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名古屋発・仙台行きフェリーの旅〜21時間30分のながーい船旅〜

    ほぼ初めて名古屋を訪れ、数日滞在することになったおじさんは思いました。
   
    「せっかく名古屋に来たんだから太平洋フェリーで北上するしかないな」

    北陸在住のおじさんのそんな思いつきから始まった一泊二日の旅を記してまいります。


フェリー埠頭にどう向かうか

    まず名古屋駅から太平洋フェリーの乗り場までどう行くか…

    太平洋フェリーの乗り場である名古屋港フェリーターミナルまでは名古屋駅の名鉄バスセンターから連絡バスが出ています。

    しかし、バスは17:00発の1本だけなので、スケジュール的におじさんはこのバスに乗れません。

    そうなりますと手段は2つ。
    タクシーに乗るか、あおなみ線という第三セクターの路線で野跡という駅まで行ってバスに乗るか。

    おじさんは迷わず後者を選びます…
    が、名古屋駅であおなみ線にたどり着くのにあたふたしました。

    おじさんが滞在していたのは名古屋駅の東側。
    そこから名古屋駅の真ん中あたりをずずずいーっと西に進んで、西側の出口手前で左に曲がり、少し歩きますと密やかにあおなみ線の改札がありました。

    これは初見殺しでしょ〜😓。

    とはいえ無事に電車に乗れ、バスにも乗れ、港に向かいます。

太平洋フェリーに乗船

S寝台

    18:00前、フェリー乗り場に到着しますと、当然のことながら今回乗船する「きそ」が待ち構えております。

太平洋フェリー きそ

    フェリー好きとして、いつかは乗らねばならぬと思っていたこの航路。

   太平洋フェリーは吉田拓郎の「落陽」でも歌われた歴史のあるフェリー航路です。

   まあ、「落陽」で歌われてるのは「苫小牧発・仙台行きフェリー」ですが、そこはご愛嬌ということで…

   さて、船が見えた瞬間、少し時間が止まります。

  「これが東の雄、太平洋フェリーか…」

   そして、おじさんは思いました。

  「思ってたより古いな…」

    おじさんのそんな思いは置いといて、乗船手続きに向かいます。

   すでに乗船は始まっていますので、フェリーターミナルで待つことなく乗船します。

今宵の寝床、S寝台と晩御飯の弁当が入った袋

    今回乗船する「きそ」にはシングルの個室がないので、1人で乗る場合、基本寝台クラスを利用することになります。

    おじさんが選んだのはS寝台。
    2段ベッドではなく、ロールカーテンで仕切られる半個室でして、他のフェリーにはないタイプの寝台です。

    ちなみに1人で2〜4人用の1等、特等、スイートといった豪華な個室を利用することも出来ますが、おじさんにはS寝台で十分です。

    1人で個室使うと、めっちゃ高いですからね😓。

    また、あえて寝台というのもありだと思うのです。

S寝台のロールカーテンを閉めた状態

   この秘密基地感、これこそが寝台の醍醐味。
   これはB寝台でも味わえますが、B寝台は互い違いの2段ベッド(フェリー好きならわかるはず)で、さらにテレビも付いてないので、さらにさらに差額も1,000円だしと、S寝台を利用することにしたわけです。

    フェリーの旅に求めるものは人それぞれですが、基本的には移動手段と捉えているならば、太平洋フェリーのS寝台はあり中のありだと思います。

船内を探索

    太平洋フェリーに乗るのは始めてですので、隅から隅まで探索します。

軽食コーナーのマーメイドクラブ
マーメイドクラブ前のパブリックスペース
持ち込みも含め、ここで飲食できます。
マーメイドクラブ利用者優先席ってのもあります。
きそのファンネル
いぶし銀です。
太平洋フェリーオリジナルワインも売ってます
最近こういうの流行ってるんですね😅

    ひと通り回りますと、ショップや軽食コーナーの営業時間が細ぎれになっていること、20:00から何やらのショーが見れること、お風呂は仙台港に着く直前まで入れることなどがわかります。
    
    なぜ、レストランタヒチの写真がないか…
    今回利用しなかったからです。
    太平洋フェリーのレストランはバイキング形式でして、名古屋めしを堪能しまくって栄養過多だったおじさんはバイキングを避けました。

   ええ、逃げたんです、バイキングから。
   後悔?
   そりゃしてますよ。
   夜は寿司、昼はカレー、もう最高らしいです。
   でもね、おじさんだって体型を気にするんです。
    名古屋めし爆食からのフェリーバイキングはあまりに危険すぎやしませんか?

    ということで、おとなしく根菜サラダと小さめのコンビニ弁当を食べ、お風呂に入り、ほっと一息です。

    ちなみに今回乗船した「きそ」には電子レンジ、給湯器、製氷機があり、自由に使えますので、持ち込みの食品だけで過ごすということも十分にできます。

ピアノとバイオリンのショー

20:00からショーが始まります。

    太平洋フェリーの「きそ」と「いしかり」では20:00からラウンジショーが開催されており、この日はピアノとバイオリンの音色を楽しむ事が出来ました。

    クラシックからポップス、ジャズと各ジャンルの音楽が楽しめ、素敵な夜のひと時を過ごすことができました。
    ちなみにお酒持ち込みOKです。

朝起きたら雨

あいにくの雨模様

    長い船旅であることを潜在的に意識していたのか否か、かなりゆったりとした朝を過ごしました。
    と言っても、8:00前には起きていましたので、甲板に出て、残念な雨模様を確認したあと、軽食コーナー「マーメイドクラブ」に朝ご飯を食べに行きます。

モーニングセット650円

    安いとは言いませんが、納得のモーニングセットかと。
    朝はがっつり食べたい!という方は朝バイキング1,200円をお選びくださいm(_ _)m。
    しかし、いつの頃からこの手のパンのクオリティが上がったんでしょうかねぇ?
    美味しいクロワッサンでした。

さて、どう過ごすか。

    朝食を食べ終えたのが8:30。

    到着予定である16:40までの8時間をどう過ごすか…
    それが問題です。

    おじさんはフェリーの旅が好きですが、夜乗って朝着く船旅しか経験がないもので、この「昼間」をどう過ごすかの知見がありません。

    周りをみれば、これからの旅程について楽しそうに話し合うおばさま達、太平洋フェリーワインをゆっくり味わいながら語らう老夫婦、キャッキャキャッキャとはしゃぐちびっことそれを微笑ましく見守るご夫妻…。

   ひとりで何もすることがないおじさんはどうすればいいのですか!
   お願いです!
   教えてください!!

   おじさんのとりあえずの答えは「落語を聴く」です。

   スマホでオフラインで落語が聴けるように設定してまして、これまでゆっくり聞けなかった演目を楽しむことにします。

   春風亭一之輔師匠の「子別れ」なんざぁ、人情噺っぽくもありつつ、しっかりと笑わせてくれるあたりが憎いところですなぁ。

   落語を聴き、風呂に入り、昼にカレーを食べ、落語を聴き、なんとか時間が過ぎていきます。

    朝から夕方までひとりで過ごすフェリー旅やばいす😓。

    天気が良ければ、全然違ったかもしれませんが。

仙台港に到着

   そんなこんなで仙台港に入港します。


さよなら、「きそ」!

    ここから仙台に向かい…ですが、そのあたりは次回に。

     では、また!

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