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【理不尽仕事論】『肩肘界隈』で苦悩するすべてのビジネスパーソンに届けたい名著を紹介!!

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どうも、名言ハンターNickです。

みなさんは、日々の仕事の中で「なんだよこの理不尽は……!」と心がざわついた瞬間はありますか? 特に、目標に向かって張り切って頑張っているビジネスパーソン・・・今回紹介する書籍の言葉を借りるなら「肩肘界隈」に身を置く人ほど、理不尽な人間関係や組織の壁にぶつかって、やり場のない怒りを抱えることが多いのではないでしょうか。

そんなあなたにぴったりの書籍を紹介します!こちらです。

普段働いていくうえでどうしても避けられない「理不尽」な状況・・・。
その状況が生み出す怒り、もしくは悩みを解消するために、ビジネス系のコンテンツから何かしら学びが得られないかと振れたことがある方は多いんじゃないかなと思います。

世の中には多くの自己啓発書やビジネススキル本、そしてビジネス系の動画があふれています。『ReHacQ、PIVOT 、NewsPicks 、TBS CROSS DIG、新R25』あたりはそれらのコンテンツの最先端といっても過言ではありません。

しかし、それらを読んだり視聴したりしても「なんだかエナジードリンクを飲んだときのような一時的な興奮だけで、現実は何も変わらないな」と感じたことがある方も少なくないはずです。

そんな「肩肘張って頑張っているビジネスシーン全般」のオカシイ価値観に対して、冷静かつ刺激的な視点を投げかけてくれる、最高に面白くて深い一冊こそが『理不尽仕事論 「クソが!!」と思った時に読む本』です。


🎧 「ロジックの書籍」と「お笑いのラジオ」:二度おいしいコンテンツの魅力

本書は、職場でのあらゆる理不尽に対するエキスパートである坂井風太さんの「ロジック」と、お笑い芸人であるぐんぴぃさんの「圧倒的な熱量と笑い」の掛け合いで進んでいきます。

面白いのは、書籍とラジオで全く違った楽しみ方ができる点です。


📖書籍:論理や理屈が「一歩前」に出る構成


『過敏型自己愛』『基本的自尊感情』『有機的統合理論』といった、音声だけでは一瞬「どんな漢字だ?」とフリーズしてしまうような専門用語やロジックが、頭の中にスッと、落ち着いて定着します。ぐんぴぃさんの下ネタや坂井さんの攻めた発言もカットされたりマイルドに加工されているので笑いながらも仕事論にしっかりと軸足が置かれている印象を受けました。


🔊ラジオ(Spotify):お笑いの要素がメインの明るい空間

お二人の掛け合いがとにかく秀逸で、ずっと笑って聴いていられます。ただし、笑いが前面に出る分、漢字の多いロジック部分は少し頭に残りづらい側面もあるため、まずは書籍で型を頭に入れてからラジオを聴くのが個人的には最高のルートでした。ぐんぴぃさんの下ネタや坂井さんの攻めた発言をダイレクトに聴くことができるのも醍醐味のひとつです。

ここで著者のお二人をサラッと紹介させていただきます。

坂井風太さん

著者の坂井さんは、早稲田大学卒業後、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に新卒入社。DeNA最年少の子会社社長(エブリスタ)を経て、2022年に人材育成・組織強化をサポートする株式会社Momentorを設立し、代表取締役を務める起業家・経営者です。組織運営と人材開発のプロでありながら実はお笑いハードウォッチャーでもあるという一面もあります。ビジネスメディアで活躍する肩肘界隈の住人かつ、ぐんぴぃさんのYouTube「バキ童チャンネル」の古参ファンでもあります。

ぐんぴぃさん

一方のぐんぴぃさんは、唯一無二のキャラクターで令和のお笑い界を駆け上がる存在です。青学出身の高学歴であり、読書家でもあることからかなりの知識人です。新卒で入社したブックオフでは数年間店長を務め、一度はご自身が担当されていた店舗を全国売上1位に押し上げたビジネスの実績も兼ね備えています。現在は登録者数200万人を超える自身のYouTube「バキ童チャンネル」を軸に、テレビ、ラジオ、舞台など多方面で活躍中の芸人さんです。

この全く異なる背景を持つ二人が、職場の理不尽をどう『イジリ倒していくのか』が見ものになっています。実はいじっているだけではなく、『誰よりも真剣に真正面から向き合っている。』という側面もあり『多面的』な内容になっているため何度でも読み直したくなる作品に仕上がっています。


🎯 特に印象的だった3つのビジネス論

書籍の中では多数のロジックが紹介されていますが、その中で特に印象的だった3つをご紹介します。

① 自称HSPは、ただの『過敏性自己愛』かもしれない?

