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描写されない最終回

調理実習のナイフ怖い!

学校の備品といえど、鋭い。光の反射が私を見ている。誰に背後を刺されるか不安で、ずっっっと後ろを警戒していた。手伝えって言うけどさ!あなたに刺されそうで怖いんだって!!!

私は首狙われたらまずい、なんて考えて縮こまっていた。君たちよくエプロン一枚でヘラヘラできるわね!守備力ゼロだよ?包丁の火力舐めるなよ!

君も多分キャッキャしてたでしょ!
もっと警戒しなさいよ!
大切な読者様だよ!!!!

食材と自分が重なる。
ニンジンが腕に見える、きゅうりが指に見える。皮を剥く行為は皮膚を削ぐのと同じだ。
痛い痛い痛い痛い!!!!どこを見ても拷問真っ最中!

同級生は知らない人集団だ。
急にナイフ振り回す人はいる。
絶対に誰かが刺す。

(刺されなかったが)

調理実習で刺される恐れ人は見たことがない。ナイフで四面楚歌なのに。図工の【彫刻刀・カッター・ハサミ】とか正気を保てないよ!?


刺されるなら特別な人がいいよな。
人生の全てになる場面。調理実習でくたばる命はごめんだね。しょうもない理由で私を刺すな!!!刺すなら全てをぶつけろ!

私が真に怖いのはしょうもない理由で殺されることだ。目の前に居ただけを理由に死ぬのは嫌。無意味に消費されるのは私の人生なんだったねんになる。アイデンティティどころか名無しだ。

人生の最終回がようわからんアホのせいで『不慮の事故』で片付けられるのはナイフが刺さった私よりグロテスクだよ。最大限の侮辱だよ。敬意も結末も矮小だよ。

『お前のこと20年前から殺したかったぜ!』
明確な敵意や理由を向けられる死。
それが完璧な結末。

人生の意味がここで生まれるし。
死んだけどな。

私は明確な悪になれたらと考える。
大義名分を持たれて刺されたいんですよ。「こいつは殺されて当然のクズだ」と、誰もが納得する大義名分。そうすれば完璧な結末に近づける!私がカスである大義名分を私が作らないとならない。なんで?

最近は悪役に悲しい過去あって、ぶっ飛ばしにくいじゃん。私の悲しい過去は描写に値しない。純粋悪に丁度いい人材だ。人生が薄っぺらいのは私が容赦なく刺されるためだった!他者が罪悪感なく自らを断罪するための完璧な舞台装置だ!

悪は逮捕されるので、殺される為に捕まってはならない。捕まらないギリギリの悪をすべし。記事を増やしてnoteサーバーの負担上げるしかない。あとは何だ、アリを潰すとか?

しょうもな。

大悪党とはほど遠い小物感。
それにアリが可哀想だろ。アリからしたら無差別殺害しているのは私だ。
1番残酷な存在にはなるな。理想の為に悪になろうとする倫理の欠如程度で終わるのか私は。

何したらいいんだ、思いつかない。私人逮捕に捕まったらそれこそ「しょうもない死」だ。難しい、悪いことできないね。結局は空想止まりだ。私は刃物怖いだけのしょうもない人だ。私ごときが悪になれると思うなんて尊大な自己ですね。

死の意味を外部に求めることの限界を認めるしかない。

でもなりたいね、悪。
私の物語書いた人に文句ぐらいつけてもいいよな。私の設定ありきたりだよ。脚本が薄っぺらいよ。主人公と悪が別にいるんだろうけどさ!モブにも人生があるんだよ!!

作者を私が刺してやろうか?私の作者のことだから、お前も刺されたいんだな?作者は経験したことしか書けないって言うしな!刺された過ぎて私を生み出したんだな!恨まれる人生を作ったんだな?!いいよ!!!やったげるよ!!出てこいよ!!!相互で悪になれるんだから最高じゃねえの!!完璧な結末だな!!!!

いねぇよ作者とか。
作者さえいません。現実はグロテスクだ。無差別殺害で終わるのがマシな気までしてくる。ニュースにもならない最終回だもの、私は何も成してないから。

君の最終回はどうなってほしい?


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