することもできますね。


✅出典

心配とは、行動の不足から起こるものである」という言葉を残したのは元プロ野球監督の野村克也さんです。

野村克也さんは、自らを「野村克也ー野球=ゼロ」と表現するほど、野球に人生を捧げた人物でした。一方で、「野球がなくなっても、ゼロではいけない」という恩師の教えも心に留めていました。

性格と人情: 非常に強い負けず嫌いで、その感情が理論の土台となっていました。また、貧しい母子家庭で育った経験から、選手や裏方スタッフへの情が深く、私物を与えるなど気にかけていました。

私生活: 選手として成功してからは、極貧生活の反動から金遣いが荒くなり、高価な衣類や輸入車を好みました。しかし、再婚後は妻の沙知代氏に家計を管理され、クレジットカードの仕組みもよく理解していませんでした。

験担ぎと健康法: 「勝ち続けた日は下着を変えない」など、徹底した験担ぎをすることで知られていました。また、引退後は「動かないから長生きする」という持論のもと、運動を一切行わない独自の健康法を実践していました。

その他: ヘビースモーカーでしたが、体調を崩してからはきっぱりと禁煙しました。また、松村邦洋氏に自分のモノマネを勧めるなど、ユーモアのある一面も持ち合わせていました。なお、現役時代から引退まで使用していたヘルメットは、後に清原和博選手が使用していたというエピソードも残っています。

✅心配とは行動の不足から起こるものである

私はこの言葉の重みを、身をもって経験したことがあります。

💡超優秀なチームメンバーが異動することになって・・・

現在は外資系企業の職場で数名の部下を率いるチームリーダーを担当させてもらっているのですが、とあるタイミングでそのチームで知識も経験もとびぬけて持っているメンバーがほかの部署に移動することになったんですよね。

当時私はそのチームに着任してから半年もたっていないころのでした。チームから離れることになったメンバーが抱えている仕事は複雑な内容なものが大半で、上長含む多くの人からも、あの人がいないとうちの部署は回らないよね。と認識されていた人でした。

そんな状況を言い渡された私の心は即座に『心配』でいっぱいになりました。なんならその人がいるからこそ現在所属しているチームに異動してくることに抵抗なく承諾できたのに…。といったような「たら」とか「れば」といった後ろ向きな思考が多くなっていたように記憶してます。

とはいえ『心配』なことを「心配だ心配だ・・・」と考えているだけでは何も解決しません。

とにかく動こう!と思って、そして実際に行動に移してからは、明らかに心の『心配』が軽くなっていきました。

その人に頼りきりになってしまっていた業務の内容を洗い出しました。

業務単位でリスト化して、すべて一覧化し、手順書があるものは即座にアクセスできるようデータのリンクを一覧シートに紐付けました。

手順書の内容が不十分なもの、そもそも手順書がないものに関しては手順書として機能する内容まで完成させました。これによりその業務を担当したことがない人でも手順書通りに作業すれば時間はかかるけれどもこなせるような下地ができました。

業務の引継ぎは自分だけで背負うのではなく、ほかのチームメンバーにも事情を説明して、チーム全体で業務負荷のバランスが崩れないように可能な限り分散させませました。

  1. 業務の洗い出し

  2. 手順書の整理

  3. 教育計画の立案(力量取得期日の設定)

簡単にまとめるとこういったステップで主要メンバーが抜けるという一大イベントを乗り越えました。

肝心なのは、1~3までのステップをすべてこなしたタイミングではなく、1~3までのステップのめどが立った時点で、『心配』はほとんど消えていたという点です。

まさに『心配とは、行動の不足から起こるものである』という言葉の意味を、身をもって体験で出来事でした。

『心配』なことにたいして、その心配事が大きければ大きいほど、頭の中だけでぐるぐる考えていても解決することはできません。むしろ問題が複雑なほど、考えれば考えるだけ心配は増幅していきます。

