[50代、静かに変わっていくもの]「時間が速いのではなく、“覚えていない日”が増えていた」――気づけば、また一年が終わっている
時間が速くなる。
誰もが一度は感じたことのある、不思議な感覚かもしれません。
今日は、私が50代になって感じる「時間」について、少し書いてみようと思います。
夜、家の中は静かになります。
子どもたちの気配が少しずつ消えて、明かりだけが残る。
洗濯物の山や、「明日やろう」と思っている小さな用事が目の端に映る。
それでも時計を見ると、
「もうこんな時間?」
そう思う日が増えました。
何もしていないわけじゃない。
むしろ、一日中動いていたはずなのに、一日があっという間に終わっている。
昔は違いました。
一日は長く、一週間はもっと長く、一年なんてずっと先のことのように感じていました。
それなのに今は、カレンダーをめくるたびに思います。
「もう一年?」
誕生日。
季節の変わり目。
年末年始。
気づけば、また同じような夜を迎えています。
同じ24時間を生きているはずなのに、どうしてこんなにも時間の流れが違って感じるのでしょう。
⸻
この感覚には、きっと理由があります。
ここから先は、なぜ大人になると時間が速く感じられるのか。
そして、そのスピードは本当に「失われていく時間」なのか。
私はずっと、年齢のせいだと思っていました。
でも、時間が速く感じる理由は、それだけではありませんでした。
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