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現実に位置する

お仕事1年生。

先輩方の姿を見ると
自分があのようなスキルの高いところまで
できるのか???

できる気がしない……

できる想像がつかな過ぎて、
自信を失くすとか、嘆くとか、
そんなことすら起こらない。


人って、想像を超えると、
別物や別次元として見てゆける。

自分の中に入ってこない、入れ込まない、
自然に自分事にならないでいられる。

すごく有り難い。


自分だって優れてる!
或いは、
自分にだってできるはず!

なんて思っていたら、
きっと、上手くいかなかったら落ち込む。

自分を相手と同じに見ていたり、
できる自分やよい自分、
理想をイメージし過ぎていたら、

なんで、自分にはできないんだろう
なんで、自分はダメなんだ
自分なんて……と

自分に落胆してしまうだろう。


落ち込むのは、
自分ができることを想定して
起こることなのかもしれない。

できないことを受け入れていれば、
自分はこんなもんだと思えていれば、
きっと、そこまで落ち込むことはない。

できないことが想定内、
或いは、手を出さずに、
できることをコツコツと堅実に行う。

保守的ではあるけど、現実を見る。


時に、挑戦も必要で、
やったことないことや自信のないことに
チャレンジしていくことも大切。

失敗は付きもので、前提条件の受容は必要。

チャレンジは目標設定の適切さが大切。

やはり、できそうな範囲で
できたを増やしていく。

極端な期待は、落胆へつながる。

こう考えても、
スモールステップの大切さが見えてくる。


劣等感や自己否定が強くあれば、
できないを感じたくない気持ちが働いて、
嘘で誤魔化して、カムフラージュして、
脆さを隠すようになる。

その嘘や誤魔化しは、自分を騙せはしない。
鎧はもろく、自分を守れはしない。

できないを見る力は、
不要に自分を傷つけずにいられる。

気持ちが現実から離れていると、
見えなくなってしまうのだろう。

視野狭窄となるね……

現実に位置することの大切さ。



以前、失敗をした。

幼馴染に沢山話を聞いてもらった。
幼馴染が最後に一言、私に言った。

過大評価!

できると思っていた。
自分に自信があったからやった。
できると思っていないなくても、
自信があると思っていなくても。

それをしたのは、
少しでもやれると思ったからやった。
できないとわかっていたら人は手を出さない。
他の人にお願いする、頼む。

流石、長い付き合いだ。
どストレートに指摘された。

でも、自信があったわけでもない、
やるしかなかったという感じだった。

責任感が強いからな……
幼馴染がそう言った。

責任感がある人はやっちゃうのだそう。
ないよりあった方がいいけど、
責任感が強くない人は、
できないことはしないし、任せてしまう。

あ…そっか…
図星…

確かに、できないと思っていたのなら、
一連のことを人にお願いしていただろう。

やれるところまで
自分が動けることをやろうと思った。
何とかしようと思った。
できることがあると思った。

過信。

広く見れば、無意識に、
自分を過大評価していたのだろう。

責任感の強さが働いていた自覚もあった。

そんな振り返りをして、
自分の良さが悪い方へ向かったと気付かされた。

自分の特徴や癖のようなものだから、
欠点となることを再確認して、
より気をつけようと思った。

幼馴染のストレートな言葉が有り難い。


自分はできる!

そう思うことも
前向きでよい時もあるのだけれど、

できない を 適切に!

見ていくってことは大事。

どちらかといえば、アグレッシブゆえ、
気をつけていきたい。

現実に位置することは、意識していないと、
ふわっと見失うものかもしれない。

想いや気持ちは、いつも
ふわふわと宙を舞っているものだから……


2025年10月15日


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