近年、生きづらさを表す言葉として広く認知された「HSP」や「ADHD」。それが本人の持つ大切な特性であることは大前提としつつも、本書では「その個性を『やらなくてもいい』言い訳の盾にしていないか?」と鋭く切り込んでいます。

「やりたくない」という感情が先にあり、後付けで自分に都合のいい便利な言葉を選んでいるだけではないか。耳が痛い話ですが、プロとして成果を出す上では避けて通れない視点です。


② ブリリアントジャーク(優秀だけどイヤな奴)の末路

どれだけ仕事ができても、他人を蹴落としたり利益を独占しようとする「テイカー」的な振る舞いは、現代のSNS社会においては完全に悪手であり、誰からも求められません。

最後には必ず凋落します。 チームを預かる身としても、組織を壊す優秀なギスギス人間より、お互いをリスペクトできる関係性の方が遥かに価値が高いと日々実感しています。


③ 「ブリコラージュ」で最高ではなく最適を目指す

ブリコラージュとは、「無いものをなげくより、今あるもので戦う」という考え方です。まさにいかにお金をかけずに楽しい動画を量産するかを突き詰めている「バキ童チャンネル」の泥臭い大躍進そのものですよね。

ただし、手元にある道具(引き出し)を増やすためには、やはり過去の豊富な経験や、一見遠回りに見える「下積み」が大切になってきます。表面的で偽りの成功を急いで掴むよりも、まずはしっかり土を耕すことが、大輪の花を咲かせる唯一の方法なのです。


⚠️ 一番危険な「心理的特権意識」:人はなぜ腐敗するのか?

本書の中で、マネジメントの観点から最も背筋が凍ったのが「なぜ人は偉くなると腐敗するのか?」というテーマです。

結論から言うと、社会的な地位の高さそのものが人を狂わせるわけではありません。問題は「自分と対象との間にある、圧倒的な権力の差」です。

例えば、企業の社長や役員は、社会的なステータスは高いですが、常に「株主」や「市場」というさらに上の存在から制約を受けているため、意外と腐敗しにくい傾向があります(職位はあくまで役割であって、階級ではないからです)。

本当に危険なのは、「新卒採用の人事担当者」のようなポジションです。 社会的な地位としては一社員に過ぎなくても、目の前にいる「どうしても内定が欲しい学生」に対しては、一時的に生殺与奪の権を握っていると錯覚しやすい環境にあります(過去に世間を騒がせた某文具メーカーの採用担当者の例などが最たるものです)。

権力の差に甘え、自分が偉くなったと勘違いしてしまうことほどダサいことはありません。これは男性投資家と女性起業家の関係などでも陥りやすい罠だそうです。私自身もチームリーダーとして、メンバーに対して「生殺与奪の権を錯覚するモンスター」になっていないか、常に客観的な視点を持たねばと強く戒められました。


💪🏻 「うるせぇいいからやれよ」というマッチョ思考も時には大事

著者の坂井さんは、わりと「マッチョ思考」な部分があり、それを隠さずにオープンにしているところが最高に面白いです。

新R25のお悩み相談コーナーに対して、坂井さんが放った「うるせぇいいからやれよ」ですべて解決するというエピソードには思わず爆笑してしまいました。一見パワハラのように聞こえますが、哲学書を読みすぎて大学浪人したという泥臭い人生経験の裏付けがあるからこそ、この言葉には嫌味がなく、むしろ深い納得感があります。

昨今、コンプライアンスが厳しくなり、年齢や性別による理不尽な優劣が是正されていく動きは本当に素晴らしいことです。しかしその一方で、「義務を果たさずに、権利だけを主張する人」が増えているようにも感じます。

権利とは、あくまでも義務を果たした者に与えられるべきもの。 自分の意思でエントリーして入社した会社なのであれば、悩みをウニウニとこねくり回して立ち止まっている暇があったら、「うるせぇいいからやれよ」と一歩を踏み出す方が、結果として本人のためになることも多いはずです(まぁ、私は職場で部下に絶対に言えませんけどね!笑)。


💬 ラジオのお便りコーナーから感じた、二人の「ユーモラスな知性」

演出としては「肩肘界隈」をいじり、否定的なスタンスを取っている二人ですが、コンテンツを深く味わうと、実はものすごく中立で、バランスの取れた成熟した価値観を持っていることが分かります。

