51対49〜心の中の勝負〜
51対49の話
心の中のことは、
だいたい51対49くらいのところで
勝負がついていることが多いそうだ!
その差は2であるが、
意識されているところでは、
2対0の勝負のように感じられている
2対0とする
例えば、サッカーでは、
2点の点数は大きい!
そして、片方は0点だ!
2点が非常に強く主張される
ところが、
実は、意識されてないところには、
どちらにも49の思いがあって、
2対0という完勝のように感じている勝負は、
51対49という僅かな差であることが多いという!
同じ2の差でも
こうも感じ方が変わってくる
ものごとをどちらかに決める場合、
相反する気持ちの間で勝負が決まる!
片方が勝つと、
それだけが前面に出てきて主張されるのだ!
でも実は、
そこには、反対の傾向が存在している!
例えば、
人の助けなど借りるものか、という気持ちと、
藁にすがってでも助かりたい、という気持ちが
共存していたり
何でもやって見ますと、熱心ではあるが、
いざ、克服のための困難な問題に直面し始めると、
何としても治りたい、という気持ちと、
簡単に治ってたまるもんか、という気持ちが
せめぎ合う
じわじわと
50対50に近づき
それに耐えかねたり、誤魔化したりするために、
大きな声を出す人も多いのだそう!
そうでもしないと、
相反する思いが
前面に出てきてしまいそうでたまらないからなのだ
「場にそぐわない声」「不必要な大きな声」の場合
逆転の可能性は高い
ものごとをどちらかに決める勝負は、
51対49という
僅かな差の勝負であることが多いという
このあたりの感じが掴めていると、
案外、落ち着いていられる!
じっくりと構えていると、
どんなことが生じてくるか、わかないものだ!
ともかく、
勝負を焦ることはない!
意識されている部分と
意識されていない部分
心の中の
51対49の勝負
<河合隼雄『こころの処方箋』より>
***
このお話を読み、共感した!
そういう場面はよくあるように思う
私の体験の話をします。
私の娘たちは、
「学校をやめたい」と訴えたことがありました!
その時感じた私の感覚は、
まさに、ここの感じであった
だから、落ち着いていられたし、
じっくりと構えていられた✨
(この記事に記しています)
学校をやめたい
長女も次女も、真剣に訴えてきたことがある
それを聞いたとき、
私が感じた娘たちの心の声は、
本当は、学校をやめたくない……
でも、やっていく自信がないから、学校をやめたい……
と聞こえたのです……
まさに、学校に行きたい、
でも、今は学校に行きたくない
相反する気持ちの葛藤
その心の奥底にあるものは
自分に自信がない
おそらく、
自分に自信を持てれば、
学校をやめたいとは言わなかっただろう
いろいろとあり、
一時的に、極度に
自分に対する自信が下がっていた
私が、ここで焦点を当てた部分は
「学校をやめたくない」という
心の声の方だった!
娘たちが言葉で訴える
「学校をやめたい」という声とは、
反対にスポットを当てていた!
そう!
「学校をやめたい」の相反する
「学校をやめたくない」が
すぐ後ろに見えていた!
51対49
そんな僅かな差の勝負を感じていたのだ!
だから、
時間はかかるかもしれないが、
慌てることなく、
落ち着いた言葉をかける自分がいた
娘たちは本気で真剣です
悩んで決めたことを受け止める
「そうか、わかったよ」と、
そして、気持ちに寄り添いながら
今することの言葉をかけ、
娘たちの決めた内容に焦らず、
一旦預かり、保留にする
そうした理由は、
時間の流れで、
どのような変化が起こるかわからないからだ!
そのまま保留し、
また、いつものように日々を過ごしてみる
その後、
「学校をやめたい」と訴えがあって以来、
「学校をやめたい」という訴えはなかった……
娘たちは、
日々、自分のできることを
淡々と行っていった
もし、また、訴えてくることがあったら、
その時に、その時の様子で、
また新たに考えていこう!
そう、決めていた
変化を見ながら対応していく
そうしているうちに
月日が過ぎた……
再び、訴えてくることなく……
いつの間にか、
自分たちの枠の中で
形が少しずつ変化していった
「学校をやめたい」という考えは少しずつ薄れ
「学校へ行くのを続ける」に変わっていった
51対49は
50対50となり、
逆転し始める
「学校をやめたくない」
自然に自分達が向かいたい方向を
選び進んで行った
私は、日々を見守り、
必要な時に必要なことをしただけだ
自分たちが、一番よく知っている
本当にしたいこと
気持ちを投げ出さず
共存させたまま
納得できるものを見つけ出していった
勝負を焦ることはない……
あの日々を思い出した✨
長女も次女も、
とても思い悩んでいたことは知っている…
自分の中にある気持ちと向き合い、
何度も自分に問うて、
自分なりに繰り返し考えていた…
自分たちの気持ち
導き出した考え
それを私に、一生懸命に訴えてくる……
その思いはどれも真剣で、
気持ちはとても伝わってくる…
ただ、しかし!
それと同時に…
訴えをすればするほど、
その心の奥にある気持ちが、
ありありと見えてくる……
心の奥の根っこにある、
心の叫びが聞こえるのだ……
(学校でやっていく自信がない…)
自分の枠を超えてみる!
できているということだけが、
自信になるわけではない!
勇気を持つこと、挑戦すること、
それもまた、力であり、
自信となるものなのです!
娘たちが求めているもの、
それは、
自信を持ちたい!
なのです…
・・お読みいただきありがとうございます・・
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