【都議会レポート】病院が止まる?東京のサイバーセキュリティをどう守るか──訓練を提言してきたからこそ見えた課題と前進
こんにちは、東京都議会議員の青木英太です。

2025年3月13日の予算特別委員会では、サイバーセキュリティ対策の強化について質問しました。
都のデジタル化が進む中、病院・水道・交通などの重要インフラがサイバー攻撃の標的になる時代。実際、全国では電子カルテの停止や病院機能の麻痺といった被害も出ています。
そのような現実を踏まえ、私は昨年の第3回定例会においても「訓練の実施」の必要性を強く訴えてきました。

● 昨年から提言してきた「訓練の実践」が、ついに実現
2024年第3回定例会では、私はこう訴えました:
「重大なインフラに関するサイバー攻撃は“起きる前提”で備えるべき。
現場レベルを含めた実戦的な訓練を都として実施すべきではないか?」
この提言を受けて、今年1月、都は初めて都立病院を対象としたサイバー危機管理訓練を実施。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC222L40S5A120C2000000/
私は今回、その結果と今後の展開について改めて都に問いました。
● 質問:訓練の成果を都庁全体のセキュリティ強化にどうつなげるのか?
「せっかく実施した訓練、そこで得られた知見を都庁全体にどう活かすのか?」
▼ デジタルサービス局長の答弁(要旨)
訓練では、初動対応の重要性と、関係部局との情報連携の必要性を確認
今後は:
都庁内の情報共有ツールの共通化
GTTO(グローバル・セキュリティ人材)との連携強化
実践的な訓練の継続・拡充
潜在的なリスクの洗い出しと関係局との連携強化
● 青木からのメッセージ:訓練は“やって終わり”ではない
私は再度こう強調しました:
「サイバー攻撃は“もし起きたら”ではなく、“いつ起きるか”の問題。
訓練は“形式的な演習”ではなく、現場での判断力を鍛える“命を守る準備”であるべきです。」
● まとめ:サイバー攻撃に強い東京へ、政策から行動へ
今や、災害と同じくらいの脅威となっているサイバー攻撃。
そして防災と同様、備えが生死を分ける可能性があるのが、サイバー災害への対策です。
私が定例会で提言し、都がそれを受けて動き出した今回の訓練。
これを一過性の取り組みに終わらせることなく、庁内横断で“日常的な備え”へと昇華させていくことが、今後の課題です。
都民の命と暮らしを守るため、都政におけるサイバーセキュリティ対策を、今後も全力で前に進めてまいります。
