捨て散らかして
父方の祖父の母…
私からすると曽祖母…
ひいおばあちゃんが若いころ
早くにご主人を亡くして
3人の子供達をそれぞれ別の奉公先に出して、再婚した
時は大正
朝ドラよりも昔
その長男が私の祖父
すっごいイケメン 笑
写真立てですましている若かりし頃のお顔は上原謙さんみたい
もちろん白黒写真 笑
曽祖母も美しい人だった
祖父の奉公先は洋裁店で、腕を磨き
青年となって若かりし頃の祖母と出会って結婚した
祖父の仕事の腕はピカイチだったけど
丁寧すぎて1着仕上げるのに時間がかかって商売としては成り立たなかった
祖母が一念発起して飲食店に職を変え
5人の子供を育てた
その中で、祖母は祖父の反対を押し切り…嫁ぎ先でまたも身寄りを無くしていた曽祖母を引き取った
若くして亡くなってしまった曽祖父のお骨も、ツテを辿って引き取り、お墓を作った
曽祖母もお店を手伝って
良く働く人だった
でも、祖父の娘である叔母が
曽祖母を許せず
「子供たちを捨て散らかして!」と…
酔うと大人になった私に嘆いていた
さすがに本人には言わなかったでしょうけど
私たちと一緒に暮らしていた晩年の曽祖母は、いつも
「南無阿弥陀仏」を唱えていた
祖父は口数の少ない人だったが
孫である私たちとも一緒に暮らすうち、時折は冗談を言うこともあった
曽祖母を見送った2年後に
祖父も亡くなった
私が思い出すのは
制服の丈を直してもらった事や
日に当たると痒くなる顔や首をタオルで隠して、畑仕事をしていた姿
私たちの教科書をお手本に
字を書いていた姿もある
思い出すと心が温かくなる
晩年のおじいちゃんは幸せそうだった
でも
朝ドラを観ると涙が止まらない
今月もお墓参りに行く
みんな揃って見守ってくれている

