完璧主義を手放したい自分と、手放したくない自分と。
「たかとって、完璧主義なんじゃない?」
今年出会ってハッとした言葉は、これ。
友だちにかけられた一言です。
僕は自分に自信があるタイプではありません。
いくつか誇れるところはあるけれど、根底の部分では自己肯定感が低い。
会話してて相手を楽しませられるエンターテイナーじゃないし、
チャレンジ精神や行動力がないし、
変にプライド高いところがあって人に批判されるのがすごく怖いし。
自分の認められない部分は、挙げていったらキリがない。
飲み会の話の流れで、友だちにそんな本音を打ち明けたんです。
今まで、こんなに正直に自分をさらけ出したことはありませんでした。
するとその子に言われたのが、冒頭の一言。
「それってさ、完璧主義ってことなんじゃない?
完璧主義で、あれもできてないこれもできてないって思っちゃうから自己肯定感低いんじゃない?
もっと自分を認めてあげなよ!」
自分の中で霧が晴れたような気分になりました。
ずっと抱えていたモヤモヤが、「完璧主義」という言葉できれいに言語化された。
そうか、自分は完璧主義だったんだ。
だから自分の「完璧じゃない部分」を次々に見つけてしまって、生きづらくなっていたんだ。
じゃあ、完璧主義を手放そう。
、、、そう素直には思えませんでした。
手放そうと思っても、なんか奥底で引っかかる。
なぜだろう?
その答えは、別の友だちが教えてくれました。
「この間完璧主義って言われてさ~」という話をしたら、その子が一言。
「でも完璧主義だから、きっと東大行けたんだよね」
「そうやって自分に足りないところを分析して努力で補ったから、
東大合格できたし仕事でも活躍してるんじゃない?」と。
これでした。
これを僕は深いところで知っていた。
完璧主義だからこそ、人生うまくいっている部分もたくさんある。
完璧主義を手放したらそこが崩れてしまうんじゃないか?
この怖れを、心の奥底に抱えていたわけです。
それに、この一言をきっかけに顧みてみると、
「完璧主義がかっこいい」という価値観が僕の中にあることにも気づきました。
カリスマロックボーカリストの氷室京介さん。
僕は中学生のときに彼の音楽に出会い、彼のストイックな美学に多大な影響を受けました。
制作やライブパフォーマンスで、自分の中の理想を追求し続けるストイックさ。
この人、かっこよすぎる、、、
その憧れがずっと胸の中に灯っているので、完璧主義を簡単に捨て去ることはできなかったわけです。
完璧主義を手放してもっと自分を好きになりたい自分と、
その恩恵や美しさを知っているから手放したくない自分。
この葛藤は、今なお解消していません。
100%手放すのは、おそらく不可能だと思います。
そんな自分は、少なくとも現時点では想像がつかない。
でも、もっと自分の欠点を受け入れる寛大さは欲しい。
それがきっと、他人を受け入れる器の大きさにも直結すると思うから。
そうやって来年はもっと自分にも他人にも優しくなりたい。
「今年のハッとした言葉」を思い出して、今、そんな願いがそっと胸に宿りました。
最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました😌
(なんかしんみりした雰囲気?になっちゃったかもですが、普段の僕は元気なのでご心配なく 笑)

▶マガジン