それが一番表れていたのが、ラジオの「これって私が悪いですか?」というリスナーからの理不尽お便りコーナーでした。

「同僚がいつも居眠りしていて、自分を舐めた態度をとってくる」という定番の愚痴に対しても、二人は安易に共感しません。

「会社と同僚の間での契約なんだから、会社がクビにしない以上、あなたが口を出す問題じゃないんじゃない?」とバッサリ。

また、「今その人が50点だとしても、スタートが10点だったなら、50点もやってくれてる!と思えるはず」といった多面的な視点を提示し続けます。

ラジオのお便りコーナーといえば、パーソナリティが「大変だね」「あなたが正しいよ」と共感することが定石とされています。しかしお二人は、そんな小手先の優しさよりも「リスナーに多面的な視野という価値観を知ってもらいたい!」という、血の通った熱い情熱を燃やしていました。だからこそ、聴いていてこれほど信頼できるのだと思います。

各章の間に挟まれる坂井さんの「エッセイ」も本当に秀逸で、特にラストのエッセイは『真剣(ガチ)で生きるとはどういうことか』という、全人類の普遍のテーマに真正面から向かい合っている内容になっていて、魂が震えました。

冒頭で例に出したような、巷にあふれる自己啓発本やビジネス系コンテンツを摂取した後に感じる「エナジードリンクのような一瞬だけ元気になったような錯覚」ではなく、「自分の人生の血や骨になった」という確かな実感を得られる体験でした。本当におススメの書籍(とラジオ)です。


✒️面白すぎて旅行中にイッキ読み

実は私、ぐんぴぃさんが組んでいるお笑いコンビ「春とヒコーキ」がやっているラジオ(GERA)での宣伝を聞いて、本書の元になったPodcast特番『LAUGH & BIZ -笑える理不尽ビジネス論-』の存在を前々から知っていました。何を隠そう、私は「バキ童チャンネル」の登録者数が10万人だった頃からの古参ファンなのです(著者の坂井さんと全く同じですね笑)。

先日のGW明け、家族でディズニーシーへ旅行に行ったのですが、園内の長い待ち時間や、翌朝いつも通り5時に目覚めてしまったホテルのロビーで、この本を夢中で読み進めてしまいました(もちろん家族とのコミュニケーションが最優先ですが!笑)。

あまりにも面白すぎたので、帰宅後数日でSpotifyのラジオ(全13話)もすべて完走。今回は、この「書籍」と「ラジオ」という2つのコンテンツを行き来して見えてきた、現代のビジネスパーソンが生き抜くための本質的な知恵を、現場のリーダー視点を交えながらシェアさせていただきました。

ちなみにこちらの書籍に関して発売されたタイミングでぐんぴぃさんの『バキ童チャンネル』にて坂井さんをゲストに招き、コラボ動画を投稿しています。この動画だけでもかなり見ごたえがあるのでおすすめです!


📝 名言紹介コーナー

今回名言はこちらです。

『「ダサいこと」するなって言ってんじゃないの、「悪いこと」するなって言ってんの』は書籍の中で紹介されていた言葉です。 元ネタはドラマ『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』のキングの名セリフ「悪いことするなって言ってんじゃないの、ダサいことするなって言ってんの」です。

坂井さんが「実はこれって、現実のビジネスにおいては逆なんじゃないか」と話し、ぐんぴぃさんが猛烈に共感するシーンが印象的でした。

ビジネスの世界において、最後の最後で一番重要なのは、約束を守る、義理を通す、恩を返す、といった「誠実さや公正さ(=悪いことをしないこと)」です。 どれだけスマートで格好よく見えても、ここが抜けているブリリアントジャーク(優秀だけどイヤなヤツ)は、最終的に誰からも相手にされなくなります。

自分を大きく見せるための「肩肘界隈」系のビジネス動画ばかり観て頭でっかちになるくらいなら、映画や小説、あるいは「バキ童チャンネル」や「鬼越トマホークチャンネル」のような、人間の生々しい本質が詰まったお笑いコンテンツに触れている方が、よほど「おかげ思考(他者への感謝とモラル)」を磨けるのではないでしょうか、と著者の坂井さんが提唱していました。

あなたの抱えているその理不尽な悩みには、もうすでに先人によって名前がつけられています。 「クソが!」と思ったときは、一瞬立ち止まって、この本を開くか、Spotifyで二人の痛快なラジオを聴いてみてください。きっと、明日からの景色が少しだけ明るくなるはずです。


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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!

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