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[50代、静かに変わっていくもの]ーお金を使うのが怖くなった理由ー | 50代、“使っていいのか分からない”という感覚 |

夜、家の中が静かになると、ふとお金のことを考えることがあります。

今すぐ困っているわけではありません。

生活が成り立たないわけでもない。

それなのに、心のどこかが落ち着かないのです。

通帳の残高は昨日とほとんど変わっていない。

それでも、「大丈夫」とは言い切れない自分がいます。

欲しいものがないわけではありません。

行ってみたい場所もあります。

美味しいものを食べたい日だってある。

それなのに、いざお金を使おうとすると、少しだけ手が止まります。

「これは今じゃなくてもいいかな。」

「もう少し先にしておこう。」

そう考えて、結局買わずに帰ることも少なくありません。

若い頃は、必要なものは必要なものとして、もっと素直に選べていた気がします。

でも50代になってからは、お金を使うたびに、未来の自分が頭に浮かぶようになりました。

使うことよりも、減っていくことのほうが気になってしまうのです。



この感覚には、きっと理由があります。

お金がないからではありません。

未来がまだ見えていないから。

その不安が、私たちの手を止めているのかもしれません。

お金が足りないから不安なのではない

私がほんとうに怖かったのは、別のことでした。

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