日本海追分ソーランライン : 美しい海岸線と奇岩の旅
日本海追分ソーランラインを北上しながら(地図の赤い矢印の部分),美しい海岸線や珍しい岩を楽しみました。

1.滝瀬海岸シラフラ(乙部町)
シラフラとは,アイヌ語で「白い傾斜地」を意味します。
約500万年前,火山の噴火で噴出した軽石が海底に積もり,その後,地層が隆起してできたと考えられています。
断崖の白が,青空によく映えていました。
高さ20mの白い断崖が,約500mに渡ってそびえ立ち,まるで海外に来たようでした。




2.くぐり岩(乙部町)
この穴は,自然にできたものではなく,江戸時代,ニシンを運ぶための通路として掘られたそうです。

穴の上には,白い線が走っています。

ちょうど,人がくぐって通ることのできる高さです。

3.奇岩雲石(八雲町)
1529年,アイヌの族長タナケシが戦いをおこしました。
和人の祐兼(すけかね)と弟 祐致(すけとき)の兄弟が戦いました。
しかし,アイヌ軍の勢いが強く,兄の祐兼は討死します。
追手から逃げた弟の祐致は,海岸の岩場に隠れていました。
突然,岩から黒い煙が吹き出し,空がまっ暗になり,雷がとどろき,祐致は命拾いしました。
祐致は,一命をとりとめたことに感謝をして,岩の上に八雲神社を建てたとのことです。



4.夫婦岩(せたな町)
この世で結ばれなかった,両思いの美しい娘と若い漁師が,岩に姿を変えて,寄り添いながら海を眺めているという言い伝えがあります。

5.親子熊岩(せたな町)
昔,山奥に熊の親子が棲んでいました。
飢えに苦しむ親子熊は,海岸にやってきて,蟹を食べていました。
親のしぐさを真似て,蟹を追ったた子熊が,岩をすべり落ち,海の中へ。
おぼれる子熊を助けようと,手を伸ばした親熊も海へ落ちてしまいます。
一部始終を見ていた海の神様が,親の愛情に心をうたれ,おぼれる親子熊を救いあげて,岩に化身させたとのことです。


6.名前がわからない岩(島牧村)
兜岩トンネル近くに,煙突のようにそびえ立つ岩がありました。
何かいわれがありそうですが,わかりませんでした。


ソーランラインの風景は,いかがだったでしょうか。
このまま北上すると,岩内,積丹,小樽へと続き,まだまだ美しい景観を味わうことができます。
道南にいらした際は,ぜひ日本海追分ソーランラインの旅を!
