【実録】Clineで副業90日 月13万取れた業務ツール開発受注レポート

【実録】Clineで副業90日 月13万取れた業務ツール開発受注レポート
AIと働いて変わったこと――それは「コードが書けなくても、業務ツールを作れる人間になれた」という事実です。
Clineを使った業務ツール開発の副業で、90日で月収13万2,400円を達成しました。IT専門家でも元エンジニアでもない、地方の雑貨・文具店を経営する38歳の店長でもCline副業は成立する、これがこの記事の唯一の結論です。
最初の1ヶ月は受注ゼロではなく、2万8,000円。時給換算したら普通のバイトと変わらないレベルでした。途中「向いてないかもな」と思った夜も正直あります。ただ89日目に3案件が重なって月13万を超えた瞬間、手が少し震えました。この記事では90日間の収益推移・受注した案件の全内訳・実際に使っている提案文とプロンプトを全部公開します。
90日間の収益全公開――数字から先に見てください
結論:3ヶ月かかるが、仕組みに乗ると急加速する。最初の1ヶ月は練習代だと思って続けること。
「実録」と書いた以上、体裁を整えた数字より恥ずかしい初月から見せる方が信頼できると思っています。全部出します。
フェーズ別の月次収益一覧
| 期間 | 受注件数 | 売上合計 | 主な案件 |
| --- | --- | --- | --- |
| 1〜30日目 | 2件 | 28,000円 | Excel自動化ツール × 2 |
| 31〜60日目 | 4件 | 64,800円 | 在庫管理ツール・PDF帳票自動生成 |
| 61〜90日目 | 6件 | 132,400円 | Web管理画面・API連携ツール他 |
| 3ヶ月合計 | 12件 | 225,200円 | ─ |
月13万2,400円は3ヶ月目の合計です。1ヶ月目の2万8,000円を見て「これは時給換算で泣けてくるレベルやけど……」と思いながらも続けたのが、今から振り返るとよかった。
2ヶ月目は6万4,800円。初めて月5万円を超えた週、妻に「それ毎月保証されてるの?」と聞かれました。答えは「まだわからない」でしたが、自分の中では「続けよう」という確信に変わっていた時期でした。
受注した案件の種類と単価分布
12件の内訳を種別別に整理します。
Excel・スプレッドシートGAS自動化:4件(単価8,000〜25,000円)
在庫管理・発注支援ツール:3件(単価15,000〜38,000円)
PDF帳票・請求書自動生成:2件(単価12,000〜22,000円)
Web管理画面(簡易CRUD):2件(単価35,000〜55,000円)
外部API連携ツール:1件(単価48,000円)
一番単価が高かった「外部API連携ツール(4万8,000円)」は、同時に最も苦労した案件でもあります。Clineが吐いたコードをそのまま納品しようとして、動作確認で3回差し戻しを食らった経験です。これについては後半で詳しく書きます。

Clineで受注できる業務ツール開発の種類と相場感
結論:個人・中小企業向けの「ちょっとした業務自動化」ニーズは2026年でも枯渇していない。Clineが対応できる案件は思ったより多い。
Clineは、VS Code(コードエディタ)の拡張機能として動くAIコーディングエージェントです。Claude Opus 4.7やClaude Sonnet 4.6と接続して使います。「AIがコードを書き、人間はレビューと方向性の判断をする」という分業体制が組めるツール、という理解が一番近いです。
私がClineを知ったのは、店のスタッフ管理表をExcelで作り直したくて調べていた2024年秋のことでした。「コードは書けないけど、Clineを使えばツールが作れる」という情報が引っかかって、最初の2ヶ月は自社業務の自動化だけに使っていました。副業として外部受注を始めたのは、その実績を「ポートフォリオ」として使えると気づいてからです。
案件種別×難易度×単価の比較表
クラウドワークス・ランサーズでの相場観です。2026年6月時点、私の肌感覚ベース。
| 案件種別 | 難易度 | 相場単価 | Cline対応度 |
| --- | --- | --- | --- |
| Excel VBA / スプレッドシートGAS | ★☆☆ | 8,000〜30,000円 | ◎ |
| PDF帳票・請求書自動化 | ★★☆ | 15,000〜45,000円 | ◎ |
| 在庫・発注管理ツール | ★★☆ | 20,000〜60,000円 | ○ |
| Web管理画面(簡易CRUD) | ★★★ | 30,000〜80,000円 | ○ |
| LINE Bot・外部API連携 | ★★★ | 35,000〜100,000円 | △(仕様把握が肝) |
| モバイルアプリ | ★★★★ | 50,000〜200,000円 | △(難度高) |
◎は私が実際に複数完遂できた種別、○は1〜2件経験あり、△は受注したが苦労した or 現在は慎重に選んでいるもの。
クラウドソーシングvs直接受注の違い
3ヶ月目に月13万を達成できた一番の理由は、直接受注(知人・紹介経由)にシフトしたことです。
クラウドソーシングは競合が多く、値下げ圧力があります。私が参加した案件では、同じ要件に5,000〜50,000円という幅の提案が並ぶことがザラでした。一方、直接受注は交渉余地が大きい。「店舗向け業務ツールを作れる人がいる」という口コミ経由の案件は、同等の内容でもクラウドソーシング比で1.4〜1.8倍の単価が取れています。

☕ この続きで分かること
最初の30日 ゼロから初受注まで
└ Clineの環境構築と最初の壁
└ 初案件を取るために変えた3つのこと
└ 初受注当日:リョウの本音
31〜60日 月3万→5万の試行錯誤
└ 単価が上がったターニングポイント
└ Cline × Claude Sonnet 4.6の組み合わせで変わったこと
└ 失敗した案件3件の正直レポート
61〜90日 月13万を達成した実際の動き
└ 単価3万円超え案件を取れた提案の型
└ 小売店業務との両立――1日の作業時間と配分
受注に使った実際のプロンプト・提案文テンプレ集
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