であれば、やっぱりやることは一つ。『行動あるのみ』です。課題は向き合うものです。課題から逃げていても何も解決しません。不安を解消するには不安に立ち向かうしかないんです。本当に極端な状況・・・たとえば生命の維持が脅かされるような状況の場合は逃げることも重要ですが。

💡熱い食べ物を舌先でつついても火傷するだけ

私は、リーダー業務を任されるようになってから、『心配とは、行動の不足から起こるものである』という言葉の重要さをより強く意識するようになりました。

これは比喩表現ですが、与えられた課題に対して行動を起こさずに頭の中でぐるぐる考えているだけの状況は、まるでアツアツの食事に対して飲み込もうとせずに舌先でツンツンとつついているだけの状況のようだなと思っています。

実際の食事なら時間の経過とともに冷めるので待てばどんなに猫舌の人でも食べられるようになりますが、こと仕事の課題となるとそうはいきません。なんせ仕事とはプライベートとはルールが全く逆になるゲームのようなものなので・・・。

仕事での課題をほうっておいても、決して熱が冷めることはありません。むしろ熱はどんどん上昇していきさえします。そんなアツアツな『課題=たべなければいけない食事』に対して、『頭で考えるだけで行動しない=舌先でツンツンするだけで飲み込もうとしない』とどうなるでしょうか?

絶対に火傷しますよね。しかも咀嚼して飲み込んでないので、体の栄養として吸収されることはありません。

しばらく置いておいても課題は食事のように冷めてくれません。で、また気が向いたときに舌先でつんつんしてみる。そして火傷だけしてのみこむことをあきらめる・・・。こんなことを繰り返していても何も解決できません。

・・・であれば、課題に対してやれることはただひとつ、そう『行動』のみです。この比喩表現に照らし合わせると、課題に対する行動とはそれすなわち『アツアツだけど頑張って飲み込んでみる』ということになります。

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ということわざもありますが、結構あつい食べ物や飲みものでも飲み込んでしまえば舌先が感じるほどの熱さを体内で感じることはありません。

もちろん、舌先が火傷しないように飲み込むコツはありますが。これを仕事に置き換えると、ロジカルシンキングをはじめとするフレームワークといったところでしょうか。

実際、チームの主要メンバーが別の部署へ行くことになった課題だけでなく、そのほかにも様々なタイプの課題が降ってきましたが、その解決方法はやはりすべて『行動』でした。

『行動』といっても定義が広すぎるので、ここはひとつもっと踏み込んでアクションプランをお伝えしようと思います。

💡アクションプラン

心配とは、行動の不足から起こるものである』という名言に従って課題に取り組むうえでのポイントはとてもシンプルです。

私から提案させていただきたいアクションプランはたった一つ

『人を招待してミーティングを計画する』

これだけです。何か課題を抱えていると、どうしてもアタマの中だけで解決しようとしてしまいますが、課題が複雑であればあるほど解決することはできません。

Teamsであれば『新しい会議を選択して出席者を招待』してください。

実際に話す内容は完璧に詰めららえていなくてもOKです。最悪の場合、準備が間に合わなければリスケすればいいです。

ミーティングで状況を伝えなければいけないという小さな『期日』を設けることで、あとはもう『行動』するしかなくなります。

課題全体の解決にはまだつながらないかもしれませんが、次のミーティングを設定するという『行動』によって、心の負担は少ならからず軽減されるはずです。

課題に対して不安や心配が大きい、もしくは解決策が思いつかない。といったような状況であれば、まず『人を招待してミーティングを計画する』ことを強くお勧めします。

もしも、こちらが困っているのに『人を招待してミーティングを計画する』こと自体を否定されるような組織、もしくは人間関係なのであれば、そんな環境に身を置いているという状況自体を見直した方がいいかもしれませんね。

とにもかくにも、不安はタスクへの解像度の低さが要因で生じている可能性が高いです。課題に正面から向き合い真摯に取り組むことはタスクや仕事そのものへの解像度を上げ、不安を解消することにつながるはずです。

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