私の価値観
医療機関などでの終末期で病状の回復が見込めない場合
本人や家族は命をつなぐための
「延命治療」をするかどうかの選択を迫られます。
本人の意思表示ができなくなる前に、
終末期の対応を話し合っておくことは大切です。
「延命治療」について、あらかじめ意志表示をする方法もあります。
・リビング・ウィル(公益財団法人日本尊厳死協会が公式書面を発行している)
・「尊厳死宣言公正証書」(公証役場で作成)
・ACP・アドバンス・ケア・プランニング(東京都医師会と東京都が提唱)
現在は、医療技術の進歩によって、延命治療は可能です。
一方で、患者の意思に添わないケースもあり、
終末期の対応については議論や取り組みが進められている。
尊重されるべきは患者さま本人の意思
最近では、無理な延命治療を行わず、苦痛(痛みや不快など)を取り除きながら自然な形で人生の最期を迎えるという選択が認められるようになってきました
延命治療とは、
老化に伴う心身の衰弱や重度の病気などで生命の維持が難しい人に対して、医療措置を施し、一時的に命をつなぐ行為です。
延命治療の主な内容
・人口呼吸
・人口栄養
・人口透析
内容ごとの中にも、さまざまな段階的なものがある。
内閣府が発表した『平成25年版 高齢社会白書』によると、65歳以上の高齢者のうち91.1%の人が「延命のみを目的とした医療は行わず、自然に任せてほしい」と回答していたことがわかったようです。
辛く、苦しい思いをしたくない。
家族に迷惑をかけたくない。
自然に任せたい。
最後をどのように迎えたいか?
このように考える人は少なくないだろう。
だけど……
そう思っていても、
そのように決めていたとしても、
実際に直面してみると……
そう簡単にはいかないもの……
さまざまな感情を抱き、悩み葛藤することがあるだろう。
本人が、延命を行わず、自然死を望んでいたとしても、
家族は、まだ命ある者に、何かを止めることなんてできない……
本人が望むものだとしても、見ている家族は苦しい思いをするかもしれない
家族が望むものも考慮したとしても、本人が苦しい思いをするかもしれない
終末期は、容態について考えるが、
終末期をどこの場所で過ごすか、
費用などの物理的な問題も絡んでくる。
実際にその状況下に置かれたら、
人の気持ちなどは、
その時々で揺れ動かされ、
葛藤し、悩むものなのだと思う……
そう簡単にいくものではないのだろう……
私の母の意志表明はわからない。
母は、精神疾患を長く患っており、妄想もあったため、
そのような話はしてきていません。
母が、どのように日常生活を送っていたか?
母の人柄や性格、どのような言葉をつぶやいていたか?
母の背景を辿り、歴史を振り返りながら、
本人の意思に見合うものを姉妹で話し合っています。
そして、家族としての気持ちも大切に!
誰もが納得いくものを探しています。
母は、意識レベルがとても低く、
もう反応がないかと思いましたが、
わずかに、まだ、反応が見られることがあり、
それを聞いて、本当に嬉しくて涙がでました……
母は、自分で呼吸はできていますが、
栄養は経鼻でとっています。(これも延命に含まれます)
意識は昏睡までの状態ではなく、わずかに反応があり、
感情や感覚の程度はわからないが、まだ温存されている。
どうであれ、管が入っているのは、しんどいことなのだろうね……
母は、
栄養を鼻から入れている。
口から栄養を摂れないが、消化機能はまだ働いている。
消化機能が弱まれば、入ったものを消化できず、嘔吐してしまったりが起こる。
脳腫瘍の広がりで圧が強くなってくれば、嘔吐が起こることは避けられない。
嘔吐すると、肺炎を引き起こす恐れがあるので、
医療的に人工栄養は中止となる。
栄養は点滴からも少し入れられるが、補いきれない。
いずれ少しずつ体は弱っていく。(点滴も延命における医療措置)
消化機能が働かないことは、生命維持の弱まり。
終わりが近いことが示される。
機能が働いているならば、命の尊厳を守りたい。
機能が弱まり維持が難しいものは、自然に任せる。
そのような考え。
延命措置は、
その人の状態によって異なり
その人その人の価値観でも異なる
正解はない……
決断をすること、受け入れる覚悟が必要になってくる。
本人、家族、医療、皆が納得のいくものを形にしていく。
どうしたって苦悩がある。
私はこの経験を通し、自分の考えが変わった!
今まで、私の意思表明は、
延命措置はしない、と考えていたが、
改める。
残された家族に一任する!
延命措置の希望の意思はあるが、
最終決定は家族が決断することに従う。
これを意思表明としていきたいと思った……
残される家族が、精神的な苦痛を伴うことを避けたい。
家族の思うものを尊重したい。
家族に後悔を与えたくない。
だから、最終決定は家族が決めたことに私は従いたい。
家族が望むなら、苦痛にも耐えてみせよう。
家族が望むなら、延命措置だって受けよう。
それが家族の願いなら……
経済的なことだって関係してくる
家族が抱える思いだってある
自分一人の思いだけでは、
家族の苦しさが、心に残ってしまうものがあるように思う。
何もできなくなった自分にできること……
それは家族のために、この身を捧げること
家族が望むことをしていくことが、
最後に唯一、家族に与えてあげられることのように思った。
残される家族が納得できるように
決断した家族が、後悔しないように
あなたたちが望むことを尊重し捧げよう✨
それが、私の喜び
そして、最後にしてあげられること✨
そのような新たな気持ちが芽生えました。
おばあちゃんになっても
最後の最後になっても
愛を与えられる人でありたい……
そんな風に伝えられたらいいなと夢と理想を思い描いた✨
きっと……
家族も、本人の好きにさせてあげたいと
本人の希望を尊重するのだろう……
そうやって、互いを尊重し、思い合い、
愛に溢れる姿が、
とても素敵で、
その人たちの心に新たな価値が生まれるのだろう✨
そうなったときに、はじめて、
そのとき感じている自分の
本当に望むことを伝えることができたらいいな
そして伝えられなかったとしても
家族が私のことを十分に想い決めたものならば、
意識がなくなったとしても
きっと私は受け入れられる
そんな親子の関係と絆を
これからも作っていきたいと思う✨
母が与えてくれた、新たな価値観✨💕
理想だけど
そんな価値観をいただいた✨
〜人生は学び〜
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