希望
「希望」という言葉が好き。
小学校の頃、流行っていたサイン帳。
好きな言葉を書く欄は、迷わず「希望」と書いた。
「希望」という言葉を知った時、
言葉の意味に心打たれ、伝わる想いに熱くなった。
素敵な言葉。
以来、自分の好きな言葉を「希望」と決めた。
小学低学年の頃のピュアな私。
ある日、祖母が通う何かの団体の集まりに、
一緒に行こうと誘われ遊びに行った。
大人の会だが、祖母の知り合いの子もいるからと
対面させられた。国立の学校に通う同じ歳の女の子。
名前は「のぞみ」
「希望」と書いて「のぞみ」
えっ!?
驚いた。
好きな言葉の「希望」という字が名前なの!?
すごい!素敵!
なんて、羨ましい名前だろ。
いいな〜
純粋な私は、胸を打たれた。
以来、自分に子どもができたら、
その子の名前と同じように、真似して、
「希望」と書いて「のぞみ」にしたい!
そう憧れを持った。わりと真剣に。
ピュアな小さな私。
以来、ごっこ遊びをする時も、
描いた女の子の絵に名前をつける時も、
遊びの中で使う名前は、
好んで「のぞみ」を多用した。
「希望」という言葉に、過去の記憶が甦る。
思い入れがあって、想いを込め、
憧れて、追い求めて、
「希望」という言葉に、私の心がうごめく。
目の前が真っ暗で、辺り一面が暗闇のようで、
前がどこかもわからない、どん底に立たされた
ことがある。
そこはまるで、光の見えない長い長い
真っ暗なトンネルの中を彷徨っている世界。
「希望」という言葉を何度も頭に浮かばせた。
何度、意識に上らせてみても、
「希望」なんて見えなくて、
「希望」なんて持てなくて、
「希望」なんて探せなくて、
「希望」を失っていって、
あんなに大好きだった言葉も
大嫌いになった。
希望…… フッ笑っちゃう……
何が希望だよ……
やさぐれた。
光なんて見えやしない、
トンネルは真っ暗で、どこまでも遠く長くて、
何も見えなくて
出口が見えない……
「希望」が見えなくなると、
やる気も起こらなくなって、
「希望」を失えば、
生きる気力も失っていくようで、
怖かった……
光が見えない、見えてこないことが
この世が終わったかのように感じて……
あの時、私はどうしていたっけ……
光は見えてなど来なくて、苦しくて、
真っ暗なトンネルをずっと彷徨って、
トンネルの出口を探して、
見えない出口をなんとか見ようとして……
ずっと、ずっと、ずーっと遠くに、
点のような
微かな光があるんじゃないかって、
そう仮定して……
遠くにあるから、点のように小さいけど、
必ず出口はある、抜けられる。
トンネルなのだから、必ず出口はある!
出口があることを信じて……
出口に近づいていけば、自然に
その光はだんだんと大きく見えてくる。
大きくなって、いつか、
目の前に出口が現れる。
必ず抜けられる
大丈夫
出口は必ずトンネルの先にある。
そう信じて、それを描いて、
暗闇の中に、針の穴ほどの
小さな点の光を見ていた。
その光を目指して、
そこへ向かおうと思った。
なんとしてもトンネルを抜け出したくて……
苦しくても、出口に向かっていれば
いつか、きっと……
そう願って、
かすかな光があるのだと思って
その小さな点の光を「希望」にして……
そんなことがあった.
「希望」の力は、計り知れない。
「希望」には、熱い想いがある。
今もやはり、
この言葉が好きだ。
〜エピソード〜
そこに想いがあった。
想いを込めていた。
そんなエピソード。
メンバーシップのテーマは「希望」
心に刻まれた懐かしい過去を
思い出していた……
メンバーシップ
素敵な講座をいつもありがとうございます♡
・・お読みいただきありがとうございます・・